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乳幼児教育から生まれる持続可能なコミュニティ
デザインで見る「レッジョ・エミリア乳幼児教育施設の光と影」
人材と教育の未来〜日本の乳幼児教育・施設の課題とは?


自分たちのアプローチを創り出す文化を育てるために
自分たちの常識・領域を越えて、共に考え始めませんか?

子どもを取り巻く環境のめまぐるしい変化に伴い、学校教育、企業における働き方、地域住民を巻き込んだ子育て支援、子ども主体の街づくり等、各領域では、今の時代に適した制度を整えサービスを提供するための試行錯誤が続いています。

親や教師、保育士、地域住民や行政、地元の企業等が、子どもの自由な学びの環境を共に考えていくことで街の発展を支えているイタリアのレッジョア・エミリア市も、時代や社会の変化や人の課題等に向き合いながら自分たちの最適解を常に模索し続けています。

本プログラムでは、日本で初めてレッジョチルドレン(レッジョ・エミリア市の乳幼児教育・施設の統括機関)公式パートナーを務めた株式会社メタデザイン代表取締役三浦健次氏をお招きし
同市とその乳幼児教育施設、教育アプローチが発展した背景を「デザイン」の視点から客観的に読み解きながら日本の乳幼児教育や施設の課題を通して、人材と教育の未来を皆さんと考えていきます。


デザインで見る「レッジョ・エミリア乳幼児施設の光と影」


ビジネス、マネジメントの視点から

レッジョ・エミリアのコミュニティと乳幼児施設の役割を読み解く


これからの日本の保育園の姿とは?


今、保育園業界は転換期を迎えています。

待機児童対策のために様々な形態の保育施設が増え、多くの企業も次々に保育事業に参入しています。

時代の変化やグローバル化等の影響から多種多様な保育サービスも生まれ

市場の原理も働くようになったことで保育園を取り巻く環境は劇的に変化をしています。


今、日本の保育園は何を目指し運営を考えたら良いのでしょうか?

また、社会においてどのような役割を担っていくべきなのでしょう?


本プログラムでは、保護者や保育士のみならず、市民、行政や企業などが共に保育園を支えている

イタリアのレッジョ・エミリアでの取り組みをビジネスやマネジメントの視点から理解し、

これからの日本の保育園の姿を描いていきます。


講師には、都市・デザイン開発の領域において、イタリア政府・民間企業との豊富なビジネス経験を持ち、

日伊双方の乳幼児施設を取り巻く社会事情に精通している

日本で最初にレッジョ・チルドレン(レッジョ・エミリアの乳幼児施設を統括している機関)の

公式パートナーを務めた株式会社メタデザインのDiscipline三浦健次 氏をお招きします。


プログラムの中では、ケーススタディとして三浦 氏が手がけた日本への導入の手法や課題とともに、

そこでの人材養成、建築計画、家具開発の難しさを明らかにし、

最後にこれらの経験を経て現在取り組んでいる「保育園のイノベーション」の実例を紹介頂きます。



プログラム内容

CommunityDesign × Reggio

乳幼児施設をデザインする レッジョエミリア乳幼児施設とコミュニティ

Management&ServiceDesign × Reggio

乳幼児教育をマーケティングする ブランドデザインとレッジョチルドレン

BusinessDesign × Reggio

乳幼児期の創造性~アトリエとワークショップ~

乳幼児の遊具をデザインする「子供 空間 関係性」

Vision Design

レッジョアプローチはものまねできない?!! ORT保育園開発プロジェクト(日本における初めての本格的導入例)

「日本の乳幼児教育施設と乳幼児教育のデザイン」その難しき課題

保育園のInnovation:組織的計画的保育の実現へ



講師紹介

三浦健次 株式会社メタデザイン 代表取締役


日本で初めてレッジョチルドレンと正式な業務提携契約を結び、

2006~2010年まで日本における公式パートナーを務めた。

この間、レッジョと日本の企業や社会福祉法人などとの業務提携 を推進し、

公的保育園の新設や民間乳幼児教育施設のプログラム 開発などのプロジェクトを実現した。

各種セミナーや展覧会の企画開催に加え、

イタリア政府と協力して レッジョアプローチをデザインの側面から研究した

「子ども・空間・関係性」 の書籍出版の企画プロデュースも担った。

近年は、保育園のイノベーションデザインのプロジェクトの他、 企業の託児所開発なども手掛ける。

2008年イタリア商工会議所賞 受賞

2009年イタリア共和国大統領よりイタリア共和国功労勲章 Commendatoreを叙勲





主催:一般社団法人ディー・ダイアログ 共催:株式会社岡村製作所WORK MILL

日時:2017年7月26日(水)19:00〜21:30 *18:30開場

参加費:一般3000円/学生1500円

場所:Open Innovation Biotope ”Sea”

東京都千代田区紀尾井町4-1ニューオータニガーデンコート3階

株式会社岡村製作所 ガーデンコートショールーム内



アクセス:東京メトロ 銀座線、丸の内線「赤坂見附」より徒歩5分

         東京メトロ 有楽町線、半蔵門線、南北線「永田町」より徒歩5分




講師紹介

株式会社メタデザイン 代表取締役 三浦健次氏

三浦氏は、日本で初めてレッジョ・チルドレンと正式や業務提携契約を結び、2006年〜2010年まで日本における公式パートナーを務めた方です。

その間、レッジョ・チルドレン、そして日本の企業や社会福祉法人等と様々なプロジェクトを実施し、保育士の人材養成、子どもの創造性に関するプログラム開発等も手がけ、レッジョ関連の各種セミナーや展覧会の企画開催も数多く行ってきました。

イタリア政府と協力をして、レッジョ・アプローチをデザインの側面から研究した「子ども・空間・関係性」の書籍出版の企画プロデュースも担い、近年は、保育園のイノベーションデザイン、企業の託児所開発なども手がけています。

それらを含めた功績が認められ、
下記の賞なども受賞されています。

「イタリア商工会議所賞」(2008年) 受賞
「イタリア共和国労勲章 Commendatore」 叙勲



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