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▼主催者からのメッセージ
▼主催者からのメッセージ
8月に「戦争」について考えるイベントだと耳にすると、どうせ左右の「自分探し」層の空虚なアジテーションが反復されるだけだと考える方も多いかもしれません。
8月に「戦争」について考えるイベントだと耳にすると、どうせ左右の「自分探し」層の空虚なアジテーションが反復されるだけだと考える方も多いかもしれません。
しかし、私たちはだからこそ、こうしたイデオロギーたちからはしっかり距離を置いて、もう一度現代における社会現象としての「戦争」について考えてみたいと思います。
しかし、私たちはだからこそ、こうしたイデオロギーたちからはしっかり距離を置いて、もう一度現代における社会現象としての「戦争」について考えてみたいと思います。
・テロが日常化した後の「戦争」とはどんな顔をしているのか
・それらはいかにして解決され得るのか
・テロが日常化した後の「戦争」とはどんな顔をしているのか
・日本という国がこれらの「戦争」に対してできることは何か
・それらはいかにして解決され得るのか
・そして、この国がこうした「戦争」の現場になることを回避する手段は何か
・日本という国がこれらの「戦争」に対してできることは何か
・そして、この国がこうした「戦争」の現場になることを回避する手段は何か
グローバル/情報化時代に変貌する「戦争と平和」の概念にういて、ゼロから捉え直す夜にしたいと考えています。
グローバル/情報化時代に変貌する「戦争と平和」の概念にういて、ゼロから捉え直す夜にしたいと考えています。
一昨年、安保法制をめぐる(完全に的はずれな)議論が国会とマスメディアを覆い尽くしたとき、ひとり本質的な提言を続けていたのが伊勢崎さんでした。氏の主張はシンプルにして、明快。「9条もアメリカも日本を守れない」ーー国連の「紛争解決屋」として「戦争の世紀」の現場を幾多も乗り越えてきたその経験から発せられる言葉は他にはない説得力に満ちていました。
一昨年、安保法制をめぐる(完全に的はずれな)議論が国会とマスメディアを覆い尽くしたとき、ひとり本質的な提言を続けていたのが伊勢崎さんでした。氏の主張はシンプルにして、明快。「9条もアメリカも日本を守れない」ーー国連の「紛争解決屋」として「戦争の世紀」の現場を幾多も乗り越えてきたその経験から発せられる言葉は他にはない説得力に満ちていました。
そして黒井さんは時にトリビアルな知識自慢に終止しがちな軍事ジャーナリズムにおいて、稀有な政治的ジャーナリズムの見識を持ち合わせた存在であり、いまもっとも信頼に値する軍事評論家です。特にシリア情勢において、情報そのものの不足を背景にときに陰謀論的な風評すら流通する国内において、黒井さんの活動は本当に貴重なものだといえます。
そして黒井さんは時にトリビアルな知識自慢に終止しがちな軍事ジャーナリズムにおいて、稀有な政治的ジャーナリズムの見識を持ち合わせた存在であり、いまもっとも信頼に値する軍事評論家です。特にシリア情勢において、情報そのものの不足を背景にときに陰謀論的な風評すら流通する国内において、黒井さんの活動は本当に貴重なものだといえます。
今回は(意外なことにも)初対面だというおふたりの対談が実現しました。この場所で、この組みあわせだからできる議論をじっくり拝聴できるのを楽しみにしています。
今回は(意外なことにも)初対面だというおふたりの対談が実現しました。この場所で、この組みあわせだからできる議論をじっくり拝聴できるのを楽しみにしています。
皆様においてはご多用のことと存じますが、ともに「平和」について思いを馳せる機会となれば幸いです。ご参加をお待ちしております。
皆様においてはご多用のことと存じますが、ともに「平和」について思いを馳せる機会となれば幸いです。ご参加をお待ちしております。
▼日時
2017年8月23日(水)
19:00 開場
19:30 開演
21:00 終了(予定)
▼チケット情報
一般 3500円(1ドリンクつき)
PLANETSチャンネル会員/note購読者割引 3000円(1ドリンクつき)
▼登壇者プロフィール(敬称略、あいうえお順)
伊勢崎賢治(いせざき・けんじ)
東京外国語大学大学院 教授。昭和32年東京生まれ。内戦初期のシエラレオエネを皮切りにアフリカ三カ国で10年間、開発援助に従事し、その後、東チモールで国連PKO暫定行政府の県知事を務め、再びシエラレオネへ。同じく国連PKOの幹部として武装解除を担当し内戦の終結に貢献する。その後、アフガニスタンにおける武装解除を担当する日本政府特別代表を務める。
著書に、『テロリストは日本の「何」を見ているのか』(幻冬舎)、『新国防論 9条もアメリカも日本を守れない』(毎日新聞出版)、『本当の戦争の話をしよう:世界の「対立」を仕切る』(朝日出版社)、『日本人は人を殺しに行くのか:戦場からの集団的自衛権入門』(朝日新書)、『武装解除』(講談社現代新書)など。
黒井文太郎(くろい・ぶんたろう)
1963年、福島県いわき市生まれ。『フライデー』編集者、フォトジャーナリスト(紛争地専門)、『軍事研究』特約記者、『ワールド・インテリジェンス』編集長を経て軍事ジャーナリスト。ニューヨーク、モスクワ、カイロを拠点に紛争地取材多数。
著書・編著に『イスラム国「世界同時テロ」』、『イスラム国の正体』、『ビンラディン抹殺指令』、『アルカイダの全貌』、『イスラムのテロリスト』、『インテリジェンス戦争~対テロ時代の最新動向』、『紛争勃発』など。
[司会]宇野常寛(うの・つねひろ)
1978年生まれ。評論家として活動する傍ら、文化批評誌『PLANETS』を発行。主な著書に『ゼロ年代の想像力』(早川書房)、『リトル・ピープルの時代』(幻冬舎)、『日本文化の論点』(筑摩書房)、ほか多数。
▼LIVE中継
イベントに参加できない方へ、同時放送があります。<URLは後日追記いたします>
(※一部有料)
▼LIVE中継
イベントに参加できない方へ、同時放送があります。<URLは後日追記いたします>
(※一部有料)
▼主催
Mistletoe株式会社株式会社PLANETS
▼主催
Mistletoe株式会社株式会社PLANETS
☆Mistletoeについて
Mistletoeは、テクノロジーを駆使して人間中心の持続可能な未来を創造するスタートアップやイノベーターによって構成されるコレクティブ・インパクト・コミュニティです。近未来の人類が直面する大きな問題に取り組みたいという志を持つ起業家や投資家、研究者、ビジョナリーなど、スタートアップ・コミュニティの一線で活躍する人たちが集結しています。
2013年2月設立。
http://mistletoe.co/
☆PLANETSについて
評論家・宇野常寛の主宰する企画ユニット「PLANETS/第二次惑星開発委員会」です。映画、音楽、アニメ、アイドル、TVドラマから、政治・経済やテクノロジー、アート、情報社会まで、現代日本のカルチャーを網羅的に紹介・批評するメディアです。メールマガジンの運営や、インターネット生放送の配信、定期的なイベントの開催により、ファンコミュニティの育成にも注力しています。
http://wakusei2nd.com/
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※イベント内容は変更になる場合もございます。
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※やむを得ない事情によりイベント内容を変更したり、開催を見合わせる場合もございます。その際は事前にご案内いたしますのでご了承ください。ご不明な点がございましたらお問い合わせください。
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