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生きねば ~なぜ人は岩手に神楽を見に行くのか~

神楽をつうじて信仰に触れる、生きることに触れる by docca
Description

「神楽を見てるとさ、ああ、生きねばって、そう思うんだよね」 (当イベント登壇者 木村克子談)


 神楽は古来より信仰であり、祈りであり、慰め、それを通じて彼岸へと繋がっていくための手段でした。日本人が古来から親しんできた自然/山岳信仰、目に見えない何者かへの崇拝、今も神楽は岩手をはじめとする地域において、精神的に非常に大きな支柱になっています。


 見ていると自然と涙が流れ、自身が洗われていくような感覚。彼岸にふれ、純粋な信仰を懐かせ、人に、生きていかねばと思わせる神楽の凄みとはどこから発生しているのか。311震災の後で、岩手の被災者に対して神楽が果たした大きな役割など、伝統芸能という枠では語れない、神楽の存在の大きさは、どこから由来し、どのように連綿と繋がれてきたのか。


 今回は特に岩手県花巻市を中心に親しまれ、ユネスコ無形文化遺産にも認定される早池峰神楽(はやちねかぐら)に焦点を当て、岩手ゆかりのお食事を召し上がっていただきながら、その魅力をご紹介します。

 神楽と聞いて、古臭くて退屈な芸能だというイメージを持たれた方すべてに聞いていただきたいプログラムです。


※4/25-26にて、岩手県花巻市で行われる早池峰神楽「大償神楽 春の舞」に木村さんと携行する現地ツアーを予定しています。こちらもまた随時情報更新して参ります。


天岩戸が開いた時からすべてがはじまった



 「古事記」、「日本書紀」によれば、天照大神(アマテラスオオミカミ)が天の岩屋に閉じこもったことで世界から光が消えてしまった際、天鈿女命(アメノウズメノミコト)という女の神様が、天の岩屋の前で足を踏み鳴らして踊ったことで天岩戸が開いたと記述されています。
 この天鈿女命の踊りが、後世の様々な芸能の起こりとへと繋がっていき、神楽もその例外ではありません。


 神楽は、現在、日本全国で伝承されており、宮中で行われる御神楽と、民間で行う里神楽の2種類に大別することができますが、里神楽の中でも特に、岩手をはじめとした東北地方には山伏神楽が広く伝わっています。


山岳信仰と神楽



 岩手県内の神楽として最も数が多いのが「山伏神楽」ですが、これはその名の通り、山伏によって伝承されたものです。


 「修験道」は、役小角を祖とする仏教の一派で、様々な理念を取り入れた形態を持ちつつも、実践を重んじることを第一の特徴とし、山岳に入って修行を行うことが核となっています。日本固有の山岳信仰の面影を伝えており、この修験道の修行者を修験者、または山伏と呼びます。


 岩手県を含む東北地方においては、鳥海山や出羽三山、早池峰山など霊山を中心に修験道が広まり、神楽は布教手段の一環としての役割を担ったとされています。


早池峰神楽


 岩手県内で最も数が多いのが山伏神楽です。特に早池峰山を霊場とする山伏が伝承した早池峰系神楽は、花巻市を中心に40団体以上にものぼります。岳(たけ)、大償(おおつぐない)の両神楽は、総称して「早池峰神楽(はやちねかぐら)」と呼ばれており、ユネスコ無形文化遺産にも認定されています。



 今回はこの早池峰神楽に焦点をあて、神楽がいかに現代も変わらずに岩手県人の精神性、人間の精神性に影響を及ぼし続けているかを紹介いたします。

《登壇者》木村克子(きむら かつこ)

◯岩手もりおか復興ステーション
◯伝統芸能 ゆいの会 代表


《会場》東京キチ


東京キチは、文京区根津のどこかにある地域が集まる東京の秘密基地です。
東京キチでは夜毎地域のキーマンが全国から集い、地域と地域が出会い、地域と東京が出会っています。

民家を改造したキチ内で、ゆったりとリラックスしながら地域の本当のところを覗いてみませんか?


《プログラム内容》

19:00 プログラム開始、乾杯、岩手ゆかりのお料理を食べながら

・神楽の魅力について
・早池峰神楽について
・毎春行われる大償神楽 春の舞について


22:30 終了

《参加費》

10,000円(プログラム・食事代込み、飲み放題)
Event Timeline
Fri Feb 20, 2015
7:00 PM - 11:00 PM JST
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Venue
東京キチ
Tickets
参加費(飲食代込、飲み放題) ¥10,000
Venue Address
東京都文京区根津2-33-9 Japan
Organizer
ゾイシア株式会社
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