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  • 当日券は3100円 (1ドリンク付き)です。ゲンロン友の会会員証または学生証のご提示で2600円になります。※2014年4月からの消費税増税に伴い、入場料を改訂いたしました。ご了承ください。
  • お席はチケット購入順ではなく、当日ご来場になった方から順にご案内致します。

【イベント紹介】



第2次安倍内閣の発足から1年半が経ち、憲法改正へ向けた動きが本格化しつつあります。
国民投票法の改正が国会で審議され、集団的自衛権の行使についての解釈変更の動きも進んでいます。
他方で護憲派の動きも活発化、憲法9条をノーベル平和賞に推薦する試みも現れています。

とはいえ、日本国憲法の施行からすでに67年。
護憲対改憲というその構図そのものを不毛だと感じるひとも少なくありません。
急進的な愛国主義者がイデオロギー色の強い改憲を主張し、
他方で平和主義者が教条的に憲法改正絶対反対を訴える。
その風景はあまりに見慣れたものです。

そんななか、 2012年の夏、ゲンロンでは「新日本国憲法ゲンロン草案(※)」を発表しました。
従来の護憲対改憲の構図から離れ、
情報化とグローバル化に適合した、
まったく新しい「国のかたち」を提案。
国民概念と住民概念の二元性を軸に、
天皇を元首とし自衛隊を合憲化する一方で、
在日外国人参政権の大幅な拡大を謳う斬新な内容が話題を呼びました。

今回、ゲンロンでは、
67回目の憲法記念日を記念してシンポジウムを開催します。
日本を代表する憲法学者であり、
この20年来、「護憲的改憲論者」として護憲対改憲の論争を超えた原理的な改憲思想提示し続けている
慶應義塾大学名誉教授・小林節氏を迎え、
現行憲法や自民党の改正草案の問題点も踏まえながら、
「21世紀の日本」を構想するための新しい憲法とはいかなるものであるべきなのか、
徹底討論を行います。


憲法は政争の具ではありません。
それは国民が国のかたちを決める設計図のことです。
憲法をめぐる議論は、本来もっと自由で、
国民に開かれたものであるべきなのです。
憲法をつかって新しい日本を構想する、それがこのシンポジウムの目的です。


(※)「新日本国憲法ゲンロン草案」は、本文だけであれば下記サイトにて全文をお読みいただけます。
BLOGOS × ゲンロン presents 憲法2.0 wiki


【出演者紹介】


小林節(こばやし・せつ)


1949年生まれ。慶応義塾大学名誉教授・弁護士。元ハーバード大学研究員。憲法学。改憲派の論客として知られ、テレビの討論番組にも出演。著書に『白熱講義! 日本国憲法改正』(KKベストセラーズ)、『「憲法」改正と改悪』(時事通信社)など多数。

境真良(さかい・まさよし)


【出演者紹介】


小林節(こばやし・せつ)


1949年生まれ。慶応義塾大学名誉教授・弁護士。元ハーバード大学研究員。憲法学。改憲派の論客として知られ、テレビの討論番組にも出演。著書に『白熱講義! 日本国憲法改正』(KKベストセラーズ)、『「憲法」改正と改悪』(時事通信社)など多数。

境真良(さかい・まさよし)


1968年生まれ。国際大学GLOCOM客員研究員。経済産業省国際情報分析官。著書に『テレビ進化論』(講談社現代新書)、『Kindleショック』(ソフトバンク新書)ほか。

西田亮介(にしだ・りょうすけ)


1983年京都生まれ。立命館大学大学院先端総合学術研究科特別招聘准教授。
専門は情報社会論と公共政策。編著書に『「統治」を創造する』など。

東浩紀(あずま・ひろき)


1971年生まれ。東京都出身。哲学者・作家。専門は現代思想、表象文化論、情報社会論。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。株式会社ゲンロン代表、同社発行『思想地図β』編集長。著書に『存在論的、郵便的』(新潮社、第21回サントリー学芸賞)、『動物化するポストモダン』(講談社現代新書)、『クォンタム・ファミリーズ』(新潮社、第23回三島由紀夫賞)、『一般意志2.0』(講談社)など多数。2013年11月、編集長をつとめた『福島第一原発観光地化計画 思想地図β4-2』を刊行。


【注意事項】

  • チケットキャンセルの場合の払い戻しは受け付けられません。予めご了承ください。
  • 当日、ゲンロン友の会会員証または学生書提示で500円キャッシュバックいたします(併用不可、学生証は国立公立学校または学校法人が発行したもの)。
  • チケット料金は税込価格です。
  • 開場は開演1時間前の18時となります。
  • イベントの録画・録音はご遠慮下さい。
  • 本イベントはインターネットでの動画配信(ゲンロンカフェ完全中継チャンネル)を予定しており、ご来場のお客様の映像が映り込む可能性がございます。あらかじめご了承ください。