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『地域包括ケア』のグランドデザインを引いた
香取照幸厚生労働省雇用均等・児童家庭局長と
『ケアの医療』を鹿児島で実践している中野一司先生が
『地域包括ケアの仕上げ』に向けての求められる医療者像を語ります。
ワークショップで共に求められる在宅医療について分ち合います。
香取照幸厚生労働省雇用均等・児童家庭局長と
『ケアの医療』を鹿児島で実践している中野一司先生が
『地域包括ケアの仕上げ』に向けての求められる医療者像を語ります。
『地域包括ケア』のグランドデザインを引いた
香取照幸厚生労働省雇用均等・児童家庭局長と
『ケアの医療』を鹿児島で実践している中野一司先生が
『地域包括ケアの仕上げ』に向けての求められる医療者像を語ります。
ワークショップで共に求められる在宅医療について分ち合います。
28年度の診療報酬改定基本方針の骨子がまとまりました。『団塊』の世代が全て75歳になる平成35年に向けて国民皆保険を維持しながら高齢化の視点から「治す医療」から「治し、支える医療」への転換が求められます。10年前に構想された「地域包括ケアシステム」仕上げの時期に入りました。
しかしながら実際に『地域包括ケアシステム』を支える医療人の育成が間に合っていないのです。来年度からは在宅医療専門診療所の開設基準が緩和され国も病院を中心とした医療から、在宅をはじめとする地域医療へと大きく舵を切り、病院機能分化により、これまでのように、医療者も安穏と診療を続けることも出来なくなってきております。病院の医療から在宅への医療へとパラダイムシフトが求められているのです。しかし、実際には在宅医療ではこれまでの病院内で通用して来た専門知識だけは通用しません。また経営的にも在宅専門診療所ならでの診療報酬制度もしっかりと理解しておかなければなりません。実際、志高くして在宅支援をする為のクリニックを開業したものの上手く行かずまた病院勤務へと戻る医師も多くいるのが現実です。
こうした状況を鑑み、在宅医育成社団設立の準備委員会を立ち上げました。その第一弾と致しまして来る12月5日東京大学医学部医学部新館2階第一セミナー室にてスタートアップイベントを開催します。
豪華なゲストも多数参加予定です。
プログラム後は経験・世代を超えて意見交換が出来る懇親会を開催します。
これから在宅医療をささえる若い医療人そして若い医療人とともに「地域包括ケアシステム」を現場でさせている先生方の参加を広くお待ちしております
■日時:2017年12月5日(土)13:30〜
■場所:東京大学医学部 医学部新館 2階 第一セミナー室
■募集人数:30名
■協力 東京大学医学系研究科医用生体工学講座/ 一般社団法人日本慢性期医療協会
当日スケジュール----------------------------------------------
13:30 開場/14:00 開始
14:10〜14:40 基調講演 香取照幸 《厚生労働省 雇用均等・児童家庭局長》
「2025年に向けての地域包括ケアのグランドデザイン」
14:40〜15:30 特別講演 中野一司 《ナカノ在宅医療クリニック 院長》
「在宅医療現場で求められる能力」
15:30〜16:00 特別提言 村上紀美子
16:10〜16:30 ライトニングトーク(課題提供)
高瀬義昌 《至高会たかせクリニック理事長》
* 在宅医療での基礎的な実践能力とは
患者のスクリーニング→アセスメント→治療方針の構築→
治療→時系列の中でのスクリーニングという
繰り返しながら治療を行う力。
16:10〜17:30 ワークショップ
現在在宅支援診療所運営をしている医師とこれから在宅支援に
参入を希望する医師でチームをつくり、
「在宅医療人に求められる能力は何か」について/認知症/
他職種連携/コミュニティネットワーク創造などをテーマに
互いに討議し合い、足りないもの、生みだすべきものはなにかを
討議します。各講演者にはそれぞれのチームにメンターとして
回って頂きます。
17:30〜18:10 発表と総評
コメンテーター
佐々木昌宏《文部科学省高等教育局医学教育課企画官》
中野一司《ナカノ在宅医療クリニック 院長》
高瀬義昌《至高会たかせクリニック理事長》
18:30〜20:00 懇親会(別会場)