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【講義のみ(土日)はまだ空席ございます!】

このワークショップは、映画をはじめとする動的映像の復元と保存に関する最新情報や今後の課題について理解を深め、参加者同士のネットワークを強化することを目的としています。領域横断的な情報共有を目指し、昨年に引き続き東京で開催する運びとなりました。1日目は各所での施設見学や実作業体験、2・3日目は講義やトークセッションを行い、参加者の皆様が今後のビジョンを描くための意見交換の場を提供いたします。学芸員、司書、アーキビスト、研究者、技術者、学生、さらには映画が大好きなすべての方々のご参加をお待ちしております。

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【日程】

2017年8月25日(金):見学・実習

2017年8月26日(土):講義・懇親会

2017年8月27日(日):講義・上映会

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【受講料】

全日程 一般 8,000円/学生 3,000円

講義のみ 一般 6,000円/学生 2,000円

※学生の方は、当日学生証をお持ちください。

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【定員】

実習110名、講義300名、上映140名

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【申込期間】

2017年7月13日(木)〜2017年7月31日(月)

*ただし定員に達し次第、締め切らせていただきます。

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【スケジュール】

1日目:8月25日(金) 13:00~17:00 見学・実習

★全日程の受講者の方々は、上記(1)~(7)の施設見学会または実習の一つにご参加いただけます。

「チケットを申し込む」ボタンから参加登録に進んでいただいたのち、ご希望の実習を第1~3希望まで選択してください。


(1)東京国立近代美術館フィルムセンター(京橋)「ノンフィルム資料の保存と修復」

※応募多数のため、締切りました※

住所:東京都中央区京橋3-7-6

内容:映画のアーカイビングにおいて、現在注目が高まっている紙資料の取り扱いを主題とします。フィルムセンターの資料収蔵庫・図書室や所蔵資料をご覧いただくとともに、後半ではプロの講師をお招きして資料修復の実習を行い、映画資料に関する多角的な視点を呈示いたします。

*ご参加の方は各自「30cm定規」と「はさみ」をご持参ください。

担当:岡田秀則(東京国立近代美術館フィルムセンター)、資料修復講師:高田かおる氏(株式会社資料保存器材)

共催:東京国立近代美術館フィルムセンター

協力:株式会社資料保存器材


(2)株式会社IMAGICA東京映像センター 「映画のデジタル修復実習」

※応募多数のため、締切りました※

住所:東京都品川区東五反田2-14-1

内容:映画のデジタル修復の見学及び体験を予定しております。どんな名画も、フィルムは経年劣化すれば、褪色やキズ、ゆれなどが生じます。それらの症状を最新の技術をもって修復する工程を実際にご体験いただけます。本来の映像を蘇らせるため、デジタル処理だからこそ重要となる考え方や視点をご理解頂ける場をご用意しておりますので、是非ご参加ください。

担当:関口智子(株式会社IMAGICA)


(3)株式会社IMAGICA東京映像センター 「あなたの映像をフィルムにしよう!ー手現像と染色体験つきー」

※応募多数のため、締切りました※

住所:東京都品川区東五反田2-14-1

内容:100年以上の保存の実績が証明されているフィルム。あなたのスマホやデジタルカメラで撮影した映像を、フィルムレコーディングという手法でフィルム化する仕組みを学んでみませんか。さらには、簡易的な手現像や、戦前の技法である白黒フィルムの染色体験により、フィルムそのものの仕組みについて理解を深める事ができます。

※ネガ・ポジフィルムとも参加者の皆様にプレゼントいたします。

※ご自身で撮影された映像データ(60秒間まで)を事前にお送りいただく必要がございます。仕様等の詳細につきましては、実習先決定の通知後に別途ご連絡いたします。

※携帯電話(旧式)で撮影した映像は不可です。

※映像データ(フィルム)は実習内で使用いたします。他の参加者の方々にもご覧頂くことになりますので、ご了承下さい。

担当:関口智子(株式会社IMAGICA)


(4)鎌倉市川喜多映画記念館「施設見学+「鎌倉映画地図」探訪

※応募多数のため、締切りました※

住所:神奈川県鎌倉市雪ノ下2丁目2番地12号

内容:映画関連資料を展示している当施設の見学、庭園内にある旧川喜多別邸(旧和辻邸)のご案内、冊子「鎌倉映画地図」をもとに鎌倉探訪のコースで順次まわります。歩きながら、映画資料の収集・展示にいたるプロセス、冊子「鎌倉映画地図」が出来るまでの経緯、川喜多夫妻とフィルム・アーカイブについてなど説明していく予定です。当日は歩きやすい格好でお越しください。

☆冊子「鎌倉映画地図」を参加者全員にプレゼントします。

☆紙資料以外に、当記念館オリジナル映写玩具の制作プロセスに関しても解説します。

担当:馬場祐輔


(5)株式会社東京光音「ビネガーシンドロームの対策実習」

※応募多数のため、締切りました※

住所:神奈川県川崎市中原区等々力1-2(川崎市市民ミュージアム)

内容:多くの映画フィルムは数十年経つと酸っぱい臭いを発して劣化し始めます(ビネガーシンドローム)。低温・低湿度で保管する、または複製するという理想的な対策はありますが、予算が無いため放置されているのが実情ではないでしょうか。この実習ではできるだけ予算をかけずにどこまで酢酸対策ができるのかについて考えます。酸っぱい臭いに困っている人、または映画フィルムの保管に興味がある人を対象としています。

実習カリキュラム:

1.各講師の実践を聞いてみよう

2.フィルム保存庫を見てみよう

3.ビネガー対策の資材・器材を触ってみよう

4.寄贈手続きをしてみよう

5.みんなで対策を話し合ってみよう

講師:鈴木伸和(株式会社東京光音)、森宗厚子(川崎市市民ミュージアム)、島田要(株式会社資料保存器材)、大傍正規(東京国立近代美術館フィルムセンター)

会場:川崎市市民ミュージアム

協力:川崎市市民ミュージアム、株式会社資料保存器材


(6)株式会社東京現像所 「フィルムワーク体験」

※応募多数のため、締切りました※

住所:東京都調布市富士見町2-13

内容:伝統的なフィルムプロセスの体験・見学です。内容は映画用ネガフィルムを使用して、フィルムの編集を体験していただきます。さらにご自身で繋いだフィルムの色補正を行い、その後プリンターでポジフィルムを焼き付ける過程や現像機、映写室を見学することで、映画フィルムの工程を目で見て確かめることができます。

※ネガ・ポジフィルムとも後程参加者の皆様にお渡しいたします。

担当:渡辺明男(株式会社東京現像所)


(7)東宝スタジオ 「「ゴジラ」「七人の侍」を生んだ東宝スタジオ見学」 ※14時集合

※応募多数のため、締切りました※

住所:東京都世田谷区成城1-4-1

内容:1932年(昭和7年)設立依頼85年以上にわたり多くの名作を作り続け日本映画を支えてきた東宝スタジオは、78,000㎡、(約24,000坪)の広さを有する撮影スタジオです。10の撮影ステージ、日本映画美術の伝統を受け継ぐセット製作、豊富な衣裳・小道具、特殊メイクアップ工房。更にポストプロダクションセンターの2つのダビングステージや録音ステージは、世界最高レベルの音質を誇っています。(当日の撮影スケジュールにより見学場所は変更になることもあります。)

担当:渡辺明男(株式会社東京現像所)


※応募者多数の場合ご要望にお応えできないこともございますが、何卒ご了承ください。

 なお、各実習先へのお問合せはお控えください。


■2日目:8月26日(土) 講義

会場:国立大学法人 電気通信大学 B 棟 202 教室

住所:東京都調布市調布ヶ丘 1-5-1


09:30~受付

10:00~10:10 開会の辞/事務局からの連絡事項

10:10~11:00 基調講演「デジタル時代の映画が、いまフィルムから受け継ぐべきこと」

登壇者:常石史子(フィルムアルヒーフ・オーストリア)

11:00~12:00 基礎講義「映画保存のテクニカルソリューション」

登壇者:株式会社足柄製作所、株式会社 IMAGICA ウェスト、コダック合同会社、

共進倉庫株式会社、株式会社資料保存器材、富士フイルム株式会社

12:00~13:15 昼食

13:15~14:45 セッション1「地域映画~8ミリフィルムの新たな可能性~」

モデレーター:三好大輔(東京藝術大学・株式会社アルプスピクチャーズ)

登壇者:畑中章宏(作家・民俗学者・編集者)、来島修志(日本福祉大学)、澤田誠(名古屋大学環境医学研究所)、須永剛司(東京藝術大学)、川嶋稔夫(はこだて未来大学)

14:45~15:15 休憩

15:15~18:45 特別企画映画資料カンファレンスin 東京*途中休憩あり

司会:岡田秀則(東京国立近代美術館フィルムセンター)、馬場祐輔(鎌倉市川喜多映画記念館)

18:45~19:00 ライトニングトーク

19:00~事務局からの連絡事項/懇親会

*懇親会は希望者のみ。電気通信大学B棟ロビーにて開催予定。別途4,000円(予定)を当日会場にてお支払いただきます。


■3日目:8月27日(日) 講義と上映

会場:国立大学法人 電気通信大学 B 棟 202 教室

住所:東京都調布市調布ヶ丘 1-5-1


09:30~受付

10:00~10:10 事務局からの連絡事項

10:10~11:45 セッション2「無声映画 発見-復元-保存-上映!

モデレーター:柳下美恵(無声映画伴奏者)

登壇者:常石史子(フィルムアルヒーフ・オーストリア)、村川英(城西国際大学) 他

11:45~12:00 ライトニングトーク

12:00~13:15 昼食

13:15~14:45 セッション3「フィルムラボの技術継承~タイミング編~」

モデレーター:三浦和己(東京国立近代美術館フィルムセンター)

14:45~15:15 昼食

15:15~16:45 セッション4「旧作宣伝会議!」

モデレーター:高木希世江(日本映像アーキビストの会(仮称)呼びかけ人会

登壇者:山下泰司(株式会社IMAGICA TV)他

16:45~17:15 実習報告会

17:15~17:45 閉会の辞

登壇者:太田米男(おもちゃ映画ミュージアム 一般社団法人京都映画芸術文化研究所)

集合写真撮影

18:00~上映会

※上映会は要事前申し込み

19:30 終了予定

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【お問合先】

NPO法人映画保存協会内「映画の復元と保存に関するワークショップ」実行委員会 事務局

Email: ws12@filmpres.org

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【関連団体】

■主催

「映画の復元と保存に関するワークショップ」実行委員会

・おもちゃ映画ミュージアム 一般社団法人京都映画芸術文化研究所

・株式会社IMAGICA

株式会社IMAGICAウェスト

・NPO法人映画保存協会

・株式会社東京現像所

・日本映像アーキビストの会(仮称) 呼びかけ人会


■協力

・公益財団法人川喜多記念映画文化財団

・京都府京都文化博物館

・一般社団法人記録映画保存センター

・神戸映画資料館

・国立大学法人電気通信大学

・株式会社東京光音

・東宝スタジオ


協賛

・株式会社足柄製作所

・共進倉庫株式会社

・コダック合同会社

・株式会社資料保存器材

・富士フイルム株式会社

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