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常岡浩介×津田大介「パリ風刺画新聞襲撃、イスラム国、そして、私戦予備陰謀――どこへゆく人類文明とニッポン?:『イスラム国とは何か』刊行記念トークショー」 @shamilsh @tsuda

前売2600円(1ドリンク付き)/ゲンロン友の会会員証または学生証のご提示で2100円(1ドリンク付き)に!
Description
  • 当日券は3100円 (1ドリンク付き)です。ゲンロン友の会会員証または学生証のご提示で2600円(1ドリンク付き)になります。
  • 友の会会員限定席を複数予約される場合は、お連れの方が会員でなくても結構です。
  • お席はチケットの申し込み順ではなく、当日会場にご来場頂いた順にご案内致します。
  • 開場は開演1時間前の18時となります。
  • ニコニコチャンネルで生放送もご用意しております(月額会員無料、個別課金823円)。URLはhttp://live.nicovideo.jp/watch/lv208259383。こちらもあわせてご利用ください。

【イベント概要】

「太陽がまぶしくてアルジェリア人を殺し、世間の罵倒を浴びながら幸福のうちに死刑を執行される」という仏の青年を描いた小説「異邦人」を書いたカミュはノーベル文学賞を受賞。代表的な実存主義文学と呼ばれるこの作品もまた「既存モラルと権威への挑戦」であり、仏の「涜神文化」の流れの上にある。

一方、預言者を誹謗した新聞社を襲撃し、12人を殺害したクアシ兄弟は、「リアル異邦人」とでも呼ぶべき人々だった。彼らはアルジェリア移民三世で、仏で生まれ、仏社会の底辺に暮らし、犯罪を重ねて刑務所に出入りし、その中でイスラム過激派となり、仏の「涜神文化」の象徴たる風刺画新聞を軍事攻撃した。

「異邦人」の主人公とカミュがアルジェリア生まれの仏人で、とりわけカミュ自身は仏社会にも欧州社会にも最高の評価を受けて生きたのに対し、クアシ兄弟の方はアルジェリア生まれのパリジャンで、社会に報われず、仏の「涜神文化」を共有できない移民三世であった。

カミュはノーベル文学賞を受けながら仏の最高勲章レジオン・ドヌールを辞退している。同じ実存主義の代表的作家サルトルはノーベル賞もレジオン・ドヌール勲章も辞退。彼らに通底しているのは既存の権威の否定。シャルリ・エブドもまた権威を引きずり下ろす風刺の精神を掲げる。しかし、イスラム過激派は権威だろうか?

パリで起きたことは、とっても「異邦人」っぽいし、東京で起きた「私戦予備陰謀事件」は、カフカの審判っぽい。そして、テロと対テロをめぐる今の世界は全体としてとってもドストエフスキーっぽい。

パリの街頭を埋め尽くした大群衆の姿こそ、ルソーのいう「一般意志」と呼ぶべきものであろうし、一般意志は誤りうる。

一方で、アラブ言語圏には、近・現代文学と呼ぶべきものが凡そ存在しない。なぜ、存在しないのかという疑問の答えも、彼らにはイスラームがあるから、となる。

犯人グループは、果たしてアラビア半島のアルカーイダの指令を受けていたのか? ユダヤ食品店を襲ったクリバリはイスラム国と繋がっていたのか? 兄弟とクリバリは連携していたのか? あるいは、その繋がりは、「弱 い つ な が り」というべきものだったのではないか?

なにやら、ゲンロンで語るしかないキーワードばかりが現れる今回の事件を、容疑者・常岡とメディア・アクティヴィストの津田で語ります。(常岡浩介)


【登壇者プロフィール】


常岡浩介(つねおか・こうすけ)



1969年生まれ、45歳。早大卒。NBC長崎放送・報道記者を経て98年からフリー。アフガニスタン、チェチェン、イラク、シリアなど、戦争取材を続けるほか、長崎県警の内部犯罪なども追及。ロシア、アフガニスタン、パキスタンなどで現地諜報機関や政府系組織に拉致、誘拐された経験も。

「ロシア 語られない戦争チェチェンゲリラ従軍記」(アスキー新書 2008年)で平和・協同ジャーナリスト基金奨励賞。自身の誘拐事件を扱った漫画作品「常岡さん、人質になる。」(エンターブレイン 2011年)も。


津田大介(つだ・だいすけ)



1973年生まれ。東京都出身。
早稲田大学社会科学部卒。 大阪経済大学客員教授。早稲田大学大学院政治学研究科ジャーナリズムコース非常勤講師。東京工業大学リベラルアーツセンター非常勤講師。J-WAVE「JAM THE WORLD」ナビゲーター。 NHKラジオ第1「すっぴん!」パーソナリティー。テレ朝チャンネル2「ニュースの深層」キャスター。一般社団法人インターネットユーザー協会(MIAU)代表理事。メディア、ジャーナリズム、IT・ネットサービス、コンテンツビジネス、著作権問題などを専門分野に執筆活動を行う。ソーシャルメディアを利用した新しいジャーナリズムをさまざまな形で実践。ポップカルチャーのニュースサイト「ナタリー」の創業・運営にも携わる。 世界経済フォーラム(ダボス会議)「ヤング・グローバル・リーダーズ2013」選出。

主な著書に『ウェブで政治を動かす!』(朝日新書)、『動員の革命』(中公新書ラクレ)、『情報の呼吸法』(朝日出版社)、『Twitter社会論』(洋泉社新書)、『未来型サバイバル音楽論』(中公新書ラクレ)ほか。2011年9月より週刊有料メールマガジン「メディアの現場」を配信中。


【注意事項】

  • チケットキャンセルの場合の払い戻しは受け付けられません。あらかじめご了承ください。
  • 本イベントはインターネットでの動画配信(ゲンロンカフェ完全中継チャンネル)を予定しており、ご来場のお客様の映像が映り込む可能性がございますので、ご了承のほどお願い致します。
  • 当日、ゲンロン友の会会員証または学生書提示で500円キャッシュバックいたします(併用不可、学生証は国立公立学校または学校法人が発行したもの)。
  • チケット料金に含まれるのは当講座1回分の受講料です(通し券ではありません)。
  • チケット料金は税込価格です。
  • 講演・イベントの無断録画・録音はご遠慮ください。
  • 未成年の方にはアルコールを提供できません。
  • 18歳未満の方は23時以降の参加はできません。
  • 保護者が同伴しない18歳未満の方は22時以降の参加はできません。
  • 参加者が80名を越えるイベントでは、お席が立ち見になる場合があります。ご了承ください。
Event Timeline
Updates
  • イベント詳細情報を更新しました。 Diff 2015-02-19 09:45:37
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Wed Feb 25, 2015
7:00 PM - 9:00 PM JST
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Venue
Tickets
友の会会員限定最前列席 前売分 1ドリンク付、共有サイドテーブル・電源あり ※ キャッシュバックはありません ※複数予約される場合はお連れの方が会員でなくても結構です ¥2,600
前売券 1ドリンク付 ※当日、友の会会員証/学生証提示で500円キャッシュバック ¥2,600
Venue Address
東京都西五反田1-11-9 司ビル6F Japan
Organizer
ゲンロンカフェ
4,760 Followers