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Editors' Lounge #08〜「<インターネット>の次に来るもの」に「編集」はどう対峙できるのか?

Description

「編集」の可能性を探求する「Editors' Lounge #08」開催決定!


 「編集」とはいったい何でしょうか? 一般的には本を作るための職能と言われていますが、それはそれで決して間違いではないでしょうし、本を作るプロセスの中には多分に「編集」のエッセンスが集約されていることは確かです。しかし、出版以外の領域にも“編集的”なスキルを駆使している人たちは少なからずいて、案外、いろいろな制作の現場に「編集」は介在しているのではないかという気がします。


 現在、われわれを取り巻く情報環境はまさに千変万化の様相を呈しています。あるメディアは複数のメディアに分裂し、あるメディアは他のメディアと融合し、“メディアの多様化”などというレベルをはるかに超えた、流動性と揮発性が支配する極めてリキッドな状態と言えるでしょう。そうした時代の潮流に合わせて、いま、「編集」という概念を再定義する必要があります。編集者が駆使する「編集」というスキルの再認識と再構築が急務です。


 「Editors' Lounge」は、みなさんと一緒に「編集」の本質を探求し、その潜在的な可能性を模索し、その知見を共有/議論していく開かれた場です。メインテーマである「編集」はもとより、隣接問題である「メディア」「情報」「デザイン」「コミュニケーション」といった問題を共に考えていきましょう。そして、この「Editors' Lounge」が編集にまつわる新しいムーブメントとなり、大きなコミュニティーとなることを目指していきたいと思います。 

  • 日時:3月18日(土) 13時半開演(13:00開場&受付開始)
  • 場所:デジタルハリウッド大学
東京都千代田区神田駿河台4-6 御茶ノ水ソラシティ アカデミア 3F
  • 受講料:学生:2,000円、一般(先着20名様):2,500円、一般:3,000円
※受講料はすべて「税込」です。
学生チケットご購入の方は、当日受付にて「学生証」をご提示ください。
  • タイムテーブル

13:30~13:50(20分)

イントロダクション

13:50~14:40(50分)

講演:高橋幸治 (Editors' Lounge 発起人)

14:40~15:00(20分) 休憩

15:00~15:50(50分)

講演:福岡俊弘(Editors’ Lounge 発起人)

15:50~16:00(10分) 休憩

16:00~17:00(60分) 

トークセッション:服部 桂、福岡俊弘、高橋幸治

17:00~18:00(60分) 懇親会


※受け付けの際にお名刺を頂戴した方には、
次回以降のご案内をメールにて送らせていただきます。 


第一部:第2四半世紀に突入したインターネットの新たなイメージモデル

講演:講演:高橋幸治(Editors’ Lounge 発起人)


イギリスの計算機科学者ティム・バーナーズ=リーが構想したハイパーテキストシステム「World Wide Web」が利用可能になった1991年8月6日は、今日のインターネットの普及と発展にとって極めて重要な起点であり、2016年はそのWWW誕生からちょうど25周年にあたっていました。事実上、約四半世紀前のこの日から人類史における特筆すべき情報爆発が始まったと言っても過言ではありません。そして、私たちはいまインターネット第2四半世紀の入り口に立っています。おそらく第2四半世紀のインターネットは、これまでの第1四半世紀のインターネットとは比較にならない情報の量的な増加と質的な変容も伴いながら、私たちの社会や経済、文化、そして人間の思考や行動の枠組みにより大きな影響を与えていくはずです。「編集」にとっての主戦場となる情報環境の将来的な展望を新たなインターネットのイメージと共に模索できればと思っています。


第二部:愛と略奪の資本主義、あるいは掠め盗るための編集パターン

講演:福岡俊弘(Editors’ Lounge 発起人)


昨年末IT業界を震撼させたいわゆる「Welq事件」は、掲載された情報とその管理体制の杜撰さが明らかになったと同時に、そのビジネスモデルの歪さも詳らかにしれくれました。それはあえて強い言葉で言えば、ある種の「略奪」によって成立する仕組みでした。が、考えてみれば、資本主義そのものがまさに「略奪」の歴史だったわけで、キュレーションメディアをめぐる一連の問題は、その「枠」を1ミリも逸脱するものではありません。問題は、それがUGC(User Generated Contents)という「愛」に溢れた言葉で巧妙にくるまれていたことです。インターネットの四半世紀を総括的に振り返る今回、「略奪」という編集軸を座標に加え、第2四半世紀に向けた世界線を探っていきたいと思います。


第三部:「<インターネット>の次に来るもの」はいかなる世界をもたらすのか?

トークセッション:服部 桂、福岡俊弘、高橋幸治


インターネット以前のデジタル黎明期からさまざまな領域で編集/執筆/研究活動をされてきた服部 桂氏をゲストにお迎えし、新たなステージへとシフトしつつあるテクノロジーと人間との関係についてお話を伺います。その際、同氏が翻訳を担当されたケヴィン・ケリー氏(『WIRED』の創刊編集長)の最新刊『〈インターネット〉の次に来るもの―未来を決める12の法則』(NHK出版)が重要な手掛かりを与えてくれるでしょう。当日ご参加される方の中で同書を未読の方は是非お読みになっておいていただければと思います。トークセッションでは現在世界中で生起つつある具体的な政治的/経済的/文化的な諸問題を雑多に渉猟しながら、顕在化するインターネットの本質、巨大化するインターネットの影響、先鋭化するインターネットの特質――等々を皆さんと一緒に探求していければと考えております。



第三部ゲスト:服部 桂 Katsura Hattori


前朝日新聞ジャーナリスト学校シニア研究員。1978年に朝日新聞社に入社。84年にAT&T通信ベンチャー(日本ENS)に出向。87年~89年にMITメディアラボ客員研究員。科学部記者や雑誌編集者を経て16年に定年退職。著書に『人工現実感の世界』(工業調査会)『人工生命の世界』(オーム社)『メディアの予言者』(廣済堂出版)。訳書に『デジタル・マクルーハン』『パソコン創世「第3の神話」』『ヴィクトリア朝時代のインターネット』『謎のチェス指し人形「ターク」』『チューリング 情報時代のパイオニア』(以上、NTT出版)『テクニウム』(みすず書房)『<インターネット>の次に来るもの』(NHK出版)など多数。


第一部スピーカー:高橋幸治 Koji Takahashi


編集者/文筆家/メディアプランナー/クリエイティブディレクター。1968年、埼玉県生まれ。日本大学芸術学部文芸学科卒業後、1992年、電通入社。CMプランナー/コピーライターとして活動したのち、1995年、アスキー入社。2001年から2007年までMacとクリエイティブカルチャーをテーマとした異色のPC誌「MacPower」編集長。2008年、独立。以降、「編集=情報デザイン」をコンセプトに主にデジタルメディアの編集長/クリエイティブディレクター/メディアプランナーとして企業のメディア戦略などを数多く手がける。本業のかたわら日本大学芸術学部文芸学科、横浜美術大学美術学部美術・デザイン学科にて非常勤講師もつとめる。メディア批評としてはZDNet Japanにて「Rethink Internet:インターネット再考」を連載中。著書に「メディア・編集・テクノロジー」(クロスメディア・バブリッシング刊)がある。


第二部スピーカー:福岡俊弘 Toshihiro Fukuoka


1957年生まれ。編集者。1989年株式会社アスキー入社。92年よりパソコン情報誌『EYE・COM』編集長。97年『週刊アスキー』編集長。2002年同社取締役。『森本毅郎スタンバイ』でラジオコメンテーターを3年間担当。2011年、初音ミク初の海外公演『MIKUNOPOLIS』を企画・運営。2013年『夏祭初音鑑』総合プロデューサー。現在、デジタルハリウッド大学教授。クオン株式会社 事業推進部メディアライゼーション担当部長。




















Sat Mar 18, 2017
1:30 PM - 6:00 PM JST
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Venue
デジタルハリウッド大学
Tickets
学生 SOLD OUT ¥2,000
一般(早割:先着20名様) SOLD OUT ¥2,500
一般 SOLD OUT ¥3,000
Venue Address
東京都千代田区神田駿河台4-6 御茶ノ水ソラシティ アカデミア 3F Japan
Directions
JR中央線・総武線「御茶ノ水」駅 聖橋口から徒歩1分/東京メトロ 千代田線「新御茶ノ水」駅B2出口直結/東京メトロ 丸の内線「御茶ノ水」駅出口1から徒歩4分/都営地下鉄線 新宿線「小川町」駅B3出口から徒歩6分
Organizer
Editors’ Lounge 事務局
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