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トークイベント「昭和元禄とキャバレー、アングラ 前衛が夜の街と手を繋いでいた時代」

Description
1960年代末から数年間だけ営業していた伝説のクラブ「スペースカプセル」。

高度経済成長期のアダ花とも言えるその店は、赤坂にあった最初期のディスコの一つ。
曜日毎に日替わりで前衛舞台人がショーをするという店だった。
設計は黒川紀章。宇宙船を思わせるような銀色の空間は、まさに宇宙カプセルのようだった。
この場所で寺山修司、宇野亜喜良、土方巽らがレギュラーで登場し、石原慎太郎、横尾忠則、岡本太郎が熱心に通ったという。
キャバレー文化と「平凡パンチ」的な新しい文化が、毎夜衝突を繰り広げたのである。
言ってみれば「エログロナンセンス」の戦後バージョンだ。

昭和歌謡やうらぶれたスナック、遊郭などが注目を集める昨今。キャバレーなどの酒とお色気の世界が、観念的な前衛の世界とハダカを媒介にしてつながっていた時代、すなわち昭和30年代後半〜オイルショックまでも、相当面白い歴史の一コマだったと言えるだろう。

登壇者:

■伊藤文学

編集者。大学時代に大学歌人会を結成。歌集に『靴下と女』がある。1964年末の妹の心臓病との闘病生活と、同室の5 歳の少年との交流を描いた『ぼくどうして涙がでるの』が映画化され、ベストセラーに。1971 年日本初の同性愛雑誌『薔薇族』創刊。休刊復刊を繰り返しつつ、現在も後任が発行をつづけている。先妻の故伊藤ミカは前衛舞踊家でスペースカプセルのレギュラー出演者。著書に『心が破けてしまいそう』 『薔薇族編集長奮戦記』 『薔薇を散らせはしまい』『編集長「秘話」』 『薔薇族の人びと』等がある。 http://bungaku.cocolog-nifty.com/barazoku/

■フラワーメグ

女優。スペース・カプセルでのショーをきっかけにスカウトされ、『平凡パンチ』などのグラビアを飾る。1971年、NETテレビ(現・テレビ朝日)『23時ショー』にカバーガールとしてセンセーショナルに登場。女優として新藤兼人監督の『鉄輪(かなわ)』など7本の映画に出演。アルバム『ささやき、ためいき、もだえ』をリリース。日本人離れしたセクシーな容姿で注目を集めたが、ちょうど1年間の活動の後、20歳で引退。近年再評価が進み、メディアに登場する機会が増えている。 https://twitter.com/sobakazuyo

■康芳夫

「虚業家」。1960年代から1970年代にかけて、モハメド・アリ vs アントニオ猪木戦、謎の類人猿・オリバー君やアラビア大魔法団の招聘、富士スピードウェイでの日本インディ500マイルレース開催、石原慎太郎を隊長とする国際ネッシー探検隊の英国派遣などの企画を仕掛け日本中を熱狂させた。奇書『家畜人ヤプー』のプロデューサーとしても知られる。近年はTV・映画『ディアスポリス 』シリーズで裏都知事役を怪演。澁澤龍彦が責任編集した雑誌『血と薔薇』の発行人としてアートシーンとも関わった。 http://yapou.club/

Sun Oct 15, 2017
3:00 PM - 5:00 PM JST
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Venue
日ノ出町シャノアール(Chat Noir)
Tickets
一般席(要1ドリンクオーダー) SOLD OUT ¥1,500
Venue Address
横浜市中区日ノ出町1-76−1 Japan
Organizer
檀原照和(スタジオ天神橋)
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