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システムアートから学ぶ、問いをデザインする技法

Description
近年、アート、デザイン、まちづくり、教育、商品開発、組織開発など、さまざまなところで「ワークショップ」が実践されています。ワークショップにおいて「当日のファシリテーションが難しい」「グループワークがうまくいっていない」と感じるとき、それは参加者やファシリテーターの能力不足ではなく、プログラムがうまくデザインされていない場合が大半です。そしてプログラムをデザインすることとは、「適切な問いを立てること」と言い換えても過言ではありません。

本研究会「問いをデザインする技法を探る」プロジェクトでは、これまで「そもそも”良い問い”とは何か?」「問いの良し悪しをどのように評価すべきか?」「ワークショップにおける効果的な問いの構成方法とは?」といった問いを掲げ、事例の検討、関連理論の調査、議論と実験を繰り返しながら「良い問いをデザインする技法」について探ってきました。

今回は本プロジェクトの特別編として、システムアーティストの安斎利洋さんをお招きし、これまでとは違った視点から「問いのデザイン」について考えます。研究会の前半では、安斎利洋さんから「潜在的人類を探索するワークショップ」の実践事例を紹介していただくとともに、問いが答えの範囲を限定してしまう自縛から逃れる方法として、

・問いを空欄にする
・シニフィアンとたわむれる
・ブリコラージュの技法

などを提案していただきます。後半では、参加者の皆さまから感想や質問をだしていただきながら、ワークショップにおける問いのデザインについて幅広くディスカッションできればと考えています。

アートに関心のある方だけでなく、ワークショップをはじめとする学びと創造の場作りについて考えたい方、日々の実践で悩まれているファシリテーターの方など、是非お気軽にご参加ください!

○ゲスト
安斎利洋(システムアーティスト)
1956年東京生まれ。ペイントシステム、自律的なイメージ生成、協創的ワークショップなど、生成システムの構築に一貫した関心をもっている。
1980年代より、セルオートマトンなど自己組織化による形態生成に取り組みながら、質感表現に適したペイントシステムを作る。1987年より〈スーパー・タブロー〉(サピエンス)のソフトウェア開発を担当。当時標準的なフルカラーペイントシステムとして普及した。それらのペイントシステムを用いたCG作品や、Rambrers (1993)など自律生成される作品を制作する。日経コミュニケーション(日経BP社)表紙を6年間担当(1991-1996)。
1990年ごろからネットワークコラボレーション〈連画プロジェクト〉を中村理恵子と開始。海外で評価される。2002年にグラフ構造コラボレーション空間〈カンブリアンガーデン〉を開発してからは、その上で作動するポリフォニックな連画表現形式である〈カンブリアンゲーム〉を定期的に仕掛け、現在も継続している。
協創的絵画のための技術開発として、五島プラネタリウムをまるごとライブペイント空間とした〈マジック・ケプラー〉(1998)、P2Pペイントシステム Interwall (2000)、〈砂絵交信器〉(2000)などがある。2003年、絵を交配することによって無数の絵を生成する遺伝的絵画生成システム〈タブラピクシマ〉を開発。これを用い、中村理恵子と顔の絵を交配し、無数の顔の絵を生成する〈顔ポイエーシス〉(2003)を発表。
2008年から〈作動する創作システム〉をワークショップデザインとして考えはじめ(システムアート論)、〈触覚的自我〉〈可能人類学〉などをシリーズで展開。また Narigram (2014)など、ワークショップのためのシステム開発を行う。
http://renga.com/anzai/

○企画・ファシリテーター
安斎勇樹(東京大学大学院 情報学環 特任助教/NPO法人 Educe Technologies 理事)
1985年生まれ。東京都出身。私立武蔵高校、東京大学工学部卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程満期退学。博士(学際情報学)。商品開発、人材育成、組織開発などの産学連携プロジェクトに取り組みながら、創発的なコラボレーションを促進するワークショップの実践と評価の方法について研究している。主な著書に『ワークショップデザイン論-創ることで学ぶ』(共著・慶応義塾大学出版会)、『協創の場のデザイン-ワークショップで企業と地域が変わる』(藝術学舎)がある。

○日時
2015年11月22日(日曜日)13:00 - 17:00(12時45分開場)

○場所
東京大学 情報学環・福武ホール B2F 福武ラーニングスタジオ1-3
http://fukutake.iii.u-tokyo.ac.jp/access/index.html

○参加費
4000円
※ソフトドリンク・お菓子代など含む
※領収書はPeatixから発行可能です

○学生スタッフ募集
学生の方(社会人学生は除く)に限り,、数名のボランティアスタッフを募集しています。設営と撤収をお手伝いいただくかわりに、無料で聴講していただけます。ご希望の方はFacebook(YukiAnzai)などでメッセージでご連絡ください。

○定員
約30名程度(先着順)

○参加にあたってのご注意
・本イベントの様子は写真や映像で記録させて頂きます。写真記録はブログなどでイベントレポートとして掲載する場合があります。目的外使用は致しません。
・チケットを事前にご購入いただく必要がございます。お申し込み後の返金は出来ません。

○主催
NPO法人 Educe Technologies
Event Timeline
Sun Nov 22, 2015
1:00 PM - 5:00 PM JST
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Venue
東京大学 本郷キャンパス 情報学環・福武ホール
Tickets
参加チケット ¥4,000
Venue Address
東京都文京区本郷7-3-1 東京大学大学院 情報学環・福武ホール Japan
Organizer
安斎勇樹|ワークショップを科学する
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