年間約400本もの映画が公開される日本映画界。

しかし一方で、劇場未公開されない未発表作品が増え続けているという事実を、ご存知でしょうか？

そんな劇場未公開作品や、DVD化されていない作品、劇場でなかなか上映されない作品など、知られざるお宝映画を発掘して、一挙上映してしまおう！というのが、2011年から毎年開催されている“お蔵出し映画祭”です。

『スイートハート・チョコレート』

『Dressing UP』

当日は、“お蔵出し映画祭”のお話以外にも、映画界で活用されることも増えているクラウドファンディングについてや、これからの映画についてなど、広くお話を伺います。

モデレーターは、モール型クラウドファンディングサイト「GREENFUNDING by T-SITE」代表の沼田健彦が務めます。

▼トークショー概要▼

テーマ：

『増え続ける劇場未公開作品に光をあてる

〜“お蔵出し映画祭”とは〜』

日にち：2015年10月13日日(火)

時間：19:00〜20:30（開場18:30）

場所：二子玉川 蔦屋家電 2F ダイニングスペース

定員：35名

参加費：￥1,000（スターバックスのコーヒー付き）

▼タイムテーブル▼

18:30〜19:00　受付
（中央のエスカレーターで2Fに上がって頂き、左手後方のダイニングスペース）

19:00〜20:30　トークショー


▼登壇者プロフィール▼

◉佐倉寛二郎｜Kanjiro Sakura

1956年、山口県岩国市生まれ。株式会社クロスメディア代表取締役。日本大学芸術学部映画学科卒業後、独立プロダクションで映画、CF、TVドラマ等の製作現場を数多く経験。
『THE 有頂天ホテル』(2006) 『チーム・バチスタの栄光』(2008)、『真夏のオリオン』(2009)『セカンドバージン』(2011)等、数々の作品を手掛ける。
2001 年からはアメリカで開催されているショートフィルムの映画祭Damah Film Festival、2009年から始まったエンタテインメント小説の「ゴールデン・エレファント賞」、「ダマー映画祭inヒロシマ」の他、2011年から 始まった劇場未公開作品や隠された名作を一挙上映する「お蔵出し映画祭」の審査員を務めている。

◉篠原哲雄｜Tetsuo Shinohara

1962年、東京都生まれ。明治大学法学部卒業後、助監督として森田芳光や中原俊などに師事。監督作品『月とキャベツ』(1996)が初の劇場用長編作品となる。以降『洗濯機は俺にまかせろ』(1999)、『はつ恋』(2000)、『命』(2002)、『真夏のオリオン』(2009)などジャンルを問わず作品を手掛けている。昨年は、リン・チーリン、池内博之主演の『スイートハート・チョコレート』が、お蔵出し映画祭でグランプリを受賞。佐藤浩市、本田翼、尾野真千子らが出演する『起終点駅 ターミナル』は、今年の東京国際映画祭のクロージング作品となった。

◉安川有果｜Yuka Yasukawa

1986年、奈良県生まれ。

大阪美術専門学校で映像制作を学び、2010年短編映画『カノジョは大丈夫』（出演：前野朋哉）がオムニバス企画“桃まつりpresentsう そ”の一本として渋谷・ユーロスペースにてレイトショー上映される。この作品を参考作品に、2011年、大阪映像文化振興事業CO2（シネアスト・オーガ ニゼーション・大阪）に出した企画が通り、『Dressing UP』（出演：祷キララ／鈴木卓爾）を監督。昨年のお蔵出し映画祭で審査員特別賞を受賞。主演の祷キララは、CO2新人俳優賞を受賞した後、TAMA NEW WAVEではグランプリと最優秀女優賞を受賞。好評につき、10/3（土）〜10/16（金）までの 2週間、シアター・イメージフォーラム（渋谷）にて、再上映が決定した。

◉モデレーター：沼田健彦｜Takehiko Numata

日 本初モール型クラウドファンディングサイト『GREEN FUNDING by T-SITE』を手掛ける株式会社ワンモア代表取締役CEO。今年7月にCCCグループと業務資本提携を行なう。これまで、モントリオール世界映画祭最優 秀監督賞など数々の賞を受賞した「そこのみにて光輝く」を始め、「新宿スワン」「神様はバリにいる」「幻肢」「ハイキック・エンジェルス」など映画作品の クラウドファンディングをサポート。

開催は、三連休明け 10月13日(火)の夜です。

映画好きの方はもちろん、映画業界にいらっしゃる方にとっても、興味深いお話をお聞きいただけるイベントになると思いますので、ぜひお越しください！