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2015/6/27 原武史×速水健朗 対談 「ポピュラーな政治思想の提言」

『速水健朗大人の学校シリーズ 知の匠と見渡す“これからの日本”』 @池袋コミュニティ・カレッジ
Description

■日程:627日(土)

■時間:19:00-20:30

■会場:池袋コミュニティ・カレッジ 8

■お問合せ:03-5949-5483

「原武史と考える“ニッポンから独立する方法”」

今回の「大人の学校」では、原武史さんをお招きします。

原武史さんの専門分野は政治思想史です。とはいえ、原さんのおもしろさは、鉄道や団地といった身近なテーマから、その中に潜む「思想」を引き出していくところです。その手法は、ショッピングモールやラーメンから、日本人らしさ(思想)を考える僕(速水)のテーマの見つけ方と少しだけ共通しているかもしれません。

これは、『レッドアローとスターハウス―もうひとつの戦後思想史』の文庫版に僕が解説を書かせていただいた際にも書きましたが、「サッポロ一番」の塩とみその間にある思想性の違いについて論じたことがあります。また、最近だと『サイゾー』誌面で、北陸新幹線の開通と松本清張について語り合ったりもしました。

今回、原先生にお話を伺いたいテーマは、ちょっと込み入ったものになります。それは、「ニッポンから独立する方法」です。島国ニッポンは、一枚岩の国家に見えて、実はそうではなかったという歴史を繰り返してきました。

記憶に新しいところでは、英国ではスコットランド独立を巡る住民投票がありましたが、先の大阪「都構想」も、実現していたら地方分権、道州制導入のきっかけになったという意味において、「東京一極集中」の逆を張る「分離独立論」的な性質をもったものでした。他にも「沖縄独立論」「坂口恭平による新政府=ゼロセンター」といった動きもありました。また、「分離独立」を描いた文学作品も数多くあります。『ひょっこりひょうたん島』『吉里吉里人』(ともに井上ひさし)『愛と幻想のファシズム』『希望の国のエクソダス』(ともに村上龍)などが思い浮かびます。

なぜ日本人は「分離独立」が好きなのか。「地域主義」「地方原理」が強いこの国で、強硬な「中央集権」が、背景にあるのではないでしょうか(原さんの研究テーマ「天皇」と「鉄道」は、近代化の中央集権を強める道具)。原さんがこれまで取り上げてきたテーマも「独立論」と縁があります。『レッドアローとスターハウス〜』は、「西武天皇制」を目論む堤康次郎の物語でした。そもそも天皇制と疑似独立国家は深く関係しています。

そんな具合に「日本における独立」を原武史さんに聞いていきたいと思います。(速水健朗)

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  • イベント詳細情報を更新しました。 Diff 2015-06-19 11:16:29
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Sat Jun 27, 2015
7:00 PM - 8:30 PM JST
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Venue
池袋コミュニティ・カレッジ
Tickets
チケット ¥2,800

On sale until Jun 27, 2015, 2:00:00 PM

Venue Address
東京都豊島区南池袋1-28-1 西武池袋本店別館8階 Japan
Organizer
池袋コミュニティ・カレッジ
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