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ラオスという国を知っていますか?


ラオスは、北は中国、東はベトナム、南はカンボジア、タイ、西はミャンマーと、急速な経済発展が進む国々と国境を接している東南アジア唯一の内陸国です。


最近では、ニューヨーク・タイムズの「世界で一番行きたい国」第1位にも選ばれ、村上春樹さんのエッセイ「ラオスにいったい何があるというんですか?」のタイトルにも出てきたのも記憶に新しいです。でも、私達は、このラオスという国について知る機会は、他の国と比べても、非常に少ないのではないでしょうか。


ラオスでは、1975年の革命によって共産主義政権が樹立。その後1986年に民営化が認められるまで国際社会からの孤立と、経済的な困窮が続きました。現在は、ゆるやかな経済成長が続いていますが、ラオスの人口の4分の3は一日あたり2USドル以下で生活しており、世界最貧国のひとつに数えられています。インフラの整備は遅れ、地方では電気や飲み水の供給も不安定か、ありません。教育の面では、識字率は73%ですが、女子の識字率は男子に比べ17%も低くなっています。教室、教科書、教員向けの指導書、図書室など、すべてが不足しており、初等教育における大きな障害となっています。この現状に変化をもたらすため、ルーム・トゥ・リードは、2005年からラオスでの活動を開始し、識字教育と女子教育プログラムを展開しています。


このサポーターズ・ナイトでは、ラオスの女子教育プログラムのプログラムマネージャーから現地での活動について、そして女子教育プログラム卒業生ケイソーンからは彼女自身の経験を、映像とともにお話しさせていただきます。


「世界で一番行きたい国」のラオスと、「世界最貧国」のラオス。


ラオスの今と未来を一緒に考えてみませんか。


プログラム

ルーム・トゥ・リードの紹介(日本語)

女子教育プログラムマネージャーよりラオスにおける教育とルーム・トゥ・リードの活動(英語、逐次通訳)

女子教育プログラムの卒業生ケイソーンよりメッセージ(英語、逐次通訳)


日時:2017421日(金)19:00開始~20:30終了

会場Space 0, Nagata-cho GRID by Gaiax (会場協賛)

会場:Nagatacho GRID の地下1階 Space0にて開催

  東京都千代田区平河町2-5-3 Nagatacho GRID  

  永田町駅 4番・9b出口 徒歩2分 

https://grid.tokyo.jp/#access

参加費:無料

*Gaiax様による会場協賛のおかげで、無償にて開催させていただきます。

*Gaiax様による会場協賛のおかげで、無償にて開催させていただきます。
*1階入り口横にある地下へつながる通路を利用して、会場へお越しください。


会場となる、Nagata-cho GRID は、「新たな社会を構想する人がつながり、ビジョンや活動を共有するコミュニティ」です。

会場となる、Nagatacho GRID は、「新たな社会を構想する人がつながり、ビジョンや活動を共有するコミュニティ」です。


ぜひこの機会に、ご友人もお誘い合わせの上、ご参加ください。



ルーム・トゥ・リード・ラオス 女子教育プログラム卒業生

ケイソーン・ケオミサイ

ラオス南部サラバン県出身 カターン族(ラオス少数民族)に属する

幼いころに母親を亡くし、弟妹と共に祖父母に引き取られたケイソーンは、2007年よりルーム・トゥ・リードの女子教育プログラムに参加。2011年に成績最上位生として県の奨学金を得て、首都ビエンチャンにあるラオス国立大学に入学。2015年に英語教師の学位を取得し、大学を卒業後、2016年6月よりルーム・トゥ・リードのソーシャルモビライザーとなる。現在、ウドムサイ県にて、女子生徒達のロールモデルとして、次世代の少女達に自信と希望を生み出している。現在23歳。