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環境対応車に必要不可欠の「マルチマテリアル」設計

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量産タイプの燃料電池車(FCV)としてトヨタ自動車が初代「MIRAI」を発売したのが2014年。2030年には第4世代のMIRAIが登場するはずです。環境対応車両の代名詞にもなってきたハイブリッド車の「プリウス」も今、その第4世代に当たります。初代のプリウスが予想していた以上のスピードで販売台数が急増してきたのは周知の事実です。将来の環境対応車両の図式がまた大きく変わるのかもしれません。

さらに言えば、自動車は単なる移動手段ではなくなっているかもしれません。例えば、生産手段がもっとコンパクトになってくると、生産拠点が分散して地域と密接するようになるかもしれませんし、TPP(環太平洋パートナーシップ)協定の要請が拡大するとなると、国内保有の未開発の資源や国内創造技術を自動車の形を通して輸出することなど経済の活性化にもつながるかもしれません。また、宇宙開発も進んåでくると思われますので、火星探索車など地球では考えられない環境での信頼性技術が必要になるかもしれません。自動車はまだまだ拡大する要素を持っています。ただ、今以上に、ムリ・ムダ・ムラの排除という考え方が普及してくると考えられます。

こうした中、自動車の構成材料も大きく変わりつつあります。現に、「マルチマテリアル設計」に大きな注目が集まっています。

自動車の構成材料における変化の1つは、「炭素繊維強化樹脂(CFRP)」の採用拡大です。これまでのスーパーカーだけではなく、最近では環境対応車両特有の「Must(必須)」な材料として目につくようになってきました。加えて、ここにきて国内保有の資源である木材に目を付けた「セルロースナノファイバー(CNF)」の研究も加速しています。これが主流の自動車構成材料になれば、将来の木材社会の礎になることも大いに考えられます。さらには適材適所」の考え方から、「マルチマテリアル化」が大きく進み、鉄(鋼)やアルミニウム合金の改良とともに、今以上に意味を持たせた異種材料構成の自動車が定着してくるものと考えられます。

このように、個性のある素材のマルチマテリアル化に期待がかけられますが、そもそもマルチマテリアルとはどんなものなのでしょうか。その最近の例を紹介します。また、マルチマテリアルを広義に捉えるとCFRPやCNFの複合材料もその1つと考えられます。ここでは、広義のマルチマテリアルの種類、意味と必要性、さらには課題と対策の方向性について分かりやすく解説します。

【受講効果】
将来における自動車のあり方をさまざまな観点から予測することができ、マルチマテリアル設計を支える構成材料の考え方や開発方向を知ることができます。今後の材料開発の方向として注目されているマルチマテリアルの意味を理解することができます。マルチマテリアル化する際の課題をいち早く予想し、ニーズ側およびシーズ側のキーワードを共有化することができます。

【講師紹介】

影山 裕史 氏 (かげやま ゆうじ)
金沢工業大学教授(元トヨタ自動車)

1981年、東京工業大学・大学院・有機材料工学修了後、トヨタ自動車工業(現トヨタ自動車)に入社。東富士研究所におけるCFRPを中心とした複合材料、バイオプラスチックなどの研究開発を通し、本社でそれらの量産化を担当。2014年、同会社を退社後、金沢工業大学・工学研究科・高信頼ものづくり専攻にて、学の立場で自動車材料の在り方を研究中。

【概要】
日時: 2017年08月02日(水)10:00~17:00(開場09:30予定)
会場: Learning Square新橋 6F(東京・新橋)
主催: 日経ものづくり

【プログラム詳細】
10:00 - 17:00
1. 2030年の自動車がどうなっているか予想
1-1 2030年の自動車と取り巻く環境
1-1-1 移動手段の変化
1-1-2 移動手段以外の意味
1-2 2030年の自動車仕様
1-2-1 環境対策車両はどうなっているのか
1-2-2 環境以外の自動車仕様は

2. 2030年の自動車構成材料を予想し課題を抽出
2-1 要求仕様に対しての材料開発
2-1-1 鋼の改良
2-1-2 アルミ合金の改良
2-1-3 CFRPの改良
2-1-4 セルロースナノファイバー(CNF)への挑戦
2-2 要求仕様に対しての工法開発
2-2-1 プレス成形
2-2-2 射出成形
2-2-3 注入成形
2-2-4 特殊成形

3. マルチマテリアルとは何か、その必要性は
3-1 マルチマテリアルの種類、定義
3-1-1 車両サイズ
3-1-2 部品サイズ
3-1-3 材料サイズ
3-2 マルチマテリアルの必要性
3-2-1 マルチマテリアル採用例から
1) BMW 7シリーズから
2) ベンツAクラスから
3) その他採用例
3-2-2 マルチマテリアル化の目的から

4. マルチマテリアルの課題と対策
4-1 線膨張率差
4-2 電食
4-3 コスト
※途中、昼休憩と午後の小休憩が入ります。
※講演時刻等、随時更新いたします。また、プログラムは変更になる場合があります。あらかじめご了承願います。

【参加費】
一般価格:49,800円
会員・読者価格:43,200円

日経ものづくり
+日経テクノロジーオンラインセット購読付申し込み:56,000円
日経テクノロジーオンライン有料会員サービス付申し込み:53,000円
※お得な複数名同時申込もできます。詳細は青いお申し込みボタンをクリック

■会員・読者価格
「会員・読者価格」は、日経テクノロジーオンライン有料会員(年払いのみ)、または、日経エレクトロニクス、日経ものづくり、日経Automotive定期購読者の方(日経テクノロジーオンライン有料会員とのセット購読の方を含む)が対象です。

■複数名同時申込価格
開催日の3日前(土日・祝日がある場合はその前日)に受付を終了させていただきます。
※受講料には、昼食は含まれておりません。
※満席になり次第、申込受付を締め切らせていただきますので、お早めにお申し込みください。


Wed Aug 2, 2017
10:00 AM - 5:00 PM JST
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Venue
Tickets
一般価格 SOLD OUT ¥49,800
会員・読者価格 SOLD OUT ¥43,200
Venue Address
東京都港区新橋4-21-3 新橋東急ビル Japan
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【日経BP社】ITと製造系エンジニア向けの人材育成講座
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