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堺三保さんの映画脚本分析講座 ~三幕構成で「物語の構造」を知れば映画がもっと面白くなる~

Description
【3.20 Sun イベント】堺三保さんの映画脚本分析講座 ~三幕構成で「物語の構造」を知れば映画がもっと面白くなる~

『スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望』 『真夜中のカーボーイ』を三幕構成で分析します。

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映画だけではなく、小説や演劇、ゲームなどあらゆるストーリーに共通するもの。それは「三幕構成」というパラダイム(見取り図)。

「よい脚本のポイントとは何だろう? 答えは山ほどある。なぜなら脚本のスタイルは自由だからだ。だが、もし本格的に脚本を書こうと思うならば、まずは脚本が何なのかということを知らなければならない。脚本のあるべき姿とは何かを。」(『映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと シド・フィールドの脚本術』より)

映画とはストーリーのことです。そしてストーリーは構成という文脈があってはじめて存在します。

その構成のことを「三幕構成」(Three-act structure)といいます。

「三幕構成」は、脚本家のシド・フィールドによって理論化され、日本では『映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと シド・フィールドの脚本術』(フィルムアート社)として出版されています。


映画を含むあらゆるストーリーには、発端・中盤・結末が存在します。

「三幕構成」理論では

発端:第一幕 … 状況設定

主人公を紹介し、ドラマの前提(何についてのストーリーか)を提示し、アクションの起こる状況や主人公の職業、私生活、人間関係などを設定する幕

中盤:第二幕 … 葛藤

目的達成のために主人公が克服しなければならない障害に次々と直面する幕

結末:第三幕 … 解決

主人公はどうなるのか。葛藤が解決されるとどのような結末になるのかを明確にする幕とし、それぞれの幕はプロットポイントでつながっていると理解します。

プロットポイントとは「ストーリーを展開し、新たな方向へと向けるきっかけとなる事件やエピソード」のことです。

直線的であれ、非直線的であれ、あらゆる映画が「三幕構成」で理解できます。

意識の流れやフラッシュバック、ナレーションの使用など、小説的なテクニックを使って主人公の内面を描くような作品であったとしても、その作品に発端・中盤・結末が存在する以上「三幕構成」で説明ができてしまうのです(映画の作り手が「三幕構成」を意識していようといまいと)。

もちろん、ハリウッド映画だけではなく、ヨーロッパ映画であっても同様です。

優れた映画脚本は「三幕構成」の理論に基づいて構成されています。

つまり普遍的な「良きストーリーテリング」と「三幕構成」は密接な関係があるのです。


今回の講義では、実際の映画作品を例にストーリーを解体し、物語全体がどういった構成になっているのか、見せ場はどこなのか、登場人物の葛藤はどこにあるのか、などを「三幕構成」をつかって分析します。


取り上げる映画は

『スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望』(STAR WARS EPISODE Ⅳ A NEW HOPE)

『真夜中のカーボーイ』(Midnight Cowboy)

です。

内容的には非常に対照的な2作品ですが、きちんと「三幕構成」で分析が可能です。


講師は作家・翻訳家・脚本家の堺三保さんです。

堺三保さんは名門南カリフォルニア大学の大学院映画学部映画制作コースに留学し、映画制作や脚本について学んでこられました。実際の教育現場でも「三幕構成」で映画を分析する授業があったそうです。

実際の表現者でもある堺三保さんの本場仕込みの講義がついに京都で実現しました。

『映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと シド・フィールドの脚本術』(フィルムアート社)を読んだ後で映画を観ると、三幕でストーリーが進行していることが確かにハッキリと分かります(作品によってはあまりにも「三幕構成」理論通りなので、衝撃を受けるほどです)。

映画の観方が劇的に変わるといっても過言ではありません。

その意味では映画を鑑賞する方にも知っておいて欲しい理論です。

ストーリーの構造の組み立ては、映画も小説も同じです。

「三幕構成」理論は、小説執筆におけるプロット作成においても応用できます。実際に、小説執筆講座などでも使われています。もちろん、ゲームや演劇、そしてドキュメンタリーでさえも応用が可能です。

本講義は、

・物語をつくる人

・物語を観る人(読む人)

つまり、すべての人のための講座といえます。

京都で堺さんの講義を聴く機会はめったにありませんので、ふるってご参加ください。

皆様のご来場をお待ちしています。


【日時】
2016年3月20日(日)
15:00~17:00(開場14:30)


【タイムテーブル】
14:30~ 開場
15:00~ 講義開始
16:30~ 質疑応答
~17:00 終了 


【定員】

20名程度


【参加費】
一般:1,000円
書籍付:3,000円
※『映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと』シド・フィールド著 フィルムアート社を1冊お渡しします。
『映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと』は、定価2,700円(税込)の商品です。

どちらにするかは、当日受付でお選びいただいて結構です。


【その他】

本講義の内容をより一層深めるために、可能であれば下記の映画を事前に鑑賞してください。
※事前に映画を鑑賞できない方でも楽しめる講義にはなっています。

スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望

真夜中のカーボーイ


【会場】
amu KYOTO
京都市下京区紅葉町364
京都駅から徒歩10分


【講師プロフィール】
堺三保さん

63年大阪生まれ。作家/脚本家/翻訳家/評論家。評論・翻訳は、英米の娯楽小説、映画、テレビドラマ、コミックスが専門。テレビアニメのSF設定や脚本の仕事も多い。SF設定の近作はテレビアニメ『エウレカセブンAO』(毎日放送/BONES)、近訳書は『シン・シティ(1~4)』(フランク・ミラー著/小学館集英社プロダクション)。その他、『S-Fマガジン』、『映画秘宝』等の雑誌に寄稿多数。2007~2010年、南カリフォルニア大学映画芸術学部映画/TV製作科に留学。


【主催】
amu KYOTO


【お問い合わせ】
mail : az_kyoto_pr@az-hd.co.jp

Event Timeline
Sun Mar 20, 2016
3:00 PM - 6:00 PM JST
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Venue
amu KYOTO
Tickets
参加費 ¥1,000
参加費(書籍付) ¥3,000
Venue Address
京都市下京区紅葉町364 Japan
Organizer
amu KYOTO
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