−簡単に、でもキッチリ血液ガスを読みたい人のために−

　急性期医療ではよく血液ガスを測定します。呼吸状態が悪いときはもちろん、意識障害があったり、SpO2は良くても呼吸が早いときなどは原因を調べるために血液ガスを見ますよね。でも、せっかく血液ガスを測っても、「なんとなく正常値に近いからOK」とか「だいぶ正常から外れているからダメ」で終わらせていませんか？本で勉強したけどなんだか難しそうに感じて苦手意識を持っているなんてことはないですか？

　血液ガスには、呼吸だけでなく代謝も含めて、診断･治療に役立つ情報が数多く含まれています。「低酸素血症だけど、原因は肺以外にある」とか、「中毒が疑われるので、すぐに治療開始！」とか、「pHは正常だけど重度の代謝性アシドーシスが隠れてます」なんて言うことがわかると治療に大いに活かせそうですよね。とはいえ、何となく結果の数値を眺めているだけではわかりません。心電図やX線では見逃しがないように決まった手順で解釈するように、血液ガスにももれなく情報を得るための読み方があります。せっかく痛い検査をするのですから、最大限の情報を引き出して役立てたいですよね。

　「なんとなくOK」的な血液ガスの読み方から卒業したい方、これから血液ガスを学びたい方は是非ご参加下さい。明日から血液ガスを見るのが楽しみになるはずです。

日時：　2017年6月24日（土）16:30〜19:00（16:00開場）

場所：　コンベンションルームAP大阪淀屋橋
　　　　大阪市中央区北浜3−2−25 京阪淀屋橋ビル4階

講師：　田中竜馬　（米国呼吸器内科専門医、米国集中治療専門医）　

対象：　血液ガスを学びたい医療従事者

定員：　100名

参加費：8000円

＊＊＊＊　キャンセルについて　＊＊＊＊
6月2日(金)まで：手数料を除く全額返金します。
6月3日(土)以降：返金できません。