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和文化マインドフルネス:8月のテーマ 性格タイプに応じたトレーニング法を認知神経科学ともに考える 

Description
◎狙い

 マインドフルネスは、うつや不安に効き目があるとの実証研究が広く知られるようになって以来、他の様々な精神疾患や発達障害にも改善効果があるなどこととの報告が増えてきた。また精神の疾患や障害以外にも、ストレスを減らし、集中力を高めるほか多様な心の課題に改善効果があることが知られることになってきた。

 しかし、そのためのトレーニングの方法は、呼吸や身体の感覚への注意を意識的に向けるものであり、流派によって多少の違いはあるものの、ほぼ同一である。人間の意識の課題を西予するには、意識を意識することは、まず大前提であり、その点で共通しているのは、当然ともいえる。
 
 一方で、精神の機能や作用は、意識出来るレベルにおいても個人差があり、うつや不安が強いことで悩まされている方もあれば、楽天的ではあるものの注意が転動しやすいことにより作業の進行に難儀を感じておられる方、また過度な不安はなく、作業の持続的な遂行にも困難を覚えることがなくとも、他者の意図を言外の意味を含めて読み取ることが苦手で対人関係で困難を覚える方もおられる。

  これらは、自覚できるレベルでの課題が異なっており、おそらく脳の前頭前葉のレベルでの機能としても違いがあると考えられるが、これまでのマインドフルネスのトレーニングの方法では、うつや不安に適したノウハウが主として紹介されてきた。うつや不安に強い障害を感じる方以外でも、不安やストレスを感じることがあるため、それらの方法も、効果を感じることはあるだろうが、主に感じている課題は、うつや不安とは異なるはずである。
 
 性格の傾向と精神の症状や障害はカテゴリーとしては別であるが、精神や認知の機能としては明確に線引きできるものではなく、実践上は一括して取られた方がいいだろう。
 
◎内容

 自分が日ごろ感じる症状や課題を、精神疾患や発達障害の分類をベースとして、便宜的に次の3タイプに分け、その程度の差はあれ、自分の抱える心理的な課題がそれに近いかを振り返り、その後、それぞれに応じた注意のトレーニングを切り分けて実践する機会を持つこととした。3つのタイプとは、すなわち

1. うつ・不安傾向
2. 注意欠陥・多動傾向
3. 自閉傾向

このように記載すると、疾患や障害を診断された方が対象と誤解されるが、心理学的に正統な性格のタイプ分けでも、精神医学的な概念を援用して分けるものが少なく、症状は連続的なものであることから、あくまで傾向と理解されたい。また、同じ人が複数の傾向を程度の差はあれ、抱えることもある。

 例えば、対人関係の課題やストレスは、人間生活を営む以上、どのタイプにおいても、直面するが、課題が発生する原因は、3つのタイプでことなるであろう。


◎和文化でのトレーニング法の検討と実践 
 
 講習会では、和文化の作法を中止に、その作法を遂行するにあたって、3つのタイプそれぞれに対応した、力点が異なるトレーニング法を提案する。それに先立ち、それぞれん関する精神医学の基礎や脳神経科学の知識も一部、紹介する。具体的には、以下の3つである。

1. 茶道のお点前

 これをマインドフルに点てる、自分が飲む、味わう、人に差し出す、飲んでもらう姿を見る、行為の中で、各自の習慣的な注意の使い方を自覚していただく。
その上で、日常の行動での注意の使い方の改善の方策を話し合い、次に、改善につながるための注意のトレーニングを茶道の点前のプロセスで試してみることを行う。

 本講習会は、原則、毎月、実施していくことを予定しているので、一か月後の変化を報告することを前提に、終了後、家庭や職場で実施を継続していただきたい。
講習会の終了後も、講師や参加者とのコンタクトは継続していくため、実践の上で違和感感じる場合は、随時、相談に応じながら、トレーニング法を修正していく。

2.歩行瞑想
 ただ、ゆっくりと歩く、だけではなく、先の3つのタイプに応じて、注意の置き方や向け方の力点が異なるトレーニング法を紹介し、それらを池が見渡せる会場の縁側で実践しながら、自分にフィットするノウハウを当日、見つける。

3.俳句
 元禄時代、俳聖の松尾芭蕉が、講習会の会場あたりに住まれていたということから、付近には、芭蕉記念館がある。マインドフルネスは、感じていることを感じること、また自らの考え方のクセを自覚する、といったメタ認知の訓練であるとも言えるが、そういう視点から考えれば、俳句を作ることは、格好のトレーニングになる。
加えて、俳句を作る過程では、自分が感じたことを他者が共感できるか内容かどうか、また潜在的に出来るとしても、どういう表現にすれば、読み手が共感出来るかを考えることは、他者の認知の認知、すなわち他者のメタ認知である。これまで、他者のメタ認知マインドフルネスのトレーニングでは前面に出したものはなかったが、実践上は、とても重要な課題であり、これが向上すると生活上の問題の多くが溶解するように解決されていく。マインドフルネスの精神作用の観点からも、自己のメタ認知がしっかり出来れば、その延長上に起こり得るものである。これまで課題があったであろうにもかかわらず、古典的な文献や特定の宗教的な指導者が提示する訓練法への依拠のためか、課題があったにもかかわらず、対応の方法が具体化されてこなかった。
 他者のメタ認知は、上記の茶道のお点前や歩行瞑想においても、特に3番目のタイプの方において、実践したいと考えており、最先端の研究開発をともに行いたい。

 なお、そのいずれも困難を感じていない方には、集中力を高めることや、希望している未来の実現性を高めるための注意の訓練方法をお伝えします。


◎交流会

 講習会の終了後は、近年、アートな街として注目を集めている清澄公園の周辺カフェでランチをとる予定。店選びは、参加者の要望により決定。そのため、参加申し込み者は、ご要望を併せて寄せていただきたい。
 
下記のような方は、是非ご参加ください。
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◆マインドフルネスで否定的な感情やストレスを制御したい
◆マインドフルネスを実践する上で、相談する人が居ない
◆家や集会でお茶を点て、参加者がマインドフルになれるノウハウを持ち帰りたい
◆室内での歩行瞑想の方法を知り、ノウハウを持ち帰りたい

■日時 
8月25日(火)9:00開場 9:30 開始 12時頃終了し、ランチ交流会へ
■場所 都立清澄庭園 涼亭

東京都江東区東京都江東区清澄3丁目3-9
(都営大江戸線・半蔵門線・清澄白河駅 徒歩5分)

○「涼亭」とは・・・明治42年に三菱財閥・岩崎家が、イギリスの国賓をもてなすために造った迎賓館で、現在は東京都の「歴史的建造物」。清澄庭園の大きな池のほとり、水に浮かぶように「涼亭」は建つ、数寄屋造りの伝統的な日本家屋。27畳の和室のどこに座っても美しい庭と池が眺められ、部屋の周囲には縁台が設けられていて、外に出ることも可。腰掛けみると目線が水面と同じ高さなので、より大きなスケールで風景を楽しめる。水の流れまで見えるので、屋形船にのっている気分で、日本庭園の美を堪能できる。

(参考にしたブログは「とりおんなの鳥のいる子育て生活」さんの「文化財レンタルしちゃいました♪ 清澄庭園「涼亭」」です。有難うございました。写真も多く、ぜひ見てください。
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■定員  15名


■参加費

 3,600円(茶道の半生菓子、・抹茶代、消費税込み) 事前支払制

※入園料 150円(65歳以上70円)は入園時にお支払ください。
(年間パスポートは 大人600円で1年間、何度でも入れます。気に入られたら、この機会に)

カップル・家族割(同伴者は半額)
行政から、福祉関係の何らかの手帳を交付されている方 半額

意思表明は FBの「参加」を押していただき、お支払は、下記のpeatixのサイトから、申し込みとお支払をしていただき、正式な参加申し込みの完了となります。




■持ち物 
 特になし

■雨天の場合
 2部は、小雨の場合は、傘を差して園内の野外を使いますが、大雨の場合は、「涼亭」内で、軟酥(なんそ)の法(白隠禅師が、禅病にかかった際に切り抜けた瞑想法)を合同で実施します。

▼▼▼ 参加することで期待できること ▼▼▼
◎認知神経科学との関連が理解できる
◎日本の伝統とマインドフルネスとの接点を紐解いていく手がかりがわかる
◎日常にかえって、生活の中で実践できる
責任者 大賀(おおが)

緊急連絡先 070-6995-0709

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 講師 & ファシリテーター
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大賀英史(おおがひでふみ)


東京メディカルマインドフルネスセンター 代表

日本マインドフルライフ協会 常任理事

日本行動医学会 教育研修委員

 ほか

 1963年生まれ。高校生の時に関心をもった認知心理学と脳科学を教育学とともに学び、その後、保健医療分野で応用する研究や研修に従事。



 東京大学大学院医学系研究科博士課程、長野県看護大学、国立健康・栄養研究所を経て現職。博士(医学)
専門は、行動医学


 厚生労働省の研究班の主任研究者として、住民が取り組みやすい健康増進の場づくりとコンテンツを開発、検討する中で、禅をベースとし、認知科学、脳科学の観点から強化した食べ方を考案。短期間に減量に成功する。

平成19年から4,5年間、地域の健康づくりサークルを主宰し、地域住民とともに、マインドフルネスの考え方を日本文化の伝統に応用した様々な方法として、今回の「ペットボトル聴き茶」を始め、ラジオ体操ゆっくり版、松花堂弁当の美学ほか、様々な集まりで楽しみながら心身および組織の健康を高める方法を開発し、検証してきた。

 日本行動医学会から研究助成を受け、マインドフルネスを健康増進に活かす理論と方法に関する研究グループを主導し、研究を深める。

 特定保健指導のノウハウとして、全国の管理栄養士、保健師の研修や、地域住民向けのメタボリック症候群の予防法として指導する。

 静岡県小山町の食育基本計画策定委員長として、「心こめ、つくり味わう食と人」という標語の計画をまとめ、マインドフルネスとソーシャルキャピタルは、町が健康づくりの基本施策のキーコンセプトとして採用された。

 身体面で健康な方たちを対象としたセミナーでは、マインドフル食事法により、食事を美味しく、心も満足して食べる習慣ができ、生活全般が味わい深くなったとの感想を幅広く得る

 2010プラムビレッジのリトリートに参加し、ティック・ナット・ハン老師と、ハーバード公衆衛生大学院のリリアン・チェン博士の共著Savor: Mindful eating, Mindful Lifeを翻訳する(邦題 『味わう生き方』) 

 現在、対人関係のマインドフルネスを脳科学(ミラーニューロン等)の観点から分析した、Daniel Sigel博士の著 ”The mindful Brain”の翻訳の刊行を準備中
Event Timeline
Tue Aug 25, 2015
9:00 AM - 12:00 PM JST
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Venue
都立清澄庭園 涼亭
Tickets
講習会参加費(抹茶、生菓子等、税金を含む) ¥3,600
Venue Address
東京都江東区東京都江東区清澄3丁目3-9 Japan
Directions
都営大江戸線・半蔵門線・清澄白河駅 徒歩5分
Organizer
東京メディカルマインドフルネスセンター
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