2016年のVR元年より、YouTube、Facebookなどのメジャーなプラットフォームが360度のライブ配信に対応しました。独自の配信サービスを運営する会社や、ライブ配信が可能なVRカメラも増えてきており、そのためのパソコンも登場している今日。VR未来塾では360度ライブ配信にいち早く取り組んでいる関係者をゲストとしてお招きし、その可能性と課題を考えていきます。

第1部「360度ライブ配信の最新事情」
昨今の360度ライブ配信のオーバービューをNABSHOW2017視察を踏まえ、解説していきます。

染瀬直人

（VR未来塾主宰、写真家、映像作家、YouTube Space Tokyo 360度ビデオインストラクター、Kolor社360ビデオ公式アンバサダー）

第2部「全天球ライブカメラ RICOH R Development Kit 解説」
24時間の連続動作が可能な全天球ライブカムとして、開発者キットが予約開始されているRICOH R。国内では初お披露目となる今回、開発者の生方氏自ら徹底解説をしていただきます。

生方 秀直 氏
（株式会社リコー 技術経営センター シニアマネジメント）

2013年　世界初の全天球カメラ RICOH THETAを発売・事業化

2017年　24時間連続稼働全天球ライブカメラ RICOH R Development Kit を開発、商品化

第3部「360度ライブ配信 PANOPLAZA LIVE 解説」
360度ライブ配信に早くから取り組んできたPANOPLAZA LIVE。今回はサービスの概要、サーバーや、ビュワーについてお話しいただきます。

青木 崇行（あおきそうこう）氏
（カディンチェ株式会社　代表取締役）
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士。ソニー株式会社A-cubed研究所にて画像信号処理の研究に取り組む。その後2008年にソニーの同期とともにカディンチェ株式会社を共同設立。360度動画の共有・配信プラットフォームPanoPlaza Movieの運用・販売やVR・MR関連の研究開発に取り組んでいる。）

第4部「raytrek-V リアルタイム360°映像配信モデル紹介
PCショップ「ドスパラ」で販売するクリエイター向けPC「raytrek」の企画・開発を担当。360°動画リアルタイム配信用PCの開発について、ポイントなどをお伝えします。

林田 奈美 氏
（株式会社サードウェーブデジノス BTO事業部 スペシャリスト）

第5部「INSTA 360Airによる360度ライブ配信について」
昨今話題のVRですが、自身のハイエンド領域でのリサーチをもとに、今回はコンシューマー向けの製品である”Insta360Air”とスマートフォン2台を用いた、”PCレスVR動画ライブ配信”のデモンストレーションを実施します。これにより、室内だけでなく電源や固定回線のない野外において、スマートフォンでのVRライブ配信が可能となります。そして、当日使用するスマートフォンには、それぞれ”Insta360Air”が接続されており、実際のデモンストレーションではYoutubeライブのマルチカムインターフェイスへ2つのRTMPを合流させ、2台分の動画を1つの画面で切り替えられるか検証します。また、Insta360Air アプリケーションの強力な機能である”Advanced stabilization technology”を用いて、特別なスタビライザー機材や専門知識を一切必要としないスタビライズ撮影のデモンストレーションも行います。

小田部俊彦
（株式会社アイ・エム・ジェイ / クリエイティブ事業本部 / ディレクター）

＊プログラムの内容・登壇者・順番は都合により変更されることがあります。
＊お申込み後の返金はできません。
＊運営側の都合により開催が中止された場合に限り、参加費の払い戻しをもって替えさえて頂きます。
＊現在、調整中ですが、当日360度ライブ配信を行う可能性があります。