Back to event page
■概要
書籍『人工知能のための哲学塾』の書店フェアとして展開された選書「『人工』知能と知能を考えるための61冊」の中から、シリーズで毎回テーマを決めて、テーマに沿って分野・年代を横断して取り上げ、本が世に出た背景や時代的な意味、読みどころを三宅陽一郎氏が紐解くというイベントです。
本と読書人にフィーチャーしたブックサイト「シミルボン」(https://shimirubon.jp/) との連携イベントです。三宅氏の連載サイトも掲載中です(https://shimirubon.jp/users/1672952)
本と読書人にフィーチャーしたブックサイト「シミルボン」(https://shimirubon.jp/) との連携イベントです。三宅氏の連載サイトも掲載中です(https://shimirubon.jp/users/1672952)
今回はその第一弾として、【愛と悲しみの人工知能篇】と銘打って、ゲストに小説家の海猫沢めろん氏を迎えて開催します。海猫沢氏が推薦する書籍も盛り込み、人工知能と感情にまつわるテーマで語ります!
■開催日時・場所
日時:2017年1月27日(金) 19:00〜22:20(21:00〜懇親会)
場所:朝日新聞メディアラボ渋谷分室
(東京都渋谷区神宮前6-19-21ホルツ細川ビル4F)
■タイムスケジュール
18:30- 開場
19:00-19:10 はじめに
19:10-20:30 海猫沢めろん×三宅陽一郎 対談
20:30-21:00 質疑応答
21:00-22:00 懇親会
■登壇者プロフィール
海猫沢めろん:
作家。『左巻キ式ラストリゾート』でデビュー。『愛についての感じ』で第33回野間文芸新人賞候補。2,016年に講談社現代新書より「明日、機械がヒトになる ルポ最新科学」を刊行。TBS文化系トークラジオLifeクルー。アナログゲーム製作ユニット「RAMCLEAR」代表。
三宅陽一郎:
ゲームAI 開発者。テクノロジー推進部リードAIリサーチャー。京都大学で数学を専攻,大阪大学大学院物理学修士課程,東京大学大学院工学系研究科博士課程を経て,人工知能研究の道へ。ゲームAI 開発者としてデジタル ゲームにおける人工知能技術の発展に従事。著者に『人工知能のための哲学塾』、『絵でわかる人工知能』、『工知能の作り方』などがある。
■取り上げる書籍
◎海猫沢めろん氏選書
- 『デカルトの密室』(瀬名秀明)
- 『AIの遺電子』(山田胡瓜)
- 『AIと人類は共存できるか?』(人工知能学会)
- 『ままならないから私とあなた』(朝井リョウ)
- 『エクス・マキナ』(アレックス・ガーランド)
- 『人工知能と経済の未来 2030年雇用大崩壊』(井上智洋)
- 『情報社会の〈哲学〉:グーグル・ビッグデータ・人工知能』(大黒岳彦)
- 『コンピュータが小説を書く日―AI作家に「賞」は取れるか』(佐藤理史)
- 『心はすべて数学である』(津田一郎)
- 『人間と機械のあいだ 心はどこにあるのか』(池上高志、石黒浩)
- 『機械より人間らしくなれるか?: AIとの対話が、人間でいることの意味を教えてくれる』(ブライアン・クリスチャン)
- 『AIの衝撃 人工知能は人類の敵か』(小林雅一)
- 『数学する身体』(森田真生)
- 『明日、機械がヒトになる』(海猫沢めろん)
- 『人間機械論―人間の人間的な利用』(ノーバート・ウィーナー)
- 『バイオパンク―DIY科学者たちのDNAハック!』(マーカス・ウォールセン)
- 『エクサスケールの衝撃』(齊藤元章)
- 『シンギュラリティは近い 人類が生命を超越するとき』(レイ・カーツワイル)
- 『現代思想』2015年12月号 特集=人工知能 -ポスト・シンギュラリティ
- 『データの見えざる手:ウエアラブルセンサが明かす人間・組織・社会の法則』(矢野和男)
◎三宅陽一郎氏選書
- 『神話の力』(ジョーゼフ・キャンベル、ビル・モイヤーズ)
- 『チンパンジーから見た世界』(松沢哲男)
- 『パックランドでつかまえて―テレビゲームの青春物語』(田尻智)
- 『ポケットの中の野生—ポケモンと子ども』(中沢新一)
- 『脳がわかれば心がわかるか』(山本貴光、吉川浩満)
- 『つながる脳』(藤井直敬)
- 『あなたの魂に安らぎあれ』(神林長平)
- 『未来の二つの顔』(星野之宣)
- 『25時のバカンス』(市川春子)
- 『マッチ箱の脳(AI)―使える人工知能のお話』(森川幸人)
- 『進化とはなにか』(今西錦司)
- 『動物に魂はあるのか 生命を見つめる哲学』(金森修)
- 『知覚の現象学 1』(モーリス・メルロ=ポンティ)
- 『無意識の構造』(河合隼雄)
- 『「エクリ」を読む: 文字に添って』(ブルース・フィンク)
- 『人狼知能 だます・見破る・説得する人工知能』(鳥海不二夫、片上大輔 他)
*各書籍の詳細をまとめたブックリストはこちらに掲載しています。
「愛と悲しみの人工知能」を想う33冊
■主催
「『人工』知能と知能を考えるための61冊」を読む 運営委員会
■協賛
シミルボン(https://shimirubon.jp/)
■協力
朝日新聞社メディアラボ(http://www.asahi.com/shimbun/medialab/)