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新たな体験価値を提供し、さらに安心安全なものづくりを継続して開発し続けるには、製品の利用時の品質を安定して確保する必要がある。そのために、様々な国際標準規格が発行されている。第1部では、これらの認証を取得することを超えて、その本質を理解することによって、新たなものづくりへ活かすことができるように解説する。

前半では国際標準規格における、ユーザビリティの定義と、その背景を理解することによって、UI設計にどう結びつけているのかを解説する。更に、ユーザビリティを高めるための設計プロセス(9241-210)と、そのプロセス成果を記述するための書式(SQuaRE/CIF)についても説明する。

後半は、ユーザビリティを高めるための設計プロセスを土台にして、製品開発ライフサイクルにおいて、利用時の品質を管理し、向上させてゆくための考え方を解説する。


情報処理推進機構(IPA/SEC)において、開発者/有識者などからなる「利用時品質検討ワーキンググループ(WG)」が設置され、ソフトウェア品質に関する国際規格であるSQuaREシリーズの「利用時の品質」をもとに、事例分析などを通じて「つながる世界の利用時の品質」のあるべき取り組み方の方向性と配慮すべき視点を示した。

第2部では、この成果を元にHCD専門家が独自の事例収集や詳細解説を加え、より現場で活用できるガイドとチェックポイントをまとめた「利用時の品質」確保のための活用ガイド」の解説をする。

このガイドは、「利用時の品質」を確保するために考えるべきガイドラインとそのチェックポイントに関して製品・システム・サービスを提供する立場の人が活用でき、HCD/UXD専門家が技術者と連携するためのツールとして活用できることも目的にしている。


HCD/UXDの専門家はもちろんのこと、経営層から現場の技術者まで幅広い方々にIoT時代(つながる世界)における利用時の品質をいかに確保してゆくかを理解していただく貴重な機会です。是非、ご参加ください。


◆日時

2017年8月8日(火) 14時~17時(受付13時30分~)


◆プログラム

14:00~14:10 はじめに

14:10~15:00 1部前半 「ユーザビリティに関わる国際規格動向」

       日本電気株式会社 研究企画本部 福住伸一氏 

15:00~15:50 1部後半 「利用時品質のマネジメントとシステム調達、製品認証対策

       小樽商科大学 教授 平沢尚毅氏

15:50~16:00 (休憩)

16:00~16:40 2部 「利用時の品質確保のための活用ガイドとチェックポイント

       HCD-Netビジネス支援事業部 早川誠二氏

16:40~17:00 アンケート記入他


17:30~19:30 懇親会


◆場所

京都 島津製作所 本社三条工場 西館(W70)1F 15号会議室

http://www.shimadzu.co.jp/aboutus/company/access/sanjo.html


◆参加費(報告書「つながる世界の利用時の品質確保のための活用ガイド」付)

HCD-Net正会員 4000円

HCD-Net賛助会員 4000円(2名まで)

HCD-Net学生会員 1000円

一般 6000円

一般学生 2000円


◆懇親会費

一律 4000円


◆対象HCDコンピタンス

A1:調査評価設計能力

A5:ユーザー体験の構想・提案能力

A6:ユーザー要求仕様作成能力

A12:ユーザーによる評価実施能力

C1:組織導入能力


◆定員

セミナー 40名(先着順)

懇親会 30名(先着順)

懇親会 30名(先着順)※懇親会の申込締切:8月2日(水)