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中米のコスタリカが今、世界的に注目されています。コスタリカは軍隊を1948年に撤廃し、軍事予算をゼロにしたことで、教育や医療費を無料化。今ではGDPの8%を教育費に充てるなど、福祉国家を実現しています。自然エネルギーで電力のほぼ100%を発電しており、面積あたりの生物多様性は世界一。国民の幸福度も世界一との調査結果も出ています。


7月21日(金)福岡市のももちパレスにて、そんなコスタリカについての映画『コスタリカの奇跡 ~積極的平和国家のつくり方~』の上映と、コスタリカ研究家で「丸腰国家」(扶桑社新書)等の著者、足立力也さん、現在コスタリカ在住で元NHK報道記者、J-WAVEラジオ番組パーソナリティーの丹羽順子さん、そして今年4月まで9ヶ月コスタリカに暮らしていたユナイテッドピープル代表の関根健次が上映後にトークします。更には、元コスタリカプロサッカー選手として活躍した経験のある有坂哲さんがスペシャルゲストとして登場します!このように4名のコスタリカ在住経験者が集まる機会は、なかなかありません。ぜひ、多くの皆様のご参加をお待ちしています。




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【イベント概要】

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日時:2017年7月21日(金)18時45分から20時45分(開場18時20分)

料金:一般2,000円 学生1,500円

募集人数:80人

場所:ももちパレス 小ホール

(福岡県福岡市早良区百道二丁目3番15号 地図

※本会場は映画上映用の会場ではないことを予めご了承ください。

お申込み:Peatixより事前クレジットカード決済かコンビニ決済にて申込ください。

お問い合わせ:ユナイテッドピープルまで http://unitedpeople.jp/contact


【プログラム】

1. 映画『コスタリカの奇跡』上映(57分)

2. 対談(45分)

3. Q&A(15分)


■登壇者プロフィール


足立力也

足立力也

コスタリカ研究家。1973年福岡市早良区生まれ。

コスタリカ研究家。1973年福岡市早良区生まれ。

元北九州市立大学非常勤講師(国際関係学/平和学)。立命館大学大学院国際関係研究科博士課程前期課程修了。1999年から2001年までコスタリカに滞在。コスタリカ国立ナシオナル大学院博士課程(ラテンアメリカ思想)中退。ドキュメンタリー映画「軍隊をすてた国」アシスタント・プロデューサー。

元北九州市立大学非常勤講師(国際関係学/平和学)。立命館大学大学院国際関係研究科博士課程前期課程修了。1999年から2001年までコスタリカに滞在。コスタリカ国立ナシオナル大学院博士課程(ラテンアメリカ思想)中退。ドキュメンタリー映画「軍隊をすてた国」アシスタント・プロデューサー。

コスタリカ・ピース&エコツアーの企画、平和、教育、憲法などに関する執筆、講演、ワークショップを行い「ピース・コーディネイター」として幅広く活動中。著書に「平和をつくる教育」(共著、岩波ブックレット)、「平和ってなんだろう」(岩波ジュニア新書)、「丸腰国家」(扶桑社新書)、「緑の思想」(幻冬舎ルネッサンス)、「コスタリカを知るための60章」(共著、明石書店)など。「プラ・ビーダの会」代表。

コスタリカ・ピース&エコツアーの企画、平和、教育、憲法などに関する執筆、講演、ワークショップを行い「ピース・コーディネイター」として幅広く活動中。著書に「平和をつくる教育」(共著、岩波ブックレット)、「平和ってなんだろう」(岩波ジュニア新書)、「丸腰国家」(扶桑社新書)、「緑の思想」(幻冬舎ルネッサンス)、「コスタリカを知るための60章」(共著、明石書店)など。「プラ・ビーダの会」代表。

ホームページ:http://www.adachirikiya.com/

ホームページ:http://www.adachirikiya.com/


丹羽 順子

丹羽 順子

ヨガ、瞑想、呼吸法、コミュニケーション講師。イギリス・ミドルセックス大学院で「持続可能な発展とリーダーシップ」を専攻。NHK報道記者、J-WAVEラジオ番組パーソナリティー、フリーランス映像制作等を経験。古着の交換会「xChange(エクスチェンジ)」に携わるなど、環境に配慮したライフスタイルを提案する活動を展開する。平和で生物多様性豊かな国コスタリカの海近くに住み、自分の心、みんなの心に平和の芽を育てる活動を続けている。 https://www.imakoko.org/


関根健次

関根健次

一般社団法人 国際平和映像祭 代表理事

1976年生まれ。ベロイト大学経済学部卒(アメリカ)。大学の卒業旅行で世界半周の旅へ出る。途中偶然訪れた紛争地で世界の現実と出会い、後に平和実現が人生のミッションとなる。2002年に世界の課題解決を事業目的とする非営利会社、ユナイテッドピープル株式会社を創業。2009年から映画事業を開始。2011年から国連が定めたピースデー、9月21日を広める活動を開始。同年、一般社団法人国際平和映像祭を設立しピースデーに毎年国際平和映像祭(UFPFF)を開催している。2016年4月から世界一周の旅へ出て7月から4月までの9ヶ月間は21世紀の理想的国家として注目されるコスタリカに暮らした。著書に「ユナイテッドピープル」がある。


有坂哲

サッカー指導者。1975年生まれ、東京都出身。

拓殖大学を1年で中退し、ブラジルへサッカー留学。帰国後、Jリーグのテストに受からず、20歳でサッカー指導者の道へ。26歳の時に、もう一度選手としてチャレンジしてみたい想いから、サッカーのできるあてのない、知り合いもひとりもいない、言葉も理解できない国コスタリカへ。8か月後、2部リーグのチームとプロ契約、1シーズンプレー。28歳で帰国した後は、サッカー指導者を9年、 「 Futbol&Cafe mf 」 のショップディレクターを4年。2016年3月、福岡県糸島市に移住。サッカー指導者を中心に、サッカーと教育にリンクした活動を行っている。http://tetsufootball.hatenadiary.jp/


■映画『コスタリカの奇跡 ~積極的平和国家のつくり方~』


世界には軍隊なしで国の平和を保ってきた国々がある。そんな数少ない国の一つで、1948年に常備軍を解体した国がコスタリカだ。コスタリカは軍事予算をゼロにしたことで、無料の教育、無料の医療を実現し、環境のために国家予算を振り分けてきた。その結果、地球の健全性や人々の幸福度、そして健康を図る指標「地球幸福度指数(HPI)」2016の世界ランキングにおいて140ヶ国中で世界一に輝いているのがコスタリカである。またラテンアメリカで最も安全とされている国でもある。


『コスタリカの奇跡 ~積極的平和国家のつくり方~』は、1948年から1949年にかけて行われた軍隊廃止の流れを追いながら、コスタリカが教育、医療、環境にどのように投資して行ったのかを詳しく説明する。アメリカでは公的債務、医療、そして軍事費が日増しに増大していっていることとは対照的だ。この映画は軍隊廃止を宣言したホセ・フィゲーレス・フェレールや、ノーベル平和賞を受賞したオスカル・アリアス・サンチェスなどの元大統領や、ジャーナリストや学者などが登場する。世界がモデルにすべき中米コスタリカの壮大で意欲的な国家建設プロジェクトが今明らかになる。


監督/プロデューサー:マシュー・エディー、マイケル・ドレリング

制作:ソウル・フォース・メディア、スパイラル・ピクチャーズ(制作協力)

配給:ユナイテッドピープル 原題:A BOLD PEACE

2016年/アメリカ・コスタリカ/90分,57分