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ときのうてな第一回 ”水口を祀る”

Description

■趣旨

ヒバリが舞い、ユキヤナギが咲く、春の日。

経営学者・野田一夫先生の私邸であったTHE FORUM Setagayaで、

華道、和暦、ランドスケープ、異なる専門を持つ三人が出会いました。


木漏れ日のゆらめきを見つめながら、

3.11以降、環境に対する意識が大きく変わったこと、

自然の深部にある、みえないものをみること、

そのために感じたり、語り合う場を作ることはできないだろうか、

そんな話で盛り上がりました。


花や蝶や小川は、きらきらと私たちの目の前で煌いています。

自然を見るだけでも十分美しいのですが、

目にみえないもの裏側には、何があるのでしょうか。


自然のなりたちを知る旅は果てしなく、

植生、地形、気象、風土(ジオ)まで広がっていきます。

さらに言霊、華道、和暦という暮らしのプログラムにも

そのヒントが隠されているようです。


自然の中に秘められた、みえないものをキャッチする眼、

環境を認知する力を、少しずつ開いていきたい。


わたしたちはそう願い、三人が世話人として、庭園を継承した

THE FORUM setagayaで「連」を始めたいと思います。


「連」とは江戸時代に広まった、テーマ型コミュニティです。

連は、民間の連歌や俳諧、博物学などの発展に大きく貢献し、

職業や立場の垣根を越えて、提供者も参加者も区別なく、個として

自由に活動する場として存在していました。

かつて多くの才人を輩出したこの野田邸で、新たな「連」を始めたいとおもいます。


「うてな」とは花萼の意味です。

うてなで包まれて育まれ、うてなの上で放たれる花、花粉や蜜。

訪れるものがあって、結実し、また放たれる。

語り合うことで、参加者ひとりひとりの思いがつながって、

暮らしの中に広がっていくことを想っています。



第一回目のテーマは「水口祭」。


苗代(なわしろ)に種もみをまく日に行われる行事です。

山の神の依代(よりしろ)として田の水口に、ウツギ(卯の花)やツツジなど

季節の花や小枝を立てる風習がありました。


THE FORUM setagayaの庭には、今も現役の小さな井戸があります。

その水が庭園内の小川を流れて、池に注がれています。

この井戸の地下水は、どこから流れてくるのでしょうか。

当日は、世田谷の「みずみち」も追います。


まずは、敷地を越えて行き来する世田谷の、水の神へのあいさつから

始めてみようと思います。


井戸から流れる川を「水口」に見立て、

華道家・塚田有一さんと、卯月の花を供えてみたいと思います。

よろしければ、みなさんの庭に咲く、花や枝もお持ちください。


その後、水、植物、地形、祭祀、感覚、暦などをテーマに

世話人が話題をふりながら、ワークショップを行う予定です。

「水口」を通して、みえないものを一緒に考えてみませんか?


心の奥底に眠った感覚を解き放つように、

どうぞ、ゆるりとした気持ちで、お越しください。


世話人一同


■世話人紹介

塚田有一:華道家・造園家、「温室」代表 

1991年 立教大学経営学科卒業

92年 草月流家元アトリエ入社 99年 株式会社イデー入社

2005年 有限会社 温室 設立

世田谷ものづくり学校(IID)にて「学校園」

07年 株式会社 limbgreen 設立

09年 東京大学「こまみどり プロジェクト」

赤坂氷川神社「ともえ会」でのワークショップ

11年 世田谷ものづくり学校グリーンディレクター/花綵列島プロジェクト始動

12年 OKAMURA Design Space R "Flow_er"

http://the-forum.jp/zine/005%E3%80%80%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E4%BA%BA%E3%81%A8%E8%87%AA%E7%84%B6%E3%81%AE%E5%AA%92%E4%BB%8B%E4%BA%BA%E3%83%BB%E5%A1%9A%E7%94%B0%E6%9C%89%E4%B8%80%E3%81%95%E3%82%93


高月美樹: 和暦研究家

身体感覚を取り戻すためのモノサシを探して日本の時間軸、太陰太陽暦に辿り着く。 2003年から和暦手帳を制作・発行。五感を使って、体感的なつながりを発見し、あらゆる物事に主体性に関われるようになるための意識改革を志す。

www.lunaworks.jp


滝澤恭平:編集者・ランドスケープ研究者

出版社、環境コンサルティングファーム、ブランドコンサルティングファームを経て独立。コンテンツ・メディア開発を通した、テーマ型コミュニティの創出を軸に、デジタル、紙媒体、リアルスペースに渡り、様々なメディアの編集・プロデュースを行う。

自らのテーマとして、雑誌「ソトコト」で地域のジオ(地形、植生、水系)、神社、歴史、生活を取材する“ハビタ・ランドスケープ“を連載中。現在、東京工業大学大学院社会理工研究科にて地域コミュニティと自然環境・災害の研究を行なっている。

http://takizawakyohei.com/


■タイムスケジュール

13:30〜 ミニプレゼン「卯月の花、水口祭」「世田谷の水みち」 

14:10 立花 THE FORUM 井戸を花で祀る

15:00 ディスカッション 「水口、暦、植物、地形、水」

16:30 共有タイム

17:00 終了 

*花はこちらでもご用意いたしますが、よろしければお持ちください。

終会後、花を交換しようと思います。


■連絡先

Tel:03-6380-4101

Mail:maekawa@share-company.com


Event Timeline
Sat May 11, 2013
1:30 PM - 5:00 PM JST
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Venue
Tickets
参加費 ¥3,500
参加費(花代込み) ¥3,500
Venue Address
東京都世田谷区上馬5-15-15  Japan
Organizer
THE FORUM setagaya
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Attendees
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