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看板文字と中村書体 - ナールとゴナと中村書体

Description
2017年初めての「和文と欧文」は、ゲストに中村征宏さん、ナビゲーターに小林章さんをお迎えしてのトークショーです。

「ゴナ」「ナール」という書体をご存知ですか?

「ナール」は写研という会社から1973年に発売した丸ゴシック体で写植書体としてはスタンダードともいうべきシェアを誇り、その後の丸ゴシック体のデザインには大きな影響を及ぼしたといわれる書体です。


「ゴナ」は写研からの依頼をうけ、1975年にこれまでになかった“超太ゴシック体”として「ゴナU」がリリースされました。伝統的なゴシック体に比べ、ボディーいっぱいに線を引いているのが特徴のひとつです。

両方の書体とも電車の行き先看板などでよく利用されています。

写真提供:もじ急行

今回のトークショーでは、中村さんに直接「ゴナ」「ナール」以前のことと、これら書体の成り立ち、作り方や苦労話など当時お話から、ご自身の現在の活動についてお聞きします。

ナビゲーターにはMonotypeの小林章さんをお迎えします。
写研出身で、現在はMonotypeで数多くの欧文書体に携わりながら、日本語書体である「たづがねゴシック」のディレクションを担当。小林さんが「ゴナ」「ナール」についていろいろ聞きつつ、
紐解いていきます。

後半は皆さんからの質問を直接ぶつけるディスカッションコーナーも設けます。

申し込み時に集めた質問について、時間が許す限り中村さん、小林さんにぶつけたいと思います。


ゲストプロフィール --------------------------------

中村征宏


1942年三重県生まれ。中学校卒業後、看板業に弟子入り、三社に勤める。印刷会社、テレビ局タイトル部、デザイン・フィニッシュスタジオを経てフリーランス。第一回石井賞創作タイプフェイスコンテスト一位入選を機に書体制作に専念する。1970年~2001年(株式会社写研)ナール、ゴナ、ファン蘭、ナカフリー他、ファミリーを含め合計19書体(約120,000字)を制作。その他ハイパースクエアU(株エム・ピー・シー)など。2003年、NPO法人日本タイポグラフィ協会顕彰第二回佐藤敬之輔賞・個人部門受賞。著書に『新技法シリーズ 文字をつくる』(美術出版社)

2003年から中村書体室をつくり、パソコン用デジタルフォントのナカライン-L、カドマ-R、直明-U、中村角ゴ超太、中村角ゴ特太/行ゴシ9など制作ネット販売しています。


中村書体室


ナビゲーター プロフィール ------------------------------

小林 章


ドイツ・モノタイプ社タイプディレクター。欧文書体の国際コンペティションで2度のグランプリを獲得して 2001 年よりドイツ在住。有名な書体デザイナーであるヘルマン・ツァップ氏やアドリアン・フルティガー氏と共同での書体開発をしたのち、 ソニーや UBS 銀行などの企業制定書体も開発。欧米、アジアを中心に講演やワークショップを行うほか、世界的なコンテストの審査員も務める。モノタイプ日本デザインチームが開発して2017年に発表された日本語書体「たづがね角ゴシック」のディレクションを担当した。


主な受賞歴
・米国 U&lc 書体デザインコンペティション本文部門1位・最優秀賞:Clifford(1998年)
・第3回ライノタイプ社書体コンペティション本文部門最優秀賞:Conrad(2000年)
・ニューヨーク・タイプディレクターズクラブ 書体デザインコンペティション優秀書体賞:ITC Woodland(1998年)、ITC Japanese Garden・ITC Silvermoon(1999年)、FF Clifford(2000年)、Linotype Conrad(2001年)、Palatino Sans(2007年、ヘルマン・ツァップ氏との共同制作)

著書
『欧文書体:その背景と使い方』、『欧文書体2:定番書体と演出法』、『フォントのふしぎ:ブランドのロゴはなぜ高そうに見えるのか?』(いずれも美術出版社)、『まちモジ:日本の看板文字はなぜ丸ゴシックが多いのか?』(グラフィック社)。


協賛

写真・資料提供協力

Sun Feb 26, 2017
1:00 PM - 5:30 PM JST
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Venue
TAMコワーキング
Tickets
参加チケット SOLD OUT ¥2,000
Venue Address
大阪市北区末広町3-7 Japan
Organizer
和文と欧文企画委員会
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