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29日金曜日は、ニッポンの履物「下駄・草履」についてを考えてみましょう。
浅草で四代続く和装履物店「浅草辻屋本店」の富田里枝社長をゲストに、
・日本人の履物の変遷
・健康面での下駄の効能
・和装履物のこれからの可能性
について、たっぷりお話を伺います。
生活道具としての下駄が江戸時代、おしゃれとしての履物になり、第二次大戦後は靴の時代に。現在当たり前のように履いている靴ですが、そのルーツは下駄にあり、歴史を紐解くと、稲作とともに始まりました。弥生時代には田下駄が農具の一つとして生まれます。
健康の側面からも、鼻緒のある履物は興味深く、ツボへの刺激や立ち方、歩き方により、内臓やインナーマッスルに効果があるといいます。和装だけでなく、ここ数年は洋装に合わせることも定着してきました。新しいファッションとしての提案も富田さんにたっぷり語っていただく今夜限りの"下駄ナイト”です。どうぞお楽しみに!
日時 : 2014/8/29(金)19:30-22:00 (開場:19:00)
※クラフトビール3本飲み放題。
※クラフトビール(COEDOビール)3本飲み放題。
富田さんを囲み、カリフリのオードブル4種&カリーライスを一緒に食べる楽しい懇親会付き
カリーライスとオードブルの夕飯つきです!
・オードブル:4種の日替わりメニューです。
・カリーライス:噂のカリーユニット「カリフリ」の本格カリーライス。
・ウェルカムドリンクに、クラフトビール(COEDOビール)がついてます。
<こんな人にオススメ>
・履物全般にご興味のあるかた
・和装のなかでも、意外と知られていない下駄・草履の魅力とその身体的効能を追求したいかた
・和装と洋装をミックスさせた新しいファッションの可能性を探りたいかた
<ここがポイント>
・日本人の履物のルーツである下駄・草履。「靴」になるまでの歴史を知る機会です。
・健康の側面からも見直されている和装履物の身体的効用を初公開!
・江戸時代から現代まで、ファッションとしての下駄・草履の魅力をお伝えします。
<ゲストプロフィール>
富田里枝さん(辻屋本店 代表取締役社長)
創業大正元年(1912年)、浅草の老舗和装履物店「辻屋本店」の次男家長女として、かなり浅草色の濃い環境で生まれ育ち、幼い頃から三社祭の神輿を担ぐ。
20代の頃に編集プロダクションで雑誌や書籍の編集に携った経験を活かし、2004年に辻屋本店のホームページ『下駄屋.jp』を立ち上げる。雑誌のようなデザインとコピー、インタビュー記事などの連載企画は当時の和装関連サイトとしては珍しく、話題を集めた。商品特集などの記事化やメルマガの執筆などを通じて、和装履物はもちろん和装や和の文化と浅草の歴史・文化に関して多くの取材〜発信を行う。またウェブサイト運営のみならず、2009年からは浅草での和装人向けイベントを次々と企画・運営をする。リアルな場でお客様の声を聴きながら、経験蓄積とファン層拡大を図る。
これらの実績が買われ、震災直後の2011年4月、創業百年を目前に社長に就任。辻屋本店四代目として、100周年記念下駄の企画・限定販売など次々と新企画を打ち出している。