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  • 当日券は3100円 (1ドリンク付き)です。ゲンロン友の会会員証または学生証のご提示で2600円になります。
  • お席はチケット購入順ではなく、当日ご来場になった方から順にご案内致します。開場は開演1時間前の18時となります。
  • 友の会会員限定指定席にはキャッシュバックはありません。複数席を予約される場合は、お連れの方が友の会会員でなくても結構です。

【イベント概要】

2001年~2014年まで「月刊ゲームラボ」に14年間連載された時評が、一冊の本としてまとめられた斎藤環氏の新刊『おたく神経サナトリウム』は、ゼロ年代おたくネタの定点観測として貴重かつ重要なものである。さやわか『キャラの思考法: 現代文化論のアップグレード』も刊行されたばかりのいま、おたくの時代は終わったのか?!を東浩紀とともに徹底議論!!

(詳細は後ほど更新いたします。)

斎藤環が2001年より『ゲームラボ』誌で執筆した「おたく神経サナトリウム」が一冊にまとめられた。これは実に14年間にわたって漫画、アニメ、ゲームなど「オタク」界隈を定点観測し続けた驚異的な連載だ。しかし時は過ぎ、今や「萌え」という言葉の意味も変わったし、オタク文化の勢いもかつてとは様変わりしている。オタクとは、萌えとは何だったのか、そして日本のキャラ文化はどうなったのか? 斎藤の連載開始と同じ2001年に『動物化するポストモダン』で日本のオタク文化を読み解いた東浩紀、そして新著『キャラの思考法』でキャラ文化の変容を説くさやわか、『ゲームラボ』誌での連載経験を持つ三者が今ここに総括する!



【登壇者プロフィール】

斎藤環(さいとう・たまき)

1961年、岩手県生まれ。1990年、筑波大学医学専門学群環境生態学卒業。医学博士。爽風会佐々木病院精神科診療部長(1987年より勤務)を経て、2013年より筑波大学社会精神保健学教授。専門は思春期・青年期の精神病理、および病跡学。著書に『社会的ひきこもり』(PHP研究所)、『戦闘美少女の精神分析』(太田出版)など。近著に『オープンダイアローグとは何か』(著・訳、医学書院)、『おたく神経サナトリウム』(二見書房)。『世界が土曜の夜の夢なら』(角川書店)で、第11回角川財団学芸賞受賞。


さやわか


ライター、物語評論家。1974年、北海道生まれ。『クイック・ジャパン』『ユリイカ』などで執筆。関心領域は物語性を見いだせるもの全般で、小説、漫画、アニメ、音楽、映画、演劇、ネットなどのカルチャーを幅広く評論する。現在『朝日新聞』『ゲームラボ』等で連載中。星海社のウェブサイト『最前線』内で投稿コーナー『さやわかの星海社レビュアー騎士団』も運営している。単著に『僕たちのゲーム史』『AKB商法とは何だったのか』『一〇年代文化論』がある。


東浩紀(あずま・ひろき)

1971年生まれ。東京都出身。哲学者・作家。専門は現代思想、表象文化論、情報社会論。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。株式会社ゲンロン代表、同社発行『思想地図β』編集長。著書に『存在論的、郵便的』(新潮社、第21回サントリー学芸賞)、『動物化するポストモダン』(講談社現代新書)、『クォンタム・ファミリーズ』(新潮社、第23回三島由紀夫賞)、『一般意志2.0』(講談社)、『弱いつながり』(幻冬舎)など多数。



【注意事項】

  • チケットキャンセルの場合の払い戻しは受け付けられません。予めご了承ください。
  • 当日、ゲンロン友の会会員証または学生書提示で500円キャッシュバックいたします(併用不可、学生証は国立公立学校または学校法人が発行したもの)。
  • チケット料金は税込価格です。
  • イベントの録画・録音はご遠慮下さい。
  • 本イベントはインターネットでの動画配信を予定しており、ご来場のお客様の映像が映り込む可能性がございます。あらかじめご了承ください。
  • 未成年の方にはアルコールを提供できません。
  • 18歳未満の方は23時以降の参加はできません。
  • 保護者が同伴しない18歳未満の方は22時以降の参加はできません。
  • 小学生以下のお子様のご入場は保護者の方の同伴が必要となります。
  • 参加者が80名を越えるイベントでは、お席が立ち見になる場合があります。ご了承ください。