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おしらせ

クリスマス25日までの限定販売でしたが、好評につき販売延長いたします!

29日(月)23:59までに決済完了でお願いいたします。

決済が期限までに完了できていない場合は、自動的にキャンセルとなりますので

ご注意くださいませ。

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速報!

12/6(土)に青森県弘前市で開催された、りんごの味を競い合う大会
『りんご王者決定戦2014~味の頂点は誰だ~』にて、
成田英謙さんが優勝いたしました!おめでとうございます!

この大会は、全28名の1対1のトーナメント方式で全27試合を行います。
サンフジ(約32玉サイズ)を使用し、審査員と来客者が共に試食、
多数決により勝者を決定いたします。
審査員はゲストの他、来客者より選出します。

正にりんごを常日頃食している厳しい基準を持ったみなさんの総意から
選ばれたものですので、雹kissりんごは優勝りんごの生産者が作り上げた
最高のりんごということになります。
ぜひ、この機会にお求めの上、最高においしいりんごをご賞味くださいませ!



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●雹害リンゴについて
日本のリンゴの最大生産地の青森県、その中心の弘前市。
平成26年9月12日に弘前市、平川市、大鰐町で雹(ひょう)が降りました。
http://www.aomori-ringo.or.jp/news/2014/09/001075.php

一般社団法人 青森県りんご対策協議会HPより抜粋


*成田さんのりんご畑に降り注いだ大量の雹。地面はビッシリと氷に覆われてしまっています。



●当プロジェクトの始まりと経緯について

我々は日タイを食でつなぐための架け橋を作る活動を全国で展開しております。いままでに14県とのコラボレーションを実現し、現地取材を毎回敢行し、独自コンセプトの食の展開を行って来ました。

ヤム!ヤム!ソウルスープキッチンについて


ヤムヤム vol.15 青森県版(2014年11月29日、WACCA IKEBUKUROにて開催予定→ http://yumyam-aomori.peatix.com)開催のための現地取材で、10月初旬に弘前を訪問しました。

そこで出会ったのが若手りんご農家の成田晃(あきら)さん、成田英謙(ひであき)さんのお二人。産地の未来を担う、意欲の高い若手りんご農家です。りんごへの誇り、世界やその先をしっかり見据えた熱い話にワクワクしました。


そして、成田英謙さんのりんご畑で見せられたのが、今回の雹害に見舞われた大量の雹害りんご。小さな無数のキズが果皮にアザのように残り、葉も雹の衝撃で無残にも裂けてしまっています。

葉が守ってくれた部分もあるといえ、ざっと見渡しても全体の7〜8割は何らかの被害を受けているようでした。痛々しいです。



*りんご栽培について熱心に説明してくれている様子です。玉回しについて。



*ふじの状況。味はむしろ良くなっていますが、現在の市場では商品価値がありません。



品種はすべて「王林」と「ふじ」ですが、なんと、その数は10kgの木箱で1000箱分!総量で14~15トンあるそうです。(実際の量は20kgで1000箱ほどなので、今回我々で販促支援を行いたい分量は、全体の半分ほどになります。)


たった一軒の農家でこんな事態が起こるとは、一瞬言葉をなくしてしまいました。地域全体を考えると、この10倍ほどはあるでしょうとのこと。


また、青森県全体を考えると総出荷量の1%ほどにしか満たず、災害認定なども無く、何の保証も無いそうです。ツイて無かった。。とするにはなかなか厳しいものがあります。


*成田英謙さん。父親から経営を引き継ぎ、これから展開を本格化して行くところに予期せぬ雹害が襲った。


*成田晃さん。青森のりんごに対する誇りと勉強熱心で真摯なものづくりの姿勢が非常に頼もしい、若手のリーダー的存在。


地元のマーケットや、既存の取引先に掛け合いながら、少しづつ販売先を探していますが、豊作の状況の中、雹害に見まわれてわざわざキズを負ったりんごを選んで買ってくれる方も少なく、八方塞がりの状況になっています。

そして、雹害りんごは通常ならばジュース加工などに回っていきますが、豊作でりんごの数そのものが多く市場に出回っている状況では、これ以上受け付けられないという状況なのです。


タイ料理をフィルターにした地方の食文化の発信をサポートすることをテーマに掲げるヤムヤムとしては、我々の活動の中で協力できることをぜひサポートさせていただければと思いました。
袖触れ合うも他生の縁、です。

以前ヤムヤムvol.11 熊本版の取材で関係がスタートした熊本県八代市でも、日本の総生産量の95%を誇る地域の基幹産業である『い草を、新たな視点で食用利用の可能性を高め、タイへ向けた販路拡大やブランディングを生産者と共に手掛けており、産地の支援には力を入れています。その背景もあり、今回ご一緒させていただくことになりました。



①「雹kissりんご」プロジェクトについて
天から雹害ワケありという既存の表現こそ、市場規格をベースとしたもの。

このような自然現象から生まれる希少な美味に価値を感じ、感謝する姿勢が意識の高い本質重視の市場を拓いてゆく。ポジティブなコミュニケーションを創る。

今がそういう状況なら、逆手にとって来年のための種まきにして行こう!
そして、今後も続いていく産地の未来を一緒に応援してもらえるような企画をやってみよう!

ということで、急遽、「雹kissりんご」プロジェクトが立ち上がりました。


自らが傷を治そうとした結果、糖度が上がりさらに美味しくなる!

現代の本質を求める人たちにピッタリのりんごだと思います。

この「雹kissりんご」を活用した、都内人気店複数店舗とコラボレーションした特製スイーツやパンの開発のプロジェクトを行います。また、ヤムヤム青森の前後日に各種イベントを連続開催し、様々な形で産地を知っていただく活動を展開します。

雹害リンゴをきっかけにして前向きのパワーに変え、産地のこと、若手りんご農家がこれから形にして行きたい産地の姿など、未来を明るく語る場をつくり、青森りんごを応援したいと思います。



●「雹Kissりんご」のストーリー

  『天空からハートを射抜かれました!

  ある日、氷の粒が降って来て勢いよくキスしました。

  それは天空から送られた、激励のメッセージ。


  驚いて、照れて、磨かれた美味しさに

  きっとあなたも、キスすることでしょう。




*りんご王国(弘前市)のビジュアルを手がける弘前市出身イラストレーター、

山内マスミさん描き下ろしの「雹kissりんご」©masumi yamauchi イメージイラスト

素敵なコピーはツタエカタオフィス 河野観一郎が担当、デザインはYum! Yam! SOUL SOUP KITCHEN 西田誠治




●雹害りんごの状態と価格について

2014/10/28までに王林は収穫が終わり、冷蔵庫にはいってます。ふじは11月5日からもぐ予定なので、そろそろ収穫が終わります。まだ樹になっています。

小売価格は10キロ3,300円、3キロ1,700円(送料込、消費税込)

ふじなら32~36個、王林なら36~40個が目安になります。

3キロは10個が目安になります。


出荷時に玉のサイズを揃えず、箱に隙間が空かないように詰めて梱包しますので、

実際はいくつか多めになっています。


*強風で樹上でキズついた商品(サンフジ)もございます。別途ご相談くださいませ。


【配送料について】

全国一律800円とさせていただきます。

*沖縄、離島は別途ご相談とさせていただきます。


【大口取引について】

*食材原料としての取引は別途ご相談ください

*業務用卸価格を別途提示させていただきます




②雹害りんごコラボ商品企画について

「雹kissりんご」を活用した、都内人気店複数店舗とコラボレーションした特製スイーツやパンの開発のプロジェクトを行います。



都内の有名デパートの催事出展のオファーも断っているような、芯のあるこだわりのブランドのオーナー様に今回一社一社ご賛同をいただき、当企画限定のスイーツを商品開発していただきました。ご理解・ご賛同に深く感謝いたします。



まず、先に、11月28日(金)19:00~21:00 で開催予定、りんごカフェ in IKEBUKURO(@WACCA IKEBUKURO)にて、参加者限定のスイーツ企画+産地から生産者・成田英謙さん含む若手りんご農家が参加しますので、産地交流の企画を行います。

こちらも、近日募集サイトを公開し、参加募集をスタート致します。



そして、『雹kissりんご』プロジェクトのチャリティーサイトでの予約販売も行います。

もしくは店舗での限定販売となるかもしれません。走りながら決めているような状況ですので、流動的ですが、限定商品かつ、他では買えないものを今回限りでご用意していただいています。
どうぞ、こちらもよろしくお願いします。


●コラボ店舗(全て確定です)

パンとエスプレッソと。(http://bread-espresso.jp/) *表参道の人気店

オンカ(http://onka.jp/) *世田谷・経堂のパンとエスプレッソと。姉妹店 

ナタ・デ・クリスチアノ(http://www.cristianos.jp/nata/) *代々木公園のポルトガル菓子人気店



*商談中のお店も含め、コラボ店舗は今後も追加になる予定

*参加希望店を募集しています



②Yum! Yam! SOUL SOUP KITCHEN vol.15 青森県ver. について

11月29日、17:00~20:00@WACCA IKEBUKUROにて開催します。

青森の旬の食材を使ったタイ料理8品を味わっていただくことで、産地を知るきっかけを提供する「食の地方活性化×国際文化交流」の日本初のフードイベントです。

フォーカス食材として、りんごも取り上げます。

タイ料理とりんごのコラボレーションにご期待ください!



(参加募集サイトはこちら)



ヤム!ヤム!ソウルスープキッチンについて


*タイ国政府商務参事官事務所、タイ国政府観光庁 後援事業

*内閣府地域社会雇用創造事業 平成23年度認定事業

*READYFOR? クラウドファンディング マッチング・ギフト大賞受賞



●あとがき

長々とお付き合いいただきありがとうございました。

今回、10月1週目の取材から一気に動いてきたので、準備のための時間的な制約もあり、クラウドファンディングの利用では間に合わないと判断、今回のような手法をとってみました。

多少荒っぽい部分もありますが、どこまで行けるのか動いてみたいと思います。


そして、この環境の乱れが進む世界で、産地の未来を守り、少しでもこれから産地を担う若手の

活動支援につながればと思います。


このりんご、キズを取り除く一手間が増えますが、皮をむく時に少し手数が多くなるくらいです。

中身は通常版よりおいしいくらいなので、ぜひ日々の生活にりんごを一つ採り入れてみてください。

また、見た目がきれいな丸ごと囓れるりんごをご希望の方はご遠慮ください。

ジャムや、ジュース、お菓子作りの材料として、剥いて食べるから問題ない。という方には

甘さも乗っていてオススメです。



どうぞ、よろしく応援お願いいたします。
1000箱、なかなかパンチが効いています。

みなさんで達成いたしましょう!そして、りんごもっと食べましょう!





●当プロジェクトに関する全てのお問い合わせ先(商品、企画、取材申込)

繁忙期につき生産者への直接のお問い合わせはご遠慮ください。

特定非営利活動法人Yum! Yam! SOUL SOUP KITCHEN

代表理事/6次産業化プランナー 西田誠治 まで


〒108-0074 東京都港区高輪3-13-3 シナガワグース4F

nishida@yumyam47.com

TEL 070-5371-4777 FAX 03-6779-4026