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「こころの人事経済学:
人間心理が職場・組織パフォーマンスに与える影響を検討する」
講師:山本勲先生(慶應義塾大学教授)、黒田祥子先生(早稲田大学教授)、正木郁太郎先生(東京大学大学院博士課程)
日時:2014年10月31日(金) 19:00-21:00
場所:慶應義塾大学 三田キャンパス 東館6階G-SEC LAB
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人間の心理が個人のパフォーマンスのみならず職場や組織のパフォーマンスにも影響を与えることはこれまで経験的に知られてきましたが、昨今の経済学における研究の中では、これを支持する調査結果が多くみられるようになってきました。
そこで、慶應義塾大学 山本勲研究室では、社会心理学の専門家と連携をしながら、「こころの人事経済学」というコンセプトで、「人間の心理と職場や組織のパフォーマンスの関係性」について、データに基づいて経済学の観点から検討しています。
「こころの人事経済学」では、現時点で、例えば、以下のような点に関心を持っています。
・教育の心理レベルの効果と職場・組織レベルの効果
・人事異動等の人事施策における人間心理とパフォーマンスの関係性
・従業員のモチベーションと職場・組織のパフォーマンスの関係性
・ワークライフバランスと職場・組織パフォーマンスの関係性
・メンタルヘルス対策と職場・組織パフォーマンスの関係性
研究会では実務家の皆様を対象に、「こころの人事経済学」のコンセプトについて説明し、また、いくつかの先端的な研究成果を紹介します。
・会社の中で働く人の心理に関心のある人事・総務の方
・従業員満足度調査等、各種心理調査の活用に悩んでいる方
・従業員の精神的健康に関心のある健康推進部門の方
・職場・組織のパフォーマンスに影響する人間心理に関心のある方 etc…
多くの皆様のご参加をお待ちしています。
以下、10月研究会の詳細になります。
◆日時:
2014年10月31日(金) 19:00-21:00
◆場所:
慶應義塾大学 三田キャンパス 東館6階G-SEC LAB
◆参加費:
無料
※本研究会は、文部科学省科学研究費補助金の支援のもと運営されます。
◆定員
20名程度(予定)
※申込み多数の場合は先着順とさせていただきます。
◆当日のプログラム:
1.黒田祥子教授(早稲田大学)
1.正木郁太郎様(東京大学大学院)
経済学では「こころ」をどのように扱ってきたか。
「こころ」とは何か。どのように測定するのか。
2.正木郁太郎様(東京大学大学院)
2.黒田祥子教授(早稲田大学)
「こころ」とは何か。どのように測定するのか。
経済学では「こころ」をどのように扱ってきたか。
3.山本勲教授(慶應義塾大学)
3.山本勲教授(慶應義塾大学)
「こころ」を分析することの可能性とは何か。
「こころの人事経済学」が目指すものとは何か。
4.グループディスカッション・発表
5.プロジェクト事務局
マッチデータプロジェクトの今後の展開について。
◆講師紹介
・山本勲
慶應義塾大学商学部教授。専門は労働経済学。博士(ブラウン大学)。マッチデータを活用した人事研究プロジェクトを主宰。学術知と実践知を接続する活動を続けている。
・黒田祥子
早稲田大学教育・総合科学学術院教授。専門は労働経済学。博士(慶應義塾大学)。日本銀行エコノミスト、一橋大学経済研究所助教授、東京大学社会科学研究所准教授を経て、2011年より現職。労働時間に関する研究を進める。
・正木郁太郎
東京大学大学院人文社会系研究科・博士後期課程(社会心理学)。組織を対象とした社会心理学が専門。複数の企業と連携して調査研究に取り組んでいる。特に心理的要因の測定や統計学的分析の側面から貢献。
◆企画者:
慶應義塾大学 山本勲研究室 マッチデータを活用した人事研究プロジェクト
事務局:株式会社ビジネスリサーチラボ
◆ご注意:
本研究会の様子は、予告・許諾なく、写真・ビデオ撮影・ストリーミング配信する可能性があります。写真・動画は企画者が関与するウェブサイト等の広報手段、講演資料、書籍等に許諾なく用いられる場合があります。マスメディアによる取材に対しても、許諾なく提供することがあります。ご参加に際しては、上記をご了承いただける方に限ります。
◆お申込み
参加費は無料ですが、申込が必要となります。
チケットフォームよりお申込みください。