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岸本佐知子×津村記久子「小さな声を聴く」

『あなたを選んでくれるもの』(新潮クレスト・ブックス)『とにかくうちに帰ります』(新潮文庫)刊行記念トークイベント
Description

 ミランダ・ジュライ著『あなたを選んでくれるもの』(岸本佐知子訳)は、フリーペーパーに「売ります」広告を出す人たちを訪ねたインタビュー集。そして津村記久子著『とにかくうちに帰ります』は、豪雨で帰宅困難になった人たちが長い長い橋を渡り、歩いてそれぞれの家に向かう過程を描いた物語です。

 2作とも、ふだん表舞台に立つことのない人たちに目を向け、日々の喜びや心配事をていねいにすくいとって、深い共感を持って描き出しています。そして、彼らの人生がふと交わったときに生じる、驚きや気づき、励まされたり慰められるような感覚に、読む人はいちばん心を動かされるのではないでしょうか。

 これらの作品に限らず、津村さんの著書や岸本さんの訳書には、あまり目立たない人、どうもうまく行かない人、弱い立場にいる人たちの「小さな声」で紡がれたすばらしい物語がたくさんあります。おふたりはどんな「声」に惹かれ、どんな物語を届けようとしているのか、じっくり語っていただきたいと思います。

 おふたりの対談は意外にも今回が初めて! 貴重な機会を、どうぞお見逃しなく。


*トーク終了後は、岸本さん、津村さんのサイン会を予定しています(会場でもお二人の著書を販売いたします)。時間の都合上、サインはお1人さま1冊までとさせていただきます。



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◆岸本佐知子(きしもと・さちこ)
1960年生まれ。翻訳家。訳書にリディア・デイヴィス『サミュエル・ジョンソンが怒って
いる』、ジュディ・バドニッツ『元気で大きいアメリカの赤ちゃん』、ニコルソン・ベイカー『中二階』、ジャネット・ウィンターソン『灯台守の話』、ショーン・タン『遠い町から来た話』など多数。編訳書に『変愛小説集』、『居心地の悪い部屋』、著書に『ねにもつタイプ』など。

◆津村記久子(つむら・きくこ)
1978年生まれ。2005年「マンイーター」で太宰治賞を受賞してデビュー(後に『君は永遠にそいつらより若い』に改題)。2008年『ミュージック・ブレス・ユー!!』で野間文芸新人賞、2009年「ポトスライムの舟」で芥川龍之介賞、2011年『ワーカーズ・ダイジェスト』で織田作之助賞、2013年に「給水塔と亀」で川端康成文学賞を受賞。他の著書に 『エヴリシング・フロウズ』、『二度寝とは、遠くにありて想うもの』(エッセイ集)、『ダメをみがく』(深澤真紀との対談集)など。

※購入されたチケットは理由の如何を問わず、取替・変更・キャンセルはできません。ご了承ください。
※開場は開演の30分前になります。


Event Timeline
Fri Oct 16, 2015
7:00 PM - 8:30 PM JST
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Venue
Tickets
自由席 ¥2,000

On sale until Oct 16, 2015, 4:00:00 PM

Venue Address
東京都新宿区矢来町67 Japan
Organizer
主催:新潮社 共催:ラカグ
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