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「THE FUTURE SESSIONS」

2011年3.11から6年。私たちは混乱と激しい変化の時期を過ごしてきました。


2011年3.11から6年。私たちは混乱と激しい変化の時期を過ごしてきました。

激震と津波で大切な命が失われ、原発が爆発したその後の時代に、いったいどうしたらいいのかも解らず、右往左往しながら何ができたのだろう、何をしたら一番良かったのだろうと今、自問しています。


どこにこれから向かうのか。自分で考え、自分で選ぼうにも、悩みは深まります。どうしたらいいのかわからない気持ちにもなります。


今回のイベントでは、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文さんと、演劇「今、伝えたいこと(仮)」で自分たちの思いを発信していた相馬高校卒業生を交えてトークセッションをします。


ずっと、後藤さんとお話したいと思ってきました。後藤さんが、震災後発行してきた新聞「THE FUTURE TIMES」を最初から読んできて、そこに込められた未来を展望する眼差しにとても共感してきたからです。取材で培われた知見にも触れたいと願っています。また同時に、私自身が取り組んできた「小さき声のカノン」が直面した本質的な問題についても語りたいと思っています。卒業生には、この6年何を考えて来たのか、今未来を生きる若者として何を感じているのか、お話いただけたらと思っています。


今回のトークセッションで震災7年目をポジティブな心持ちで私たちが活動をいかに続けていけるかを探りたいと願っています。後藤さんの著作のタイトルにあるように「何度でもオールライトと歌え」のスピリットを皆さんと共有したいと、法政高校教員の方々と企画しました。また、当日は後藤さんによる何曲かの弾き語りも予定しております。
ぜひ、ご参加下さい。


司会
鎌仲ひとみ監督(映画監督、映画『小さき声のカノン』)


ゲスト
後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION/『THE FUTURE TIMES』編集長)

相馬高校放送局 OG


日時:2017年6月11日(日) 開場13:30 開演14:00 終演 17.00予定

場所:法政大学市谷キャンパス富士見ゲート4階「G403教室」

料金:資料代 2,000円 / 学生 無料(学生証をご持参ください)

主催:ぶんぶんフィルムズ、法政高校教員有志の会

問い合わせ:ぶんぶんフィルムズ

E-mail movie@kamanaka.com TEL 03-6379-3938 (月〜金 11:00~17:00)




鎌仲ひとみ監督 公式サイト http://kamanaka.com/


【相馬高校放送局】

相馬高校放送局は震災直後から高校生の視点で震災を伝える活動を続けてきました。その活動は東京新聞や朝日新聞オピニオン欄などで大きく取り上げられ、2013年には高校生として初めて日本ジャーナリスト会議特別賞を受賞しました。(これまでの歴史において、高校生作品は受賞のみならずノミネート自体初めてのことです。翌年の受賞者はむのたけじさんです。)。同年7月には第60回NHK杯全国高校放送コンテストテレビドキュメント部門でも優勝しています。福島におけるコンテストのみ評価は低いのですが、マスメディアでは取り上げられない高校生の声を聞くことができると、国内はもとより国外でも高い評価を受けています。