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朝活:「7つの習慣」とマインドフルネスを比較しながら学ぶ

毎週月曜日の朝、秋葉原で二つを重ねて深く理解し、実行し、成果を出そう
Description

「7つの習慣」とマインドフルネスを比較してみると、いくつか接点があります。

 これらの2つの本を比較しながら、マインドフルネスの愛好者には、「今ここ」や瞑想だけではなく、社会生活を送る上で必須である、目標の設定や計画的な実施、社会的な人間関係や環境への働きかけといった、これまでどちらかというと、僧院の生活をもとにした教えでは、強調されてこなかった面を、マインドフルネスの考え方から逸脱しない範囲でとらえ直し、世俗の中で人格やマインドを磨いていく道筋を具体化したいと思います。

 これまで私がマインドフルネスの考え方に脳神経科学の原理と融合させて開発してきた様々な目標の達成方法のメソッドについて、これまでは、マインドフルネスをタイトルに掲げた研修や講習会では、「目的の達成」ということになると、ちょっと毛色が違うかも、と表だって紹介してこなかったものがいくつもある。

 しかし、「7つの習慣」の愛読者には、この際、これらを蔵出しし、コビー博士の原理になぞらえつつ伝えて、生活上で実践して、果たして効果が出るか試していただきたい。

そこで、秋葉原の駅から数分のとろで、一週間の仕事が始まる月曜の朝、朝食をとりながら、これらの学びの機会を用意をしました。

 読書会ではありません。どちからの本は、すでに読み、実践をされている方を対象とします。

 主催者が、より継続的かつ効果的に実践するための方法をお伝えするとともに、実践をするうえで障壁となったことなどの相談をお受けします。

 味わう食べ方(マインドフル食事法)もせめて10分間ぐらいは実施してみようと思います。

定員 5人

毎週月曜 7時から8時

毎回、レジュメ資料を用意し、解説します。

解説者  大賀英史 (末尾の「講師」の情報をお読みください)

場所 1回目はハニトーで行いますが、よりいいところがあれば、時々、変えましょう。

参加費 500円(資料代) + 各自の飲食代
 
申し込み方法
 
 このpeatixの事前支払のシステムで事前支払を済ませていただいた後、FBをされている方は、そのサイトで「参加」のポチをクリックするとともに、て、申込みの完了とします。

https://www.facebook.com/events/127328604270176/

(本当は、現地でその場で、でいいのですが、そうすると、早起きが出来ずに、「まあ、いいか」と当日の朝になって、怠けてしまうので、その予防のためにも、事前支払としました)。

 日曜の夜は、できれば、どちらかの本に少し目を通してから、早く床に就くようにしてください。



以下、詳しく比較した例です。お時間があるときに、お読みください。



マインドフルネスを西欧社会に広められたティックナットハン老師の本の中で、たまたま自分が訳す機会を得たSavor(邦訳『味わう生き方』)の1章「減量の苦しみに終わりを告げよう」の表1に「減量により体も心も健康になるミッションステートメント」がある。例として、達成したい状態やその日付、そのために行う具体的な行動まで書かれている。これはもう「7つの習慣」の第二章の「目的を持って始める」の「ミッション・ステートメントを作成する」そのものである。

http://www.franklinplanner.co.jp/learning/selfstudy/ss-15.html

8章「この素晴らしいマインドフルな世界」 の図8「健康的なライフスタイルの波紋」は、「身近な人間関係」と「物理的な環境」「社会」の3つのドーナツがあり、矢印が「自分が周囲に与える影響」が外側へ、「周囲が自分に与える影響」が内側へ書かれている。これは、「第一の習慣:主体性を発揮する」の「影響の輪を広げる」と発想がおなじである。http://www.franklinplanner.co.jp/learning/selfstudy/ss-12.html

これは、Savorという本が、ダイエットで苦しんできた人のために、ティックナットハン老師の弟子となったリリアンチェンというハーバード公衆衛生大学院の栄養指導の専門家との共著だから、という面が大きいのだろう。老師に師事されたが1997年ごろとあるので、7つの習慣はすでに全米で知れ渡っており、チェン博士もそれを一度は読んだことがあるだろうし、直接、影響を受けるかどうかとは別に、生活習慣の行動変容のための手法として、デファクトスタンダードになっていた可能性も高い。


マインドフルネスは、今ここだけを意識する、ということから、効果を意識しない、目的を持たない、ということが強調される。それは確かに大事なのだが、狭義のマインドフルネスは、八正道の中の一つである「正念」であって、仏教としては、それ以外にも大事なことがある。Savorの1章は、四聖諦の教え、すなわち「苦集滅道」に沿って、肥満の予防や解消の方策が、実に合理的に説明されている。苦集滅道は、問題の定義、その原因の分析、対策の明確化、そしてその実行のことであり、現代風で言えばPDCAサイクルを回すことである。そうであれば、苦しみから解放されるための仏教思想の実践のために、ミッションステートメントという概念ツールが使われていても、論理的に、何ら違和感はない。


このように、狭義のマインドフルネスにとらわれず、その背後にある思想の全体から捉えれば、マインドフルネス自体がもつ可能性を、より広く捉えることも出来る。Savorの3章や4章は、心の話であり、仏教的にいえば、唯識論を、食欲などと絡めてわかりやすく解説されている。これらの内容は、老師のAnger(邦訳『怒り』)の内容と基本的には同じである。Savorは、珍しく老師の単著ではないが、1章や8章は共著者が書いたから老師の考えではない、というわけではなく、第一著者が老師である以上、全ての章に責任をもって目を通されているはずである。むしろ、ご自身の考えが、心身の健康や健全な社会の創造のために理論面でも発展してゆくことを期待しつつ、見守られているのだろう。単に理論面だけではなく、肥満予防のための食事や運動といった具体的な生活習慣を変えるための原理に加え、ちょっとしたアイデアも満載である。これらはどちらかというと原理が主である「7つの習慣」を生活の中で週間化するためのヒントにもなるだろう。

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 講師 
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大賀英史(おおがひでふみ)


東京メディカルマインドフルネスセンター 代表

日本マインドフルライフ協会 常任理事

日本行動医学会 教育研修委員

 ほか

 1963年生まれ。高校生の時に関心をもった認知心理学と脳科学を教育学とともに学び、その後、保健医療分野で応用する研究や研修に従事。



 東京大学大学院医学系研究科博士課程、長野県看護大学、国立健康・栄養研究所を経て現職。博士(医学)
専門は、行動医学


 厚生労働省の研究班の主任研究者として、住民が取り組みやすい健康増進の場づくりとコンテンツを開発、検討する中で、禅をベースとし、認知科学、脳科学の観点から強化した食べ方を考案。短期間に減量に成功する。

平成19年から4,5年間、地域の健康づくりサークルを主宰し、地域住民とともに、マインドフルネスの考え方を日本文化の伝統に応用した様々な方法として、今回の「ペットボトル聴き茶」を始め、ラジオ体操ゆっくり版、松花堂弁当の美学ほか、様々な集まりで楽しみながら心身および組織の健康を高める方法を開発し、検証してきた。

 日本行動医学会から研究助成を受け、マインドフルネスを健康増進に活かす理論と方法に関する研究グループを主導し、研究を深める。

 特定保健指導のノウハウとして、全国の管理栄養士、保健師の研修や、地域住民向けのメタボリック症候群の予防法として指導する。

 静岡県小山町の食育基本計画策定委員長として、「心こめ、つくり味わう食と人」という標語の計画をまとめ、マインドフルネスとソーシャルキャピタルは、町が健康づくりの基本施策のキーコンセプトとして採用された。

 身体面で健康な方たちを対象としたセミナーでは、マインドフル食事法により、食事を美味しく、心も満足して食べる習慣ができ、生活全般が味わい深くなったとの感想を幅広く得る

 2010プラムビレッジのリトリートに参加し、ティック・ナット・ハン老師と、ハーバード公衆衛生大学院のリリアン・チェン博士の共著Savor: Mindful eating, Mindful Lifeを翻訳する(邦題 『味わう生き方』) 

 現在、対人関係のマインドフルネスを脳科学(ミラーニューロン等)の観点から分析した、Daniel Sigel博士の著 ”The mindful Brain”の翻訳の刊行を準備中



Event Timeline
Mon Jul 27, 2015
7:00 AM - 8:00 AM JST
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Venue
Tickets
参加費(レジュメ代等) ¥500
Venue Address
東京都千代田区外神田1-1-10 Japan
Organizer
東京メディカルマインドフルネスセンター
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