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キールンとカマタ-ふたつのまちの今とこれから-

Description

敗戦直後、当時の在留日本人たちの多くは基隆(キールン)港から日本へ引き揚げた。その数、延べ20万人。台湾に渡ってきた彼らの大半もまた、この港で上陸の第一歩を遂げたという。台湾へと渡った多くの日本人にとって、基隆は“はじめまして”と“さようなら”を告げる終起点であり、様々な物語が生み出された場であった。近年、日本から持ち込まれた地方創生という言葉もまた、この地で第一歩を踏みだし、新たな物語を紡ぎだす。

そんな港を見下ろす山に暮らす人々が織りなす地方創生のストーリーを建築家の陳冠華、美術作家の田原唯之に紹介いただく。また、蒲田を拠点に活動を続ける@カマタのこれまでとこれからを紹介し、キールンとカマタふたつの街のこれからを思い描く。

また、基隆山海工作営で開催された湾猫食堂の姉妹食堂をカマタで開催!


Talk

1. キールンの美しくも、哀しくない話

港を見下ろす山にある、小さな町の地方創生物語

(陳冠華 通訳:池田リリィ茜藍)

・台湾・基隆(キールン)と太平社区(タイヘイ・コミュニティ)の紹介

・太平が抱えている困難

・日本からやって来た「地方創生」という概念の転用と実践

「デザインのハンテン」:アートの押し付けではなく、自律性の回復をデザインする

・インタビューとレジデンスから始めるコミュニティづくり

・山海アートキャンプの歩み 1.01.52.0 

・暮らしの美学を再考する

2. デザインや建築によって創造される“解”と、美術が提示する“問い”(田原唯之)

・デザインや建築によって創造される“解”と、美術が提示する“問い”との関係を軸に、自身も参加した基隆山海工作営2016及び2017での体験を踏まえながら、陳先生の話を受けてのトーク。

3. @カマタの取り組み(松田和久)

・蒲田の紹介

・カマタ_ブリッヂ、カマタ_クーチを核とした@カマタのコミュニティ

・@カマタの実践とこれから

4. ディカッション(陳冠華・田原唯之・市川紘司・松田和久 通訳:池田リリィ茜藍)

・キールンとカマタ-ふたつのまちの共通点から見えること


Program

タイムテーブル:

2017827()

自由参加パート

13:00~陳冠華さんとカマタ周辺の街歩き

(カマタ_クーチ、カマタ_ブリッヂ、京急梅屋敷周辺を予定)

*カマタ_クーチ集合

本編パート

16:00~トーク

18:00~猫湾食堂 by カマタ_ジスイ パティー(2100ころまでを予定)

*各プログラム出入り自由です。

会場:

カマタ_クーチのクーチ(空地)

東京都大田区蒲田一丁目2-14カマタ_クーチ

*雨天の場合はカマタ_クーチ_ニバン102

参加費:

2000

(当日2500円)

トーク・パティー食事込

(飲み物はご持参もしくは近隣店舗にてお求めください。)

Food

猫湾(マオワン)食堂 by カマタ_ジスイ

漁師町だった基隆の夜市と屋台をイメージした、シーフードBBQを開催。

ロゴデザイン:方謦昀


Profile

陳冠華(ちん・かんか)

建築家。台湾元智大学助教授。1981年逢甲大学卒業。1988年オレゴン大学大学院修了。「石梯坪高宅」(1997年)、「長賓李宅」(2006年)、「都歷郭宅」(2007年)など、台湾東部における「花東海岸小住宅シリーズ」の建築家として知られる。2014年に作品集『逐海而居──陳冠華花東海岸小住宅設計』(田園城市出版)を刊行した

田原唯之(たはら・ただゆき)

美術作家。1981年東京都生まれ。2007年武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業。

日常を形作る風景とそこに関わる諸要素の関係性を捉え直し、これらを同時に浮かび上がらせること。そこに、一つの風景に対する多様な主体的感情の喚起と、それらに依拠した可塑的な場所性の獲得を試みる。近年の活動に『基隆山海工作営 2016 / 2017』(Taiping Area – 基隆 台湾 / 2016 / 2017)、『としまミュージアム』(豊島区旧庁舎 / 2016)、『Capture Another Infrastructure』(Treasure Hill Artist Village - 台湾 / 2015)、『Folly Trial / 次代の文化を創造する新進芸術家育成事業』(浅草文化観光センター / 2014)、『六甲ミーツアート 芸術散歩 2013』など。

市川紘司(いちかわ・こうじ)

1985年東京都生まれ。中国近現代建築史家。東京藝術大学教育研究助手。東北大学大学院博士課程修了。2013年から2015年まで中国政府奨学金留学生(高級進修生)として清華大学建築学院に留学。著作=『中国当代建築──北京オリンピック、上海万博以後』(編著、2014)、『中国的建築処世術』(共著、2014)ほか。


松田和久(まつだ・かずひさ)

1985年北海道生まれ。2009年東京藝術大学大学院建築専攻修了。2013年よりDEHOW PROJECTS(香港)にて共同。香港、台湾、中国他で建築設計・展示制作を行う。2014KAZUHISA MATSUDA ARCHITECTURE 設立_カマタブリッジ。2016UKAWに改称。2015-2016年東京藝術大学教育研究助手。2015-東京電機大学非常勤講師。


池田リリィ茜藍(いけだ・りりぃ・ちぇんらん)

翻訳家/会議通訳者。大阪大学外国語学部中国語専攻卒。台北駐日経済文化代表処のイベント通訳(文芸担当)を中心にフリーランスで活動中。過去に台北市長訪日専属通訳、基隆市長の通訳などを担当。2017年度の実績:台湾総統府プレス文翻訳、アート北京翻訳、 T3通訳、F/T通訳、横浜トリエンナーレ通訳、ブリューゲル『バベルの塔』展翻訳、京都国立博物館特別展覧会『国宝』翻訳、東京都美術館『ゴッホ展 巡りゆく日本の夢』展翻訳ほか。


Sun Aug 27, 2017
4:00 PM - 9:00 PM JST
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Venue
カマタ_クーチ
Tickets
トーク・パーティー SOLD OUT ¥2,000
Venue Address
東京都大田区蒲田一丁目2-14カマタ_クーチ Japan
Organizer
@カマタ
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