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ハーバード社会起業大会スタディプログラム (2016年3月) 帰国報告会

Description
先細りしていく日本。

しかも、「先進国である日本には、当然のことながら欧米の国際NGOや財団はそれほど興味を示さない」(李妍焱駒澤大学教授、『中国の市民社会』P180、岩波新書)

確かに、日本国内で海外NGOや財団のセミナーはほぼ聞かれません。よって、世界のソーシャルセクターの構造として、日本は通過されて、アジアやアフリカの貧しい国々へ先進的な知見は投入されるのであり、日本にいる私たちは自発的・主体的に世界の知見を学びに行かねばならないのです。

それでも「現状突破をしたい」と若者たちは新しい学びを始めています。

若者たち(もちろん年齢・性別問わずですが)を含めて私たちは、アメリカへ例年2月または3月に行っています。「ハーバード社会起業大会スタディプログラム」というH.I.S.公式のスタディプログラムであり、初回は2010年で、毎年1回開催し、今回2016年で7年目を迎えました。

私たちは、本スタディプログラムにて、社会課題をビジネスの手法で解決を目指すソーシャルビジネスの先進事例をアメリカ東海岸(2010-2015ではニューヨーク、ボストン)に、そしてハーバード社会起業大会(後述)を訪ねてきました。若者たちにはReadyFor?にて旅費の一部を助成させていただきました。この場をお借りして、全国各地のご支援者の皆様に御礼を申し上げます。

2010年の初回以来初めて、今年2016年はワシントンDCに私たちは降り立ち、以下の団体を訪問しました。

1. 「社会起業家の父」ビル・ドレイトンが創設し、日本でもおびただしい数の報道や書籍で紹介され、社会起業家について関心ある方は誰しもおなじみの「アショカ」。今回、アショカ本部へ日本から一般的な団体視察が実現しました。貴重なプレゼンにて私たちが伺った「アショカが重視すること、そしてアショカの社会変革の考え方は何か?」を帰国報告会では紹介します。

(アショカ本部内の壁に描かれていたマララさん)

2. 20年前にアトランタの大学生が創設し、今や世界最大規模のボランティア団体となった「ポインツ・オブ・ライト」。日本でも東北、常総市、熊本・大分等での災害ボランティアがどう持続的に現地に関わり続けられるかが、大きなテーマとなっています。「ポインツ・オブ・ライトがもつ、安定的に大規模にボランティアを供給できる秘訣は何か?」 現地で解き明かされた考え方を帰国報告会では紹介します。


3. 2010年に全米大学生就職志望ランキング(人文科学系)にて1位に躍進し、その後も上位にランクインし続け、「グーグル、ディズニーよりも行きたい」就職先とされる教育NPOの「ティーチ・フォー・アメリカ(TFA)」。もちろんTFAは日本でもたいへん著名ですが、今回のプレゼンで明かされた、「日本のNPOでは考えられない規模の資金調達をどう遂行しているのか」を、帰国報告会では紹介します。


4. 2012年に創設されたばかりの「ユニオン・キッチン」。同団体は、いわば飲食業のコワーキングスペースです。地域経済において飲食店は重要な役割を日本でも占めていますが、チェーン店が日本各地で増え続け、どの町も似たような風景になっています。ユニオン・キッチンは飲食業の起業家を、販路開拓を含めて効果的に支援するインキュベーターです。日本でも今後大いに注目されうる地方創生ビジネスモデルのエッセンスを、帰国報告会ではご紹介します。


5. 2000年代にNHK等で特集され、日本でもファンが多く、ワシントンDCの代表的なソーシャルビジネスである「DCセントラルキッチン」。食材を集めるフードバンク機能と、ホームレスの就業支援機能の合わせ技の事業を行っています。巨大な同所のキッチンにて私たちは実際に3時間の調理ボランティアに入り、ホームレスの就業支援プログラムの追体験をし、効果を実感しました。「なぜリーマンショック後90%という驚異的な再就職率の達成が可能なのか」、ボランティア参加の体験も交えて、帰国報告会ではご紹介します。


6. 2016年はアメリカ大統領選の年です。オンライン選挙の促進を世界各地で展開するマジョリタスの共同創業者が今回特別に時間を取ってくださり、同社がどう選挙にインパクトを生んでいるかについて、帰国報告会ではご紹介します。


そして、今回の訪米の後半ではボストンに私たちは飛びました。

ハーバードビジネススクールハーバードケネディスクールで同時期に年1回だけ開催される、社会起業家の世界大会である「ハーバード社会起業大会」に私たちは参加しました。

(ハーバードビジネススクール校内に入った瞬間)

(サンデル教授「正義」の授業が収録されたサンダース・シアターにて、Xプライズ財団の講演)

例年大会は史上最高の更新を続けていますが、今年は、もはや大会のフルモデルチェンジが起こっていました。大会で下記の4つのテーマを設定し、そのテーマに関する部会が開催されました。

1. 都市を変えていくこと (Transforming Cities) : デトロイトとボストンの地域再生の取り組み等が議論されました。
2. 目的を持った利益 (Purposeful Profit) : ベンチャー・フィランソロピーや、インパクト投資など、社会課題の解決を目指す投資等が議論されました。
3. 環境と持続可能性 (Environment & Sustainability): 地球環境問題、気候変動、民間企業の役割、自然エネルギー等が議論されました。
4. 機会の分断 (Opportunity Divide) : 貧困問題、格差、教育、社会的包摂(インクルージョン)等が議論されました。

そして、民間セクターの新しい経営手法である「ハッカーソン」「VR(バーチャル・リアリティ)」「エクスポネンシャル組織」、そして「ヨガ」「瞑想教室」も紹介されていました。もちろん「デザイン思考ワークショップ」「マイ・ストーリー」等、日本でも高い関心を集めるテーマの部会も開催されました。

(社会課題の追体験ができるVRのデモを体験)

(デザイン思考ワークショップに参加)

(「事業立ち上げ:マイストーリー」部会の会場風景)

上記の一連を通じ、私たちは様々の学びをいたしました。例えば、以下の整理をいたしました。

日本のソーシャルセクターのバージョンアップに貢献しうる情報を多々得られたと、私たちは実感しています。

今回、帰国してできるだけ早めに日本の皆様と共有し、皆様の実践や研究に活用いただけたらと企画いたしました。

ぜひ、ふるって帰国報告会にご参加ください!


<開催概要>

1. 日時: 2016年5月15日(日) 14:50開場、15:00開会、16:30閉会を予定
2. テーマ: 「ハーバード社会起業大会スタディプログラム(2016年3月) 帰国報告会」
3. 進行:
14:50 開場
16:15 質疑応答
16:30 閉会
※定刻15:00に開会しますが、その後の時刻は目安であり、進行状況により変更となる可能性があります。
4. 報告者: 雨宮寛、田辺大(いずれも本プログラムの共同企画運営者)、今回訪米した方々
5. 参加者の効用: (1) 個人訪問のアポがなかなか取れない世界の先進ソーシャルビジネスの現場の状況や考え方がキャッチアップできる。 (2) 訪米しハーバード社会起業大会(大会参加費は社会人約20,000円、学生約10,000円)に参加できなくとも、日本語にて、大会の内容を凝縮して理解できる。 (3) (1)(2)を通じた学びが日本にどう活かせるかの思索をスタートできる。
6. 主催: ハーバード社会起業大会スタディプログラム
7. 会費と定員: 社会人3,000円、学生1,500円。定員は44名(先着順)。
※参加費は会場費及び資料代に充当します。なお社会人学生の方は社会人料金になります。
8. 会場:
ちよだプラットフォームスクウェア会議室501&502
東京都千代田区神田錦町3-21
(東京メトロ「竹橋」駅徒歩2分、同「神保町」駅徒歩7分、JR「神田」駅徒歩12分)
9. お申込: 本画面よりお申し込みください。事前予約制です。当日会場では現金受付は行いません。
コンビニ/ATMでの支払期限は申込みから3日以内となります。申込後3日以内に支払いされなかった購入チケットはキャンセル扱いとなります。うっかりして支払期限に間に合わない方も多く、確実なお申込のために、クレジットカード支払いをお願いします。万一3日以内に間に合わなくとも、残席がある限り、どうかめげずに、再度お申込をお願いします。
※ご購入後のチケットキャンセルは一切お受けしておりません。
※ご勤務先を宛先にした紙の領収書をご希望の方にご準備します。本画面の右の方にある「主催者へ連絡」ボタンより主催者へ直接ご連絡をお願いします。その際に「法人格を含めたご勤務先の名称」と「但し書き」をお教えください。当日の会場受付にてお渡しします。
※ Facebookイベントページもこちらに告知用に用意しました。ぜひご活用をいただけましたら、幸いです。
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Updates
  • イベント詳細情報を更新しました。 Diff 2016-05-07 06:14:38
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Sun May 15, 2016
2:50 PM - 4:30 PM JST
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Venue
ちよだプラットフォームスクウェア会議室501&502
Tickets
社会人 ¥3,000
学生 ¥1,500
ReadyFor?ご支援者特別ご招待枠
Venue Address
東京都千代田区神田錦町3‐21 Japan
Organizer
ワールドスタディ
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