Event is FINISHED

【6/25 文ラボ】名作文学を原稿用紙に書き写す!「自分だけの文章」がなんなのかよくわからない、そんな書き手のための、心穏やかな修業の時間「文ラボ」《大人のための国語教室》

Description

*こちらのイベントは「Peatix」または「店頭」による事前決済制です。お支払いが確認出来次第、受付完了となりますのでご注意ください。
(当日お席がございましたら店頭お支払いも受け付けさせていただきます。)

スタッフ川代です。

昔から文章を書くのはとても好きで、二年前くらいからネット上で記事を公開したりもしています。
自分の思っていることを書いて、文章に起こして、読んだ人は、様々な反応をくれる。文章を通して、知らない人が私のことを好きになってくれたりもする。

だからずっと、一生、こうして書くことを続けていけたら、なんて思うのだけれど、そうもうまくいかないわけで、ある日突然ふと、書けなくなる時がある。
どうして書けないの。書こうと思えないの。うまくキーボードをたたく手が、進まないの。

不安で、むしゃくしゃして、それでも書き続けようと思うのだけれど、結局はうまくいかない。

その不安がやってくるときは、決まっている。いつも同じだ。
自分の文章が誰かの真似なんじゃないかって、気がついた瞬間。
そんなときに、ひどく、不安が襲う。

私は小説が好きだ。

赤毛のアンが好きだ。
村上春樹が好きだ。
朝井リョウが好きだ。
星新一が好きだ。

彼らの文章が、物語が、死ぬほど好き。体にすっとなじんでいくような文章が、好きだ。

けれど、そのぶん、ふと、憧れの作家の文体を、真似しようとしていることに気がついて、自己嫌悪する。

どうしてこんなことやっちゃうんだろう。
やめようと思っても、できない。仕方ないのだ。

村上春樹が好きだから、「あるいは」とか、「まるで」とか。それっぽい表現をしてしまっているときがある。気が付いたら文面に、できあがっているのだ。

あーあ、結局自分のやっていることって、人の真似でしかないんじゃないの。
自分の文章なんて、どこにもないんじゃないの。

その現実に直面した時、私は、不安で不安で、しょうがなくなる。自分がずっと文章を書いて生きていってもいい人間なのか。いや、それは自分が決めることであって、「いい」とか「悪い」とかないのだけれど、私はどうしても、そういう価値判断をしてしまいそうになる。

でも、そんなとき、ふと、思った。

そもそも、「自分だけの文章」なんて、存在するのだろうか。

私が、私だけが、私のリソースだけを使って生み出した言葉なんて、存在するのか。
この世は、言葉であふれている。私たちは毎日、ありとあらゆる言葉を耳にし、口にしている。言葉に囲まれて、生きている。

そんな中で、誰の影響も受けていない、まっさらな自分だけの文章を生み出すことなんて、できない。

だいいち、私はまだ未熟なのだ。書き始めてたかが二年くらいなのだ。それなのに自分だけの文章なんて、どこから掘り起こせばいいのだろうか。

誰だってそうじゃないのか? 誰だって、きっと、色々な本を読んで、色々な価値観を吸収して、そして、それを混ぜて、ぐちゃぐちゃになったところから、ようやく、本当の「自分らしい」ものをピックアップできるんじゃないのか?

そうだ。なら、いいじゃないか。
はじめは、真似でも。気がつかないうちに、似せようとしてしまっていても。

だったら、もっともっと、好きな作品の文章を、体に染み込ませればいい。
もっと、神経とか細胞の、意識しないような奥深くまで、浸透させて仕舞えばいい。
それか、こういうのもいい。あえて、好きじゃない文章を読むのだ。馴染みがない文章を、馴染ませるのだ。
やっぱりこれは好きじゃないな、でもいいし、もしかしたら、案外、合うところが見つかるかもしれない。

今月の「文ラボ」は、そんな思いで、開催を決めました。
きっと、私のように、「自分の文章ってなんだろう」と、悩んでいる人は、きっと多いだろうと思ったから。

じっくりと、自分の文体と向き合う。名作文学を書き写す。
作品はなんでも構いません。読み古した大好きな本でも、その場で、天狼院でパッと目に付いた本でも、なんでも。

あえて自分の好きな作品を書き写す、でも、意味がわからない文章を書き写して、新たな発見を待つ、でも。
きっと理由はなんでもいいのだと思います。

それでも多分、写経のように、名作文学を書き写すことによって、自分の体の中に、言葉の力が染みこんでいくと思います。

午後のゆったりとした90分を、名作文学と、原稿用紙と、コーヒーとともに。
いつもとは違う自分を発見できるような、そんな気がしています。

【概要】
日時6月25日(土)14:00〜15:30

▼コンテンツ

14:00〜14:10 自己紹介

14:10〜15:30 好きな作品を原稿用紙に書き写そう!

定員:20名様
参加費:1,000円+1オーダー
持ち物:
・自分が書き写したいと思う作品、小説や文学作品など(天狼院書店でイベント時にご購入いただくことも可能です)
・原稿用紙(天狼院の原稿用紙「Mk-Ⅱ(マークツー)」をお買い求めのお客様は参加費500円引きで参加いただけます)
・筆記用具(お気に入りのペン、万年筆などをお持ちいただければと思います)

*プラチナクラスの方は参加費半額(500円+1オーダー)でご参加いただけます。
*「月刊天狼院書店」編集部(読/書部)の方は参加費無料(別途1オーダー)でご参加いただけます。
場所:天狼院書店「東京天狼院」

*CLASS天狼院プラチナクラスについて→ 【破格の割引サービス】「CLASS天狼院」誕生〜最上ランク「プラチナクラス」は全店合計100名様限定〜《詳細・決済ページ》:http://tenro-in.com/tsushin/15866
*「月刊天狼院書店」編集部について→本好きの、本好きによる、本好きのための夢の部活「月刊天狼院書店」編集部、通称「読/書部」。ついに誕生!あなたが本屋をまるごと編集!読書会!選書!棚の編集!読書記事掲載!本にまつわる体験のパーフェクトセット!《5月1日創刊&開講/一般の方向けサービス開始》 http://tenro-in.com/zemi/19122
場所:天狼院書店「東京天狼院」

【注意事項】
・参加者への他のイベント、セミナー、グループ、店、企業、その他への勧誘は固く禁じます。また、勧誘を見かけた場合はスタッフまでご一報ください。
・本イベントの内容の著作権は、天狼院書店に帰属します。本イベントの内容を他で利用することを、あらゆる面で、固く禁じます。

【お支払い】
「Peatix」または「店頭」による事前決済制
※お支払いが確認出来次第、受付完了となりますのでご注意ください。
(当日お席がございましたら店頭お支払いも受け付けさせていただきます。)

【天狼院書店へのお問い合わせ】

お問い合せフォーム
TEL:03-6914-3618
*こちらのイベントは「Peatix」または「店頭」による事前決済制です。お支払いが確認出来次第、受付完了となりますのでご注意ください。
(当日お席がございましたら店頭お支払いも受け付けさせていただきます。)

Event Timeline
Sat Jun 25, 2016
2:00 PM - 3:30 PM JST
Add to Calendar
Venue
東京天狼院
Tickets
【一般】*別途1オーダー ¥1,000
【プラチナクラス】*別途1オーダー ¥500
Venue Address
東京都豊島区南池袋3−24−16 2F Japan
Directions
池袋駅から徒歩12分/東池袋駅から徒歩4分/都電雑司が谷駅から徒歩2分
Organizer
天狼院書店
1,347 Followers