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13:30-15:00 講演「人類を再発明するのに必要なこと

高橋 恒一

理化学研究所 生命システム研究センターチームリーダー

全脳アーキティクチャ・イニシアティブ 理事・副代表

慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特任准教授

大阪大学大学院 生命機能研究科 招聘准教授

ロボティック・バイオロジー・インスティチュート株式会社 最高情報責任者

スパイバー株式会社 顧問

AI社会論研究会 共同発起人

スパイバー株式会社 顧問



15:00-15:30 自由討論

(講演・自由討論の配分は、当日の状況にあわせて調整します)


定員 100名(先着順)

※入場料無料 

講演概要

シンギュラリティーに到達するためには、収穫加速の法則による技術的進歩の指数関数的成長が継続する必要がある。レイ・カーツワイルは、このために鍵を握るのがGNR (遺伝子工学、ナノテクノロジー、ロボット工学(AIを含む))の3つの分野における革新と、これらの協調であるとした。

本講演では、G: 遺伝子工学の将来像に関して我々が世界ではじめて実現し、現在も開発を進めている全細胞シミュレーション技術「E-Cell」、N: ナノテクノロジーに関してはバイオロジーに触発された新たなものづくりの可能性、R: ロボット工学=AIに関しては全脳アーキティクチャ・イニシアティブにおける汎用人工知能開発の見通しについて紹介する。これらの三つの分野の接点の一例として、ロボット=AI技術の生命科学応用についても紹介する。

また、シンギュラリティーに向けたこれらの分野での革新がもたらす社会へのインパクトをHELPS(H: 人類、E: 経済、L: 法、P: 政治、S: 社会)の多面的な側面から議論し、第四次産業革命に向けてはAIの科学技術応用がマクロ経済学的な鍵を握っていることを紹介する。


主催


共催