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  • 当日券は3100円 (1ドリンク付き)です。ゲンロン友の会会員証または学生証のご提示で2600円になります。
  • 友の会会員限定指定席にはキャッシュバックはありません。複数席を予約される場合は、お連れの方が友の会会員でなくても結構です。

★緊急告知! 2大キャンペーン実施中!★

1.3Dキャプチャを無料で!

集客に不安を抱いた東浩紀と桐島ローランドさんの緊急合意により決定。このイベントに来られた方は、桐島さんのスタジオ「アバッタ」(http://www.avatta.net/)で3Dキャプチャを取ってもらえるサービス(通常4万円!)がなんと無料になります!

‏@hazuma
問題はこの集客だ! 5人!? おもしろい組み合わせだと思ったのだが。。

@rowlandxxx
マジっすか?それは不味いんで荒業に出ます!!チケットを先行予約してくれた人には僕の新しく出来るスタジオで3Dキャプチャ(料金4万円)を無料にします!!!

@rowlandxxx
3Dキャプチャって何?って思っている人はこの映像観てください!http://vimeo.com/105302283  データは3Dフィギュアとかにも出来ます!僕のスタジオはかなりハイクオリティなのでハンドスキャナと比べるとレベルが全然違います!

2. BULK HOMMEのスキンケアグッズをプレゼント!


男性用化粧品ブランド「BULK HOMME」
https://bulk.co.jp/)代表の野口卓也さん(@nogutaku)の御厚意により、男性用スキンケアグッズ:洗顔料と日焼け止め(4千円相当)をお配りします!

【イベント紹介】

東浩紀からのメッセージ

こんにちは。東浩紀です。

来る9月16日のゲンロンカフェでの対談の打ち合わせを兼ねて、去る10日、対談相手の桐島ローランドさんが近日オープン予定の新しいスタジオ、Avattaに遊びに行ってきました。全身の3Dスキャンを撮影してもらうためです。



スタジオは芝公園の近くにあります。外観はこんな感じ。開発に取り残された元倉庫を改装したとのこと。内部もおしゃれです。向かい側にとてもおいしいタイ料理屋さんがあります。前に止まってるバイク、もしかして桐島さんのかな……。



1階はこんなふうにスタジオになっていて、奥に進むと……。



80台のニコンのカメラが、モデルを取り囲むようにずらりと配置された特別の撮影室に出ます。映っているのが桐島さん。



隣にはモニタを4台つないだmacが控えてます。

3Dスキャンというのは、要は内側に向けたパノラマ写真。80枚の写真を上下左右から一気に撮影して、それを専用ソフトで結合して、3Dの全身像を得る。ソフトは元々は衛星写真を繋いで地形を再現するソフトだったとのことで、この2年ほどで急速に一般化したとのこと。都内にもすでに数件撮影スタジオがあるらしいです。

3Dスキャンというのは、要は内側に向けたパノラマ写真。80枚の写真を上下左右から一気に撮影して、それを専用ソフトで結合して、3Dの全身像を得る。ソフトは元々は衛星写真を繋いで地形を再現するソフトだったとのことで、なるほどです。この2年ほどで急速に一般化しました。都内にもすでに数件撮影スタジオがあるらしいです。



というわけでぼくも撮影されてきました。ばしゃっとフラッシュがたかれ、80枚の写真がこんな風に表示されます。

撮影は文字どおり一瞬で終わるのですが、ソフトが処理するのにかなりの時間がかかります。そのあいだに、桐島さんとぼくは上記のタイ料理屋さんへ。30分ほど歓談して戻ってくると……。



こんなふうにデータができています。マウスでぐりぐり回すと、上下左右どこからでも自分のすがたを見ることができます。おおおおおお……!

この日の撮影、なぜかとてもうまくいったらしく(黄色のTシャツがいいのではという話が出てました)、80枚の写真を自動処理するだけで、かなり完成度の高いデータを得ることができました。しかし実際にはこんなにうまく行くのは稀で、アシスタントさんによる手動の調整がかなり必要とのこと。3Dプリンタでフィギュアを作るためのデータを得るためには、さらに別の形式での書き出しが必要となります。

このスキャンサービス、近日内に一般の受付も開始するとのことですので、その暁にはぜひみなさん訪れてみてください。撮影は4万円とのことです。3Dプリンタでフィギュアを作るのは、また別料金。そちらは5センチぐらいのもので1万円内外みたい。ぼくも、娘のフィギュアでも作ろうかと思いました。

で、なんでこの撮影が対談に関係するかというと、桐島さん、このサービスを使って、コスプレイヤーの3Dデータを世界に発信する事業を考えているようなのですね。Oculusとの連携なども考えているようす。

それ自体とてもおもしろい話で、当日じっくり伺おうと思うのですが、それだけでなく、打ち合わせでは、日本のクールジャパン政策の弱点や来るべきオリンピックへの不安など、国内外を往復し活躍している桐島さんならではの視点がぽんぽんと飛び出してきました(そしてむろん安部政権への批判も……)。16日の対談では、クールジャパンを出発点に、日本の主流メディアではできない、新しい日本論が語れるといいなと思っています。

そして、上にも記してあるとおり、今回はなんと桐島さんのご厚意で、当日来場された方には、3Dスキャンを【無料】で受けられる権利をします。売り出し価格は4万円が予定されているとのことなので、これは太っ腹なキャンペーン! 自分の3Dデータなどなかなか手に入れることができませんので、少しでもトークに興味のあるかたはぜひこの機会にご来場ください。

そして、上にも記してあるとおり、今回はなんと桐島さんのご厚意で、当日来場された方には、3Dスキャンを【無料】で受けられる権利を進呈します。売り出し価格は4万円が予定されているとのことなので、これは太っ腹なキャンペーン! 自分の3Dデータなどなかなか手に入れることができませんので、少しでもトークに興味のあるかたはぜひこの機会にご来場ください。

当日は、会場でぼくの3Dデータもぐりぐり動かす予定です。ではみなさん、16日に~~



おまけ:3Dデータを自ら動かし、スキャンされた女性の胸を執拗にプレゼンしようとする桐島ローランド氏。


【登壇者プロフィール】


桐島ローランド(きりしま・ろーらんど)



写真家・映像作家・クリエイター

1968年横浜生まれ。46歳。小学校3年でNYへ移住。ニューヨーク大学・芸術学部写真科を卒業。ニューヨークで写真家として活動を始め、1993年、活動の拠点を東京に移す。父親はアメリカ人、母親は作家の桐島洋子。長姉はモデル・女優の桐島かれん。次姉はエッセイストの桐島ノエル。2002年に結婚。子煩悩な二児の父親。2007年のダカール・ラリーにモーターサイクル部門で初参戦し、完走。趣味 : 茶道・バイク



東浩紀(あずま・ひろき)

1971年生まれ。東京都出身。哲学者・作家。専門は現代思想、表象文化論、情報社会論。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。株式会社ゲンロン代表、同社発行『思想地図β』編集長。著書に『存在論的、郵便的』(新潮社、第21回サントリー学芸賞)、『動物化するポストモダン』(講談社現代新書)、『クォンタム・ファミリーズ』(新潮社、第23回三島由紀夫賞)、『一般意志2.0』(講談社)など多数。近刊に『弱いつながり 検索ワードを探す旅』(幻冬舎)。


【注意事項】

  • チケットキャンセルの場合の払い戻しは受け付けられません。予めご了承ください。
  • 本イベントはインターネットでの動画配信(ゲンロン完全中継チャンネル)を予定しており、ご来場のお客様の映像が映り込む可能性がございますので、ご了承のほどお願い致します。
  • 当日、ゲンロン友の会会員証または学生証提示で500円キャッシュバックいたします(併用不可、学生証は国立公立学校または学校法人が発行したもの)。
  • チケット料金は税込価格です。
  • 開場は開演1時間前の18時となります。
  • 講演・イベントの無断録画・録音はご遠慮ください。
  • お席はチケットの申し込み順ではなく、当日会場にご来場頂いた順にご案内致します。