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※一般チケット完売につき、10席限定で増席しました!※



◆イベント概要


当財団では「オフグリッドの世界と、その可能性」をシリーズ化してイベントを開催していきます!

「モノ」や「コト」が国境を越えてシームレスに行き来する中で、わたしたち「ヒト」はこれからの技術進化によりどこまでGRIDから解放されるのか。テクノロジーという観点だけでなく、思想、文化、エネルギー、環境等あらゆる視点から考察し、そのために必要になるであろう叡智を掘り起こしていきます。

昨年12月に開催した「総論編」に続いて、今回は「ナショナリズムとの関係」がテーマ。

わたしたちはナショナリズム、すなわち「国家」という大きなGRIDを外し、その概念を無くすことができるのでしょうか。また、そこから見えてくる未来社会はどのようなものでしょうか

近年では、イギリスのEU離脱によりEUは揺れ動き、国家というGRIDが見直されています。ISは、独自のGRIDを新たに作り活動をしています。米国では、トランプ氏の大統領当選により新しいGRID強化が進んでゆく見通しです。

一方で、ビジネスやコミュニティは遥か昔に国家を飛び越え、さらには国家というGRIDを超えて生きようとする人たち増えている現状もあります。

強化、緩和、そして変化。いま大きく変わりつつある「国家」というGRIDをテーマに、これからの社会の行方について考えていきます。


◆ゲスト◆


            

ドミニク・チェン氏

(株式会社ディヴィデュアル共同創業者/NPOコモンスフィア理事)

1981年生まれ。博士(学際情報学)。NTT InterCommunication Center[ICC]研究員/キュレーターを経て、NPOコモンスフィア(クリエイティブ・コモンズ・ジャパン)理事/株式会社ディヴィデュアル共同創業者。IPA未踏IT人材育成プログラム・スーパークリエイター認定。NHK NEWSWEB第四期ネットナビゲーター(20154月〜20163月)。2016年度グッドデザイン賞・審査員「技術と情報」フォーカスイシューディレクター。著書に『電脳のレリギオ』(NTT出版)、『インターネットを生命化する プロクロニズムの思想と実践』(青土社)、『フリーカルチャーをつくるためのガイドブック クリエイティブ・コモンズによる創造の循環』(フィルムアート社)等。訳書に『シンギュラリティ:人工知能から超知能まで』、『みんなのビッグデータ:リアリティマイニングから見える世界』(共にNTT出版)


              

竹村真一氏

(京都造形芸術大学教授、Earth Literacy Program代表、当財団評議員)

東京大学大学院文化人類学博士課程修了。地球時代の新たな「人間学」を提起しつつ、ITを駆使した地球環境問題への独自な取組みを進める。世界初のデジタル地球儀「触れる地球」や「100万人のキャンドルナイト」、「Water」展(07年)などを企画・制作。2014年2月、丸の内に「触れる地球ミュージアム」を開設。環境セミナー「地球大学」も丸の内で主宰。東日本大震災後、政府の「復興構想会議」検討部会専門委員に就任。