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【大阪開催】『他者に影響を与える10の方法』〜エリクソニアン・アプローチ初級編〜

Description

人の内側に備わっている望ましい変化の種を、ゆるやかに芽吹かせることのできる
言語の持つ強い影響力を手に入れたい方へ


20世紀最高の心理療法家 ミルトン・エリクソン

他者に影響を与える関わり方 から 学ぶ 2daysワークショップ のご案内です。

ミルトン・H・エリクソンとは

ミルトン・エリクソンは、臨床催眠の使い方に関しては20世紀随一の権威でした。
また、医師としてさまざまな症例を治癒し、20世紀最高の心理療法家と言う人もいます。
『催眠』は、かつてメスメルやスヴェンガリなど、さまざまな誤用、誤解があり、
精神医学の父であるフロイトが放棄したことで、西洋では医学の分野から追い払われたかのように見えた無意識を活用する技術を、エリクソンは治療的催眠として高度に洗練させ、彼の好奇心に溢れた催眠の科学的探究の結果、医学界にその効果を認めさせるのに重要な役割を担った存在です。

80歳でなくなるその日まで300本を超える催眠に関する論文を書き、3万人を超える被験者に催眠を行ったとされています。また、数多くの弟子やフォロワーを生んだことでも知られています。
エリクソンは、単に医者として学術的に貢献しただけではありません。『傷ついた治療者』と呼ばれ、自らが様々な障害を持って生まれ、そしてポリオによる全身麻痺からの回復、人生の後半での後ポリオ症候群など厳しい身体症状と共に生きることを通して、「生きる勇気とは何か」、「あきらめ」という枠組みからの解放という多くの人々を奮い立たせる生き方を私たちに教えてくれています。彼はさまざまな催眠的技法を編み出しましたが、中でも患者の症状を利用する方法や、患者の関わり方までも活用する許容的で、直接指示をせずに緩やかに催眠に誘導し、治癒を導き出す「間接誘導」に彼自身の症状、人生との関わり方が強く現れています。彼の存在はとても大きく。彼の死後、かつての弟子や新たなフォロワー達が次々と精神医学や心理療法に新しい流れを生みだしています。

このワークショップの概要

このワークショップでは、エリクソンが他者に影響を与える上でどのような考え方を持って、

人と接していたのかを理解した上で、エリクソンが用いた強い影響力を持つ言葉の使い方を学びます

中でも人の変容を内側から喚起する上において欠かせない言語と非言語に絞って使い方を学び

それを実際の日常生活に応用できるようなステップに落とし込まれた実践的なプロセスを経験します。

また、エリクソンの考え方や技術を、知識としてだけでなく体得してもらうために、

秘蔵映像まだ日本で翻訳されていない海外の文献の中からよりすぐったものを紹介することで、

今までにない形でエリクソンのワークを体感してもらうことになります。

そして、スキルや考え方を身につける場を通して、参加者自身も内側を穏やかに癒し

自身の人間性をも緩やかに変容を促すプロセスを経験します。


このワークショップの特徴

【特徴1:エリクソンの他者との関わり方10個の方法】

技術はとても重要です。
そして、それを支える姿勢原則同様に重要です。
なぜなら”技”というのは、手で支えると書くように
技術や方法論というのは、 その人の信念体系や、
人との関わり方
基本的な姿勢や原則 を忠実に再現するためにあるからです。

それはマニュアルや公式で表せるものではありません。
特にミルトン・エリクソンは理論化を嫌い、体系化することを頑に拒んでいました

「私はその都度、その人に合わせた心理療法を開発するのです。」

この言葉は、さまざまな表現方法で、彼の元に訪れる弟子達に彼らに必要な形で届けられた一文です。
対人援助においては、誰かの役に立つと信じている自分の考え方やビジョンが関わり方や原則となり、
それらは必ず何らかの表現方法を伴って振る舞いとして顕されます。

技術は、その関わり方や原則の表現手段と言えます。
エリクソンの関わり方を実践しようと思うのであれば、
エリクソンの考え方を理解していることが重要です!
またそれを実践するには、エリクソン自身がその考え方を
どのように技術として表現していたかがもっと大切 になるのです。

残念なことに、日本で書籍化されているものは、エリクソンの考え方について
詳しく書かれたものはほとんどありません。
だから、わたしは自分で調べるしかなく、
日本で書籍化されていない海外の文献などを研究してきました。

世の中に溢れたエリクソンのストーリーは、エリクソンの考え方を理解していることで、
それを目にする人の変容や成長はより深いものになると思います。
また、エリクソンのアプローチは学習が難しいと言われていますが、
その理由のひとつは、研究している人の世界観によって、それぞれ異なるものが抽出されるため、
とても複雑に感じられるからです。
エリクソンを研究してきた中で気づいたことですが、結局のところ、
どの研究者も人と関わるときに大切にしたいと共鳴する部分が、
エリクソンのアプローチであると解釈しているのだと思います。

だから日本で有名なエリクソンの弟子であるビル・オハンロンや、スティーブン・ギリガンにも
それぞれ異なる心の中で共鳴した部分があり、それを元にして生み出したアプローチは
独自のやり方であるのもうなずけます。

私たちは、自分にとって大切だと感じること、共鳴があるときにそこに繋がりを感じます。

わたしもエリクソンの関わり方の中に、共鳴した部分があったからこそ
エリクソンを研究しようと思い立ち、それを現在も続けているのです。
それをわたし自身、人と関わるときの原則としながら、支援やトレーニングを行っています。

対人援助の業界専門誌『セラピスト』誌 2014年10月号にて大きく取り上げられた
「プロカウンセラーの聴く力、話す技」の特集において以下のように答えています。

神 崇仁が大切にしていること

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そして、自分の関わり方というフィルターを通してエリクソンを研究したときには、
自分と共鳴したことと同様に、重要だなと思える「エリクソンの関わり方の原則」がありました。
そのうち重要な10個の関わり方を、このワークショップでは紹介しています。

【特徴2:必要な対人関係に影響を与える20のスキル】

エリクソンがやっていたことというのは、相手の内的地図を包含するような曖昧さの言葉を使いました。
それと同様に相手の内的地図にフィットする言葉をそのまま使うということもしました。

そして相手が受容できる状態になったときに、
今まで持っていた内的地図に対してその地図に詳細が書かれていない全く新しい紙だけを用意して、
新たにそのクライアントの内的地図を書き直すということを共にプロセスとして行っていました。

つまり、地図と言うメタファーでいうならば、
既にその人の人生経験が書き込まれた地図があるとするならば、 相手に受け入れてもらうならば、
以下の4種類の関わり方ができると思います。

①相手と同じようにトレースした地図を用いて相手に関わる
②その地図を包含するあいまいな輪郭だけを渡す
③もう一度地図を書き直す為の白紙の紙を渡す
④自分の中にある全く別の地図を渡す

催眠誘導の入口では、 相手と違う地図を渡してしまうと、それを受け取れなくなってしまいます。
そもそも受け取ろうという気がないため、押し付けになってしまいます。

なので、そういうことをしない為に、
相手と同じ地図、あるいは相手の地図の輪郭がかかれた曖昧なものということを様々な形で提供することによって、
相手の世界観にとけ込んでいくことができるようになっていきます。
そうすることで、相手と違う地図だったり、あるいは相手に新しく地図を書き直してもらうための白紙を用意することが出来るようになります。

こうしたことは、催眠誘導というプロセスでは非常に重要になってきます。
また、通常の関係においても、目的を持って文脈を設定するような状況の場合、
例えば、販売、コーチ、営業、コンサルタント、カウンセラーなどのようにゴールがあるものは全て、
まずは相手の地図に合わせて、その後、新しい地図を提供していくというプロセスというのは、
相手の心理的な警戒心とか懐疑心というものを取り払っていくような、
あるいはそういう気持ちが起きないようにするという意味において、
非常にコミュニケーションに有効だと言えます。

こうした対人関係において他者に影響を与える為に必要な最低限の20のスキルを実践的に身につけていきます。

【特徴3:効果的学習のための「トランス」という文脈設定】

エリクソニアン・アプローチは、多くの皆さんが思っているように必ずしも「催眠」だけではありません。
普段の会話やスピーチなど、日常的なコミュニケーションの中でも使うことが出来ます。
そして、それを習得するトレーニングにおいては「トランス誘導」という文脈を設定して、
スキルを体験し習得していきます。
その理由は、次のようなものです。
日常会話では、コミュニケーションというものは双方向でなされるため、
スキル習得という観点からは、最適ではないと考えています。

対照的に「トランス誘導」という文脈は、一方が他方に対して語りかける
という普段ではないコミュニケーションの形態です。
そして、一方的なコミュニケーションですが、その質を左右するのは
聴き手側の内的な世界観なのです。
ですから、催眠を学ぶ方であっても、トランス誘導というのは、
非常に難しく、何を話して良いか戸惑うものであったりします。

トランス誘導の実践していき「エリクソニアン・アプローチ」を
使いこなせるようになることによって、いつの間にか日常でも使えるように
なっているという自然な流れが生まれます。

つまり、「トランス誘導」を実践しながらも、実際には、
それを通して日常に活かして使えるようになっていく為のトレーニングをしているのです。

「コミュニケーション」に「催眠」は必要ではありませんが、
催眠を導入していくプロセスが、コミュニケーションにおいて価値があります!!

【特徴4:社会心理や行動心理の研究と紐づけた10の考察】

今までにない側面からのアプローチである、
行動心理エリクソン間接誘導についての考察も行っています。
エリクソン間接誘導なぜここまで効果的なのかということを、
ここ最近明らかになりつつある社会心理学行動心理研究重ね合わせることによって、
その価値を計ろうというものです。
なぜ人が動かされるのか?という、社会行動影響の原理研究した
全米で大ベストセラーとなったR.チャルディーニの著書『影響力の武器』などにより、
効果の上がる対人技術は、近年私たちの目にも届くようになっています。

例えば『フット・イン・ザ・ドア・テクニック』と呼ばれる承諾テクニック
『返報性の原理』『社会的証明の原理』などは、
社会心理学者が研究や実験を重ねて一つの法則として確立する前に、
エリクソンは既にクライアントに対しての関わりの中使っていたのです。

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具体的にこのワークショップで手に入ること

「できるようになる」というプロセスが、達成と充実を深く味わえる瞬間 だと私は信じています。

方法論やスキルを地に足をつけて使いこなせるようにすることをとても価値あるものだと思っています。

このワークショップで手に入ることは、

エリクソンが使っていた、クライアントへの3つ表現方法

誘導が自然と深まる 文と文の 特徴的な3つ繋げ方 を学び、

2日間でそれが 使いこなせるようになる ことが目的です。

これを学ぶことによって、今までクライアントに使っていた 半分の言葉の量 で、

クライアントを より深いトランスに誘導 することが出来るようになります。

例えば、今まで5分程度しか誘導文を話せなかった受講者も、

2日間が終わる頃には、その3倍の 約15分間

目の前のクライアントの状態を活用するというやり方を使った

間接誘導を行うことが出来るようになります

2日間の初級編ワークショップで手に入るスキルの概要

  • 言葉は変えずに、影響力を全く違ったものにする非言語の使い方
  • 直接指示することなく、間接的に人の中で行動が生まれるような言葉使い
  • ほんの少しの違いで、聴き手のイメージをガラリと変える言い回し
  • 正式なトランスを使わず、聴き手の内的体験を引き出す方法
  • ミルトン・エリクソンが使っていた、効果的な言語の使い方
  • 聴き手の感情を掴む「聴き方」の技術
  • エリクソンの秘蔵映像で見る、本物の誘導のリズム、間、声の使い方

具体的には・・・

  • エリクソニアン・アプローチの3つの表現方法の特徴
  • 自然的アプローチとして知られる特徴的な3つの文章の作り方
  • 相手から自然とYESを引き出す6種類の自明の理
  • 相手の反応を事前に枠組む言葉使い
  • 相手が否定できない多くの選択肢をもれなく提供する言葉のちりばめ方
  • エリクソンが好んで使っていた時間進行(タイムプログレッション)
  • エリクソンが使った、内的、外的への注意の向け方
  • アーリー・ラーニング・セット
  • スード・オリエンテーション・インタイムの基本構造
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神 崇仁のトレーニングの特徴

わたしは今まで2000時間を超えるトレーニングを実施してきました。

その中でたくさんご支持をいただいて、受講生の方から評価をいただいていることの1つというのは、物事の中にあるパターンを見つけ出して、それを出来るようになるためのステップに落とし込んでいく、その構造を楽しみながら学べることにあると思っています。

そして、同様に今までとの”違い”「できたこと」にフォーカスして、それを日常生活の実践の場に落とし込んでいけるような、そして学びを探求しつづけるような好奇心を学びの中で手に入れてもらうということにわたしのコースは定評があると思っています。

詳しくは以下の参加者の声をご覧ください。

参加された方の声

エリクソニアン・アプローチの過去の参加者の声

  • コミュニケーション(対30名以上)でも、ラポールのとり方や注意の誘導に必ず役に立つと思います。(男性/研修講師)
  • 内容のおもしろさだけではなく、セミナーの進め方やプレゼン、受講生に対する関わり方など、本当に学ぶことが多かったです。(男性/研修講師)
  • 仕事だけでなく普段の会話にも影響力を持つものなので、人生に幅が出来ると思います。(女性/セラピスト)
  • 段階的にステップアップさせてくれる流れが素晴らしかったです。そのペースも丁度良かったです。(男性/鍼灸師)
  • シンプルにたったこれだけでも、一応進めることができるというのは非常に興味深い体験でした。(男性/会社員)
  • 神さんの美学が顕現した2日間でした。芸術家であり、職人である、すばらしい才能に出会えました。感謝です!(女性/セラピスト)
  • このトレーニングで興味深かったのは「いつの間にか出来ている」ということです。(男性/コーチ)

もっと参加者の声を読む

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ここまで読んで頂いてありがとうございました。

このワークショップは、あなたが上手く出来ないところを見つけてそれを矯正し、『正しい一つのやり方』の型にはめるものでもありません。

また、あなたを明日から影響力の達人にするものではありません。

実践を抜きにして、何かを自分の状況に応用したり、活用したりすることは不可能なのです。過度な魔法を期待しないでください。

ですが、安心してください。

このワークショップはあなたの中にある、

あなたがまだ気づいていない感覚の豊かさをほんの少しだけ開いて、

そしてあなたが人に何かを伝える時に使って来たしぐさ言葉使い方ほんの少し変えることで あなたらしいやり方で、今までとは異なるコミュニケーションの取り方が出来るようになる

そんなワークショップなのです。

可能性を開くことに興味を持たれた方、この内容に響くものを感じられた方、エリクソンの大切にしていたことの探求の時間をご一緒しませんか?

Event Timeline
Apr 11 - Apr 12, 2015
[ Sat ] - [ Sun ]
10:00 AM - 6:00 PM JST
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Venue
大阪
Tickets
受講費 ¥74,520
Venue Address
東淀川区菅原6-17-13 Japan
Organizer
野村 光恵
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