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お腹の底から愉快になれる!

狂言界“初”の試みである、体験・共有型の狂言ワークショップ


能楽師狂言方や参加者と一緒に、時代を超えた笑いを共有しちゃいましょう!

狂言や伝統芸能が初めての方でも、十分に楽しんで頂けます。演目「柿山伏」「昆布売」の観賞とレクチャー、プチ体験、感想を共有するグループワークを含みます。

お子様(小学生高学年以上)も歓迎です。親子で一緒にご参加ください。


○講師プロフィール

大藏教義 (おおくらのりよし)

大蔵流吉次郎狂言会同人。公益社団法人能楽協東京支部会員。

2世大藏吉次郎の長男。祖父の第24世宗家故大藏彌右衛門及び、父に師事。

4才で初舞台。今日までに狂言における大曲・秘曲「末広かり」「千歳」「那須」「三番三」「釣狐」を披く。

文化庁主催「文化芸術による子供の育成事業」や自身が主催する「狂言LABO」を通じて、各地の小中学校で狂言を演じ、普及活動に努めている。


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タイムテーブル

13:30 開場

第一部 134515:10

・ ご挨拶

演目「柿山伏」 

プチ体験ワークショップ 

    ~狂言の所作(ふるまい)をやってみましょう!簡単な体験ワークです。

レクチャー「狂言とは」 

    ~狂言の歴史をレクチャー形式で教えてもらいます。

 ~~~休憩(15分)~~~

第二部 1525~17:15

演目「昆布売」

グループワーク

    ~これまでの体験をふりかえり、考えたり、話し合ったりするワークです。

     質問に答える形で狂言への理解を深めます。

     能楽師狂言方やお弟子さんたちがお手伝いします。

質疑応答

まとめ、記念撮影

※時間は多少前後する可能性がございます。

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演目あらすじ

「柿山伏」

山伏が柿を盗み食いしていると、見回りにきた畑主に見つけられ、挙句の果てに動物の鳴き真似をさせられてしまいます。怒った山伏は法力で畑主に仕返しをしますが…。

「昆布売」

太刀を持って出かけた大名は、道中で昆布売りと出会います。大名は理不尽にも昆布売りに太刀を持たせお供をさせますが、太刀を持った昆布売りの反撃にあってしまいます。


狂言と大蔵流

狂言は約650年の歴史を誇る、日本最古のお笑い芸能、エンターテインメント。

描かれているのは人としての優しさ、大らかさ。笑って幸せ。難しいことはひとつもありません。

大蔵流の起源は14世紀、室町時代。織田信長に仕え、豊臣秀吉に愛され、徳川家康により江戸に招かれて、徳川幕府直属の狂言方となりました。狂言の中でも最古の流派です。


狂言LABOと開催のいきさつ

狂言LABOでは狂言を解体し、楽しく読み解いてきました。

回毎に「リズムと謡い」「面」「キャラと装束」などのテーマを設け、レクチャー付き狂言上演イベントを各地で開催しています。

参加されたみなさまと交流するうちに、もっと体験したいとのご意見を頂くようになり、このたびワークショップを開催することになりました。

今回のワークショップでは古(いにしえ)から現代に通じる日本人の姿をクローズアップ。鑑賞・レクチャー、そして狂言のふるまいを体験。双方向のコミュニケーションで、狂言をもっともっと楽しくします。

■狂言LABO参加者の感想

”狂言Labo、面白かったです!何か刺激的でもありました。明日からの自分の仕事にも取り入れたい、ヒントにしたい、負けてられない!?と思うようなエッセンスのつまった時間でした。”

”狂言は現代でいう漫才、ショートコントという説明もあったけど、比較にならないほど上品で純粋で愛があると思う。”

”敷居が高い感じがしているが、そうではないことがわかった!奥が深い”

”伝統芸能なのにこんな身近に体験できるなんて・・・”

”意味もわからないのかなって思ってたけど違った!ストーリーもオチもわかったよ。”


お問い合わせ

狂言LABOチーム

labo@kichijirou-kyougenkai.jp

050-5585-7002


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狂言に興味がわいたら!?10/11(日)にも狂言LABOを予定しています!

渋谷駅すぐのセルリアンタワー能楽堂にて。能舞台の清々しさもまた良いものです。

こちらへもぜひ、足をお運びください。

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