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失敗を恐れずチャレンジできる人になるためのインプロ(即興演劇)ワークショップ《初めてでも大丈夫》

Description
第三インプロ研究室のイベントをご覧くださりありがとうございます。第三インプロ研究室ではインプロ(即興演劇)を体験する・探求する場所としてのワークショップを開催しています。

インプロとは即興演劇のことです。台本も設定も役も決まっていないところから、プレイヤーたちはお互いを受け入れあいインスパイアしあいながらシーンを生み出していきます。→インプロについて詳しく

遊びと学びのワークショップ


遊びと学びはひとつながりのものだと思います。遊びのない学びはただの勉強で、それは知識や技能を身につけるためには役に立つものですが、その人自身が変わるものにはならないと思います。反対に、学びのない遊びはただの娯楽で、それは楽しいと言えば楽しいものですが、真剣に取り組めるものにはならないと思います。

劇(Play)は根本的には遊び(Play)です。しかし、それは深く学びへとつながっている遊びだと思います。第三インプロ研究室のワークショップではインプロを遊びながらさまざまなことを学んでいきます。
  • 失敗を恐れずにチャレンジすること・評価を恐れずに表現すること・未知を恐れずに変化すること
  • 相手を受け入れること・相手に身を任せること・相手をインスパイアすること
  • 安全な場所を作ること・チームで協働すること・人が学ぶことを助けること
  • 一瞬一瞬に生きること・自分に気づくこと・相手に気づくこと
  • 演じること・演出すること・ストーリーを語ること
  • 演劇を楽しむこと・アートを楽しむこと・人生を楽しむこと
ご興味のある方はどうぞワークショップへお越しください。

実際にはどんなことをやっているのか


ここでは具体的に1回のワークショップでどのようなことを行っているのかを紹介します。

1. 自己紹介

まずは簡単に自己紹介をします。以前は「今日はどんなことをやりたいですか?」と参加者に要望を聞いたりもしていましたが、「インプロをやってみれば必要なことが分かる」と思うようになってからはシンプルに自己紹介をするだけになりました。

2. ワンワード

ウォーミングアップとしてゲームを行います。ワンワードはひとりひとことずつ話しながらストーリーを語っていくというゲームです。(例:昔々/山の中に/一匹の/狼が/いました。狼は/とても/強くて……)もし途中でつまったりストーリーがおかしくなったらみんなで「アゲイン!」と言って新しいストーリーを始めます。

難しいゲームなので失敗して当たり前です。重要なのは失敗したと思ったらすぐに「アゲイン!」と言ってやり直すことです。失敗をごまかそうとするとその場所は重い雰囲気になり、さらに失敗できない場所になっていきます。しかし、失敗をオープンにすればその場所はいい雰囲気になり、より安全な場所になっていきます。

3. フリーシーン

ここで会場を舞台スペースと客席スペースに分け、ふたりずつ舞台に出ていってフリーシーンと呼ばれる短い劇をしていきます。プレイヤーの目標は「お互いに名前(呼び名)をつける」ことです。(例:「先生、相談があります」「山本くん、どうしたんだい」)演劇は関係の芸術だと思います。出会い、関わり、そして変化する。お互いに名前をつけることは関係を作るための礎となります。

お互いに名前をつけた後もシーンが続けられそうであれば続けます。また、プレイヤーが困っていたら私がディレクションと呼ばれるシーン中の指示を入れて助けていきます。フリーシーンはすごくチャレンジングですが、それゆえにすごく面白いものになります。そして学びも非常に豊かです。

4. イルカの調教ゲーム

イルカ役の人がひとり舞台に上がり、他の人は調教師役としてイルカに聞こえないようにやってほしい動き(例:正座する)を決めます。ゲームが始まったら調教師はイルカにその動きを教えますが、言葉で教えることはできません。イルカが自由に動き回っているときにやってほしい動きに近づいたら(例:しゃがむ)「リン」という合図のみでイルカに動きを教えていきます。イルカがやってほしい動きをできたら終わりです。なかなか分からずイルカが困っているときは調教師がヒントをあげます。もちろんお互いギブアップしても構いません。

このゲームで学ぶ主体はイルカではなく調教師です。そしてゲームが成功したか失敗したかは重要ではなく、イルカが自由に楽しく学べたかが重要になります。イルカ役の人に恥をかかせる無茶振りゲームではありません(そうなっていたらうまくいっていません)。これはインプロを教える人にとって非常に重要な考え方で、次のディレクションのワークへとつながっていきます。また、インプロに限らず何かを教える立場の人にとって示唆に富むゲームだと思います。

5. ディレクション

先程のフリーシーンでは全てのシーンで私がディレクター(ディレクションをする人)になっていましたが、今度は参加者が順番にディレクターになっていきます。プレイヤーの目標は先程と同じく「お互いに名前をつける」ことで、ディレクターの目標は「(どんな形でもいいので)シーンを終わらせる」ことです。

どんな形でもシーンを終わらせることができればいいので、開始10秒でシーンがおかしくなったら「終わり!」と言って終わらせるのでもオッケーです。しかし実際にはなかなかシーンを終わらせることができず、ただプレイヤーが困っているのを一緒に困りながら見ているということになりがちです。ここで再び「失敗をオープンにする」ことの重要さを学んでいきます。

また、ひとつひとつのシーンが終わったら他にどんな可能性があったかをみんなでアイデアを出し合って考える時間をとったりもします。ディレクションはフリーシーン以上にチャレンジングな時間ですが、それゆえに非常に濃い学びとなります。

6. おわり

以上でワークショップは終わりです。以前はひとりひとりに感想を聞く時間を取ったりもしましたが、最近はそういうこともあまりしなくなりました。そのかわり、その日のインプロが良ければ良いワークショップだったし、(たとえいい感想をもらったとしても)その日のインプロが良くなければ良くないワークショップだったのだと考えるようにしています。

ワークショップの内容はその日の参加者の様子を見て組み立てているので、日によってはこの内容と全く違うということもありますが、それでも大事にしていることは変わりません。興味を持たれた方はどうぞワークショップに参加してみてください。

FAQ


インプロや演劇の経験はありませんが大丈夫ですか?

インプロワークショップはインプロや演劇の経験が無い方でも大丈夫です。実際毎回のように未経験の方が参加されておりますのでお気軽にお越しくださいませ。

中学生・高校生ですが参加できますか?

ワークショップは中学生・高校生でも参加できます。実際の参加例もあります。講師は6歳から80歳くらいまでの方にインプロを教えたことがありますのでご安心ください。

持ち物や服装は?

持ち物は飲み物をお持ちください。また、メモを取りたい場合は筆記用具もお持ちください。服装は普段着で大丈夫ですが、少し動くこともありますのでスカートはお避けください。

講師



内海隆雄

1985年横浜生まれ。東京学芸大学に在学中、高尾隆研究室インプロゼミにてインプロを学ぶ。大学卒業後はインプロ団体SAL-MANEにて毎月インプロ公演に出演。また、客演として他団体のインプロ公演にも出演するほか、各地においてインプロワークショップを開催している。

詳細


日時
:2017年5月14日(日)13:30~16:30

場所:阿佐谷地域区民センター 軽運動室

対象:インプロに興味があればどなたでも

参加費:3,000円(学生2,000円)

定員:12名
Sun May 14, 2017
1:30 PM - 4:30 PM JST
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Venue
阿佐谷地域区民センター 軽運動室
Tickets
参加費(一般) SOLD OUT ¥3,000
参加費(学生) SOLD OUT ¥2,000
Venue Address
杉並区阿佐谷南 1-47-17 Japan
Directions
阿佐ケ谷駅から徒歩5分
Organizer
第三インプロ研究室
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