Back to event page
0 design ×10 minsは、様々なテーマのデザインを短時間で創作していくデザインアクティビティです。
デザインは自分とはかけ離れた世界のものと思っていませんか？
クリエイティビティは一部の限られた世界の人のものと思っていませんか？
デザインは決して一部の才能ある人が創るものではなく、誰もが自分のアイデアをアウトプットすることができる手段、それがデザインなのです。
10 design ×10 minsでは、3時間で、10個のデザインタスクをリズミカルにこなしていきます。
例えば、
・100年後のビジネスパーソン向けのビジネススーツをデザインする
・ウサイン・ボルトが身につけるジュエリーをデザインする
・あなたの自叙伝のカバーをデザインする
・Timeという文字にメッセージを込めてタイポグラフィをデザインする
など。
何よりもこのアクティビティの面白いところは、感覚に基づいて創作するだけではなく、創作したものを参加者の前でプレゼンテーションすることで、なぜ自分はこのデザインをしたのかというところを深堀していき、デザインの本質的な意味を探っていくことを目的としています。
「デザイン」は、単にかっこいいもの、美しいものを創ることではありません。そして「デザインすること」に特別なスキルも必要ありません。表層的なデザインではなく、もう一歩深くデザインと向き合うことで、誰もがデザイナーになれ、オリジナルなデザインを生み出すことができるのです。
このデザインアクティビティは、日々デザインを仕事にしている人のためだけのものではありません。むしろ、普段デザインとは直接接点のない人を対象に企画しています。
実際に、私たちのバックグラウンドはデザインではありません。それぞれ日本の伝統的企業（総合商社と自動車メーカー）でキャリアをスタートさせました。ビジネスの世界では人の創造力への価値意識が低いことに問題意識を抱き、共にデザイン、アートの世界に飛び込みました。本来、ビジネスの世界で重要視されるべきクリエイティビティの価値を最大化するためには何が必要か、そんなことを議論していくうちに、このデザインアクティビティをまさに”デザイン”することを思いつきました。
10 design×10 minsは、当たり前の出来事や常識に対して疑問を持ち、クリティカルな視点で面白いものを生み出すための創造力を鍛えます。それはデザインはもちろん、デザイン以外の世界、例えばビジネスで新規事業を企画するとき、他社とどんなコラボレーションが可能か考えるとき、商品の新しいPR手段を考えるとき、まさにそんな時に活きるのです。過去の成功事例やケーススタディから学ぶことも必要ですが、本当の創造的なことは個人の創造力が源泉となっていると私たちは考えています。私たちは自身のクリエイティビティに対する自信ときっかけを作っていきたいと思っています。
そして、参加メンバーからのポジティブなフィードバックをもらうことで、自分で気づかない自分だけのオリジナルな視点、価値観を実感することもできます。
このアクティビティを通して、
「こんなに自分はクリティブな人間だったんだ！」
そうした気づきと自信を生むことが第一歩です。
《詳細》
日時:10月31日（土） 13時半～16時半 （13時開場）
場所:目黒区中目黒2-10-13 中目黒スクエア 9階 研修室
参加費:2000円（フリードリンク付！）
持ち物：筆記用具、色鉛筆・色ペン（自宅にあれば持参ください）
スケッチブックは当日配布します。
《Pancake Projectとは？》
デザインと非デザインの世界をフラットにすることをコンセプトに様々な活動を行うクリエイティブプロジェクト。
Hisae Mukuno-Co-Founder
早稲田大学卒業後、三井物産に入社し資源事業等様々な海外プロジェクトに従事。2年間のベトナム研修員を経験後退社。ロンドン芸術大学セントラルセントマーチンズ大学院でデザイン×ビジネス、シューデザイン等を学び、ニューヨーク、アムステルダム等のファッションスタートアップでインターンをした後、帰国。
Lisa Morita-Co-Founder
早稲田大学法学部卒業後、Hondaの研究所で、研究開発やデザインプロジェクトの知財契約を担当。技術開発には、アートやデザインがもっと必要だという直感から、働きながら現代アートの学校AITに通う。2013年からは、現代アートの美術館に勤務。身体とクリエイティビティをテーマに探究し、Performance Artistとしても活動中。
