庭のホテル総支配人木下彩さんと出張おかみとの共通点は、誕生日が一緒で、着物好き、和と伝統が好き、酒好き、少々毒舌、食いしん坊。
成功した三代目ホテル経営者として、ビジネスの第一線で活躍する彼女ですが、ごく普通の目線で生活する主婦であり、神田三崎町という地域と共に暮らし、地域の人を大事にする、とても共感できる女性です。今回は普段のインタビューなどではあまり語られることのない、彼女の内面性に迫ります。ビジネスマンとしてだけではない、彼女自身の魅力を、ぜひトップバッターとして紹介したいと思い、ご登壇をお願いしました。

日時 : 2014/8/4（月）19:30-22:00 （開場：19:00)
※懇親会・軽食ドリンク付き


庭のホテル　紹介
庭のホテルは「美しい和のホテル」を合い言葉に、2009年水道橋三崎町にオープンしました。今の時代を生きている人の感覚にふさわしい、上質さにこだわったこのホテルは、江戸の粋を感じさせる和の空間づくりと移動しやすい都心の立地条件とがあいまって、国内外での高い評価を得ており、ミシュラン二つ星を獲得しています。
住所：東京都千代田区三崎町1-1-16　電話：03-3293-0028　

＜こんな人にオススメ＞
・家業を継いでいるかた、これから考えているかた
・女性のライフモデルを探しているかた
・オトナになったからこそ、ニッポンの魅力を感じ始めているかた

＜ここがポイント＞
・２つ星ホテルのおもてなしとは？
・３代目ホテル経営者の考える日本の美とは？
・旅館業からコンセプトホテルへ。家業の逆境を乗り越えた経営者のお話がきける機会です！



<ゲストプロフィール＞

木下彩さん　庭のホテル 東京　総支配人

祖父が旅館（森田館）を開業、父の代にはビジネスホテルチェーンを経営する近山家の長女として生まれ育つ。
82年に上智大学外国語学部英語学科を卒業後、株式会社ホテルニューオータニに入社。
86年同社を退社。
94年株式会社東京グリーンホテル（現株式会社UHM）に入社、取締役に就任。
95年代表取締役に就任。
11年4月より、庭のホテル東京の総支配人を兼務。
13年3月、日本ホテル産業教育者グループ選考の第9回「ホテリエ・オブ･ザ･イヤー2012」を受賞。

著書『「庭のホテル東京」の奇跡　世界が認めた二つ星のおもてなし』日経BP社
和を基調とする、都会の隠れ家のようなホテルは、リーマンショック、東日本大震災を乗り越え、ミシュランガイドのホテル部門で5年連続二つ星を獲得した。ここまでの人気を育て上げた女性経営者の木下彩氏が、いかに老舗ビジネスホテルの跡取りになることをひきうけ、生き残りを賭けて自分たちが心から泊まりたいと思える理想のホテルづくりに挑戦したのか、その運命の軌跡をたどる。