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追加席チケットでのご入場は、テーブルがない席へのご案内、または立ち見でのご案内になります。あらかじめご了承ください。

追加席チケットでのご入場は、テーブルがない席へのご案内、または立ち見でのご案内になります。あらかじめご了承ください。

※第3回のチケットは第2回の会場で先行販売いたします。


講義概要

2011年に出版し大きな反響を呼んだ『一般意志2.0』。しかし(著者から見ると)内容は十分に理解されているとは言いがたく、さまざまな誤解を呼んでいる。また単著にまとめるにあたり、割愛したアイデアも多い。

たとえば、なぜフロイトの精神分析が副題になるほど重要視されているのか、著書の内部ではほとんど説明されていない。ルソーの恋愛観や告白観と社会契約論の関係も記されていない。読みやすさを重視したためだが、しかし本当は、そのような「枝葉末節」こそが、『一般意志2.0』のアイデアの本質を支えていたのである。

というわけで、この講義では、そのような瑕疵を補いつつ、著者の考える人間観、社会観をあらためて整理するとともに、その実践的な含意についても議論したいと思う。受講にあたっては格段の哲学的知識は必要としないが、抽象的思考に取り組もうとする意欲は求める。

『存在論的、郵便的』は思想の本、『動物化するポストモダン』はオタクの本、『一般意志2.0』は政治の本、と分けて考えることはできない、というのがこの講義で示したいことである。

講師プロフィール

東浩紀

1971年生まれ。東京都出身。哲学者・作家。専門は現代思想、表象文化論、情報社会論。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。早稲田大学文学学術院教授。株式会社ゲンロン代表、同社発行『思想地図β』編集長。著書に『存在論的、郵便的』(新潮社、第21回サントリー学芸賞)、『動物化するポストモダン』(講談社現代新書)、『クォンタム・ファミリーズ』(新潮社、第23回三島由紀夫賞)、『一般意志2.0』(講談社)など多数。


【ゲンロンスクールとは】

ゲンロン代表・東浩紀プロデュースによる3ヶ月連続の講義形式のイベントです。第一期ゲンロンスクール(2~4月期)は8講座開催を予定しております。

本講座は以降、第1水曜日開催予定です(第3回は4月3日)。

※変更される場合がございます。最新情報は公式サイト内のカレンダーからご確認ください

・コンビニ/ATMでのお支払いは 【 原則返金を受け付けられません。 ご注意ください。

・当日、ゲンロン友の会会員証または学生書提示で500円キャッシュバックいたします(併用不可、学生証は国立公立学校または学校法人が発行したもの)。

・チケット料金に含まれるのは当講座1回分の受講料です(通し券ではありません)。

・チケット料金は税込価格です。

・開場は開演1時間前の18時となります。