Back to event page
技術力で勝負する日本のディープテック・スタートアップを世界に送り出す!
■J-TECH STARTUP SUMMITとは?
新産業創出の根幹となるコア技術で勝負する“Deep Tech”ベンチャー。日本の国際競争力向上のためにはこうした企業の育成が必要であるにもかかわらず、これまで日本ではあまり光が当たってきませんでした。こうしたDeep Techベンチャーを掘り起こし、世界進出を支援する目的のイベントがJ-TECH STARTUP SUMMITです。
去年に続き2回目となる今回は、技術系ベンチャー支援組織である「TEP」と、製造業/ハイテク産業に携わる技術者・研究者・製品企画者向け総合技術情報サイト「日経テクノロジーオンライン」がタッグを組みます。技術をビジネスのコアコンピタンスとした事業でグローバルな成長が期待される日本を代表する技術系ベンチャー企業を「J-TECH STARTUP(ジェイテック スタートアップ)」銘柄として選定・発表するほか、各種講演やネットワーキングを行います。
技術力で勝負したいベンチャー企業、自身の経験やネットワークを生かしベンチャー支援をしたい方、技術力のあるベンチャーと手を携えて新規事業を興したい方、さらに有力な投資先を探したい、ベンチャー企業の最新動向を知りたい、など技術系ベンチャー企業に興味のある皆様にご来場いただきたいイベントです。
ご参加には事前申し込みが必要となりますので、以下ページからご確認ください。
■開催概要
- 開催日時:2016年12月7日(水)13:00〜18:00
- 場所:ヒューリックホール(浅草橋駅より徒歩1分)
- 共催:TXアントレプレナーパートナーズ(TEP)、日経テクノロジーオンライン
- 後援:中小企業基盤整備機構関東本部、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、産業技術総合研究所(AIST)、国際電気通信基礎技術研究所(ATR)、ほか
- 参加費:一般 3000円(税込)
■プログラム(予定) (※詳細は後日公開予定)
12:30 受付開始
13:00-13:10 【ご挨拶】 國土晋吾(TEP代表理事)
13:10-14:00 【J-TECH STARTUPプレゼン(1)】
14:00-14:10 休憩
14:10-15:00 【J-TECH STARTUPプレゼン(2)】
15:00-15:15 【J-TECH STARTUP認定賞授与】
15:15-15:25 休憩
15:25-15:55 【基調講演】
吉野 巌(マイクロ波化学株式会社 代表取締役社長CEO)
三井物産(株)(化学品本部)、米国にてベンチャーやコンサルティングに従事。
2007年「マイクロ波化学」設立。1990年慶応義塾大学法学部卒、2002年
UCバークレー経営学修士(MBA)、技術経営(MOT)日立フェロー。経済産業省
・研究開発型ベンチャーへの投資判断に関する調査研究委員会委員。
15:55-16:55 【パネルディスカッション】
「なぜ、いま技術系ベンチャーか(仮)」
「なぜ、いま技術系ベンチャーか(仮)」
モデレーター:狩集浩志(日経テクノロジーオンライン編集長)
モデレーター:狩集浩志(日経テクノロジーオンライン編集長)
パネラー:國土晋吾(TEP代表理事)、
パネラー:國土晋吾(TEP代表理事)、
吉野巌(マイクロ波化学株式会社代表取締役社長CEO)、
吉野巌(マイクロ波化学株式会社代表取締役社長CEO)、
ほか1名
ほか1名
16:55-18:00 懇親会
■「J-TECH STARTUP」創設の趣旨
インターネットを使ったSNSやECサイト、ゲームなど様々なサービスが、人々に多くの利便性や新たな価値を生み出しています。サービス技術は、比較的短期間で製品開発が可能で、日本でも成功例や支援方法が確立されつつあります。一方、それらを支える基幹技術である高速通信やAIエンジン、CPU技術などに代表されるDeep Tech(コア技術)は、裏方的で理解が難しく、製品化までに時間と人的リソースが多くかかります。そのため、事業化リスクが高く投資等のサポート体制は十分とは言えません。しかし、基幹技術であるDeep Techなくしてサービス技術は成り立ちません。シリコンバレーでは近年、サービス系技術を提供する会社への集中的な投資から、Deep Techへの投資が積極的に行われるようになってきました。日本の先端技術は海外からの注目が高く、2013年には、外資系グローバル企業によって、日本の大学発ロボティクスベンチャー企業の買収なども行われています。
「J-TECH STARTUP SUMMIT」は、ハードウェアだけではなく、組み込み型ソフトウェアやクラウド上の処理エンジン、バイオ技術、先端材料、ロボティクスなど、広義のDeep Techに焦点を当て、その重要性に注目し、Deep Techベンチャー企業のサポート体制を確立するために必要なことを議論していきます。第2回目となる今年は、「J-TECH STARTUP」銘柄として10社を選出し発表することで、日本のDeep Techへの注目度を上げることを目指します。