Back to event page
※本講演はどなたでもご参加いただけます。
※本講演はどなたでもご参加いただけます。情報産業三田会の会員ではない方は「非会員」のチケットの登録をお願いいたします。
下記のとおり情報産業三田会11月度二水会を開催致します。
「イノベーションのジレンマ」の著者クレイトン・クリステンセン教授の愛弟子であり、破壊的イノベーションの理論を日本に初めて持ち込んだ玉田 俊平太教授にご講演いただきます。
------------------------------------------------
「破壊的イノベーションの脅威と対応策」
イノベーション・バイ・ケミストリー(東レ)、エンパワード・バイ・イノベーション(NEC)、イノベーション・フォー・トゥモロー(ダイハツ)など、多くの企業がイノベーションを自社のスローガンにしています。なぜでしょう?
それは、企業は①イノベーションによって競争優位を得ることできるとともに、②イノベーションによって周辺環境の変化に対応することができるからです。
しかし、この多くの企業が目指す“イノベーション”ですが、「それではイノベーションとはどういう意味ですか?」と尋ねると、十人十色の答えが返ってきて驚かされます。このように、会社が目標として掲げている言葉の意味が、社員の間で統一的に理解されずにぶれているようでは、およそイノベーションの成功などおぼつかないでしょう。
また、シャープのように、業界トップクラスの優良企業であっても、あるタイプのイノベーションには打ち負かされ滅んでしまうことがあります。このようなタイプのイノベーションは「破壊的イノベーション」と呼ばれ、近年、注目を集めています。
本講演では、多くのビジネスパーソンが聞いたことはあるが完全には理解できていない「イノベーション」。なかでも誤解している人の多い「破壊的イノベーション」について、①破壊的イノベーションとは何か(=敵を知り)、②何故優良企業であっても破壊的イノベーションに打ち負かされてしまうのか(=己を知り)、③自らが破壊的イノベーションを起こすためにはどのようにすれば良いか(=戦略)について、図表を使いながら順を追ってわかりやすく解説することで、皆さんを「百戦あやうからず(百回戦っても危険な状態にはならない)」な状態になっていただくことを目指します。
------------------------------------------------
日時
平成28年11月1日(火) 受付開始 17時00分
講演会17時30分~19時00分
懇親会 19時15分~21時00分
場所 慶應義塾大学 三田キャンパス北館ホール・ファカルティクラブ
東京都港区 三田2-15-45 (地図)
------------------------------------------------
玉田 俊平太(タマダ シュンペイタ)
関西学院大学経営戦略研究科教授
ハーバード大学にてマイケル・ポーター教授のゼミに所属、競争力と戦略の関係について研究するとともに、クレイトン・クリステンセン教授からイノベーションのマネジメントについて指導を受ける。研究・技術計画学会評議員。日本経済学会、日本知財学会、International J. A. Schumpeter Society会員。平成23年度TEPIA知的財産学術奨励賞「TEPIA会長大賞」受賞。 著書に『巨大企業に勝つ5つの法則』(日本経済新聞出版社、2010年)、監訳に『イノベーションへの解』(翔泳社、2003年)、『イノベーションのジレンマ』(翔泳社、2000年)、監修書に『破壊的イノベーション』(中央経済社、2013年)などがある。
------------------------------------------------