「東京ミッドタウン・デザイン部」は、東京ミッドタウン10周年を記念してスタートした、Designのフィルタを通して、東京ミッドタウンやその周辺を深く知り・楽しむ活動です。

デザイン部では、夏の企画として”旅＆デザイン”のシリーズ企画を実施。旅は、日常と異なる環境に身を置くことで、新しい視点やアイディアを得る機会になります。ツアーやトークイベントの開催を通じ、旅にデザインの視点を加えることで、訪れる場所に新しい知見や感覚を得ることを目指していきます。

シリーズ初回は、建築を学んだ後に庭師となり、その後５年間で2,000以上の森を歩いてきた”森の案内人”三浦豊さんにガイドをお願いし、ミッドタウンを中心に「六本木の森」を旅するツアーを開催します。都会に森？と思われる方も多いかもしれませんが、三浦さんと歩くことできっと違った視点を得ることができる貴重な機会です。

▼三浦さんよりコメント
「森や木のことを知ったり感じたりすることは、その場が宿している自然に近づくことだと思っています。それは、この上なく楽しくて贅沢なことだと僕は思っています。森ツアーでは、その魅力をお伝えできればと思っています。ご近所はもちろんのこと、森ツアーでどんなに遠くへ行ったとしても、旅からお宅へ帰ってこられると、きっとまた目と鼻の先には木が生えていて、森への営みが身近にあるはずです。遠いようで近い。近いようで遠い。日常と非日常が交錯する。そんな感覚を味わっていただけるように心がけています。」

今回は、三浦さんのツアー体験を一人でも多くの方に体験してもらいたい、とつむぎやの友廣裕一さんにコーディネートしていただき、六本木での初ツアーが実現しました。

▼友廣さんよりコメント
「三浦さんは、一緒に森や野山、それだけではなく都会の道を歩いていても、そこに何気なく生えている木から、彼らの生活史のようなものを紐解いていきます。気づけば、木に人格のようなものが感じられ、次第に愛おしさが湧いてきたりする。当たり前だけれど、一本一本違う木でそれぞれみんな一生懸命に生きているのだ…と、今までそれほど木や森について考えたことなかった、というような方も、視点が変わります。ああ、この人は森が好きなんだな…というのが感じられるから、一緒に歩いているだけでなんだか嬉しくなり、時間を忘れ、たまに時空を飛び越えてしまうような”のめり込み感”があります」

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